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レポートナンバー 0000007416

2013年版 遺伝子解析支援ビジネスの現状と将来展望

株式会社シード・プランニング

― シーケンサー/DNAチップ/PCR/受託解析サービスの市場動向 ―

発刊日 2013/05/31

言語日本語

体裁A4/362ページ

ライセンス/価格362ページ

0000007416

A4版 154,000 円(税込)

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※書籍版・PDF版同時購入の場合 187,000円(税抜価格 170,000円)

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ポイント

シーケンサー/DNAチップ/PCR/受託解析サービスに参入する企業の事業動向を調査!
2013年から2018年までの遺伝子解析支援ビジネスの国内市場を展望!
遺伝子解析に関連する省庁の予算・プロジェクトを整理して掲載!

レポート概要

従来のサンガー法を利用したシーケンサーにかわり、新たな解析原理に基づいた次世代シーケンサーの登場によって、網羅的遺伝子解析が飛躍的短時間かつ低コストで行うことが可能とりました。次世代シーケンサーはスループット、解析精度面において日進月歩で性能向上しており、生命医学研究分野のみならず、創薬・食品・環境等の産業分野に大きなインパクトを与えています。
現在、米国を中心とする開発企業各社では、次世代シーケンサーの臨床利用に向けた事業展開を加速させており、その動向に注目が集まっています。

DNAチップは、発現プロファイリングや疾患関連SNP解析を中心に利用されていますが、近年はmiRNAに代表されるnon-codingRNA解析用の製品も利用を伸ばしています。臨床検査用DNAチップに関しては、国内で2製品が上市されましたが、本格的な普及には至っていません。

PCRは遺伝子増幅に必須の装置であり、基本特許の期限が切れているため装置価格は数十万円と安価になりました。一方、リアルタイムPCRは迅速・正確な発現定量解析が行えるために、基礎研究や臨床検査・食品検査などでPCRからの切り替えが進んでいます。最近では新たに、低発現のmRNAを定量解析できるデジタルPCRも登場しています。

遺伝子受託解析企業は、国内で40社以上が参入しており、市場自体は過当競争にあります。海外の受託解析企業による日本進出も影響し、各社の受託価格は低下していますが、次世代シーケンサーやリアルタイムPCRを中心に受託数は伸びつつあります。

本書は、次世代シーケンサー、DNAチップ、PCR/リアルタイムPCRの装置開発企業、受託解析サービス提供企業を調査対象として、2011年の旧版以降の事業動向および国内市場を展望するとともに、省庁が主導する遺伝子解析関連の研究支援予算・プロジェクトについて整理することを目的としています。

レポート詳細

プレスリリース

本レポートはプレスリリースにも掲載されました。
詳細は以下のページをご覧下さい。

http://www.seedplanning.co.jp/press/2013/2013061301.html

調査対象

◆シーケンサー開発製造企業
Beckman Coulter/Complete Genomics/GnuBIO/IBM/Illumina/Intel/
Intelligent Bio-Systems/LaserGen/Life Technologies/Lightspeed Genomics/NABsys/
NobleGen Biosciences/Oxford Nanopore/Pacicic Biosciences/Qiagen/Quantum Biosystems/
Roche

◆DNAチップ開発製造企業
Affymetrix/Agilent Technologies/Illumina/東レ/三菱レイヨン

◆PCR/リアルタイムPCR開発製造企業
Agilent Technologies/Bio Rad Laboratories/Life Technologies/Qiagen/
Roche/タカラバイオ

◆受託解析企業
BGIジャパン/DNAチップ研究所/G&Gサイエンス/オペロンバイオテクノロジー/キコーテック/
倉敷紡績/コスモバイオ/ジェネティックラボ/ジナリス/積水メディカル/セルイノベーター/タカラバイオ/
ダナフォーム/東北化学薬品/東洋紡バイオロジックス/日鉄住金環境/バイオマトリックス研究所/
ハプロファーマ/ビーエムエル/ファルコバイオシステムズ/フィルジェン/北海道システム・サイエンス/
マクロジェンジャパン/三菱化学メディエンス/理研ジェネシス

調査方法

オープンデータ、文献収集
訪問ヒアリングによる調査

目次

はじめに
調査概要
総括

第1章 シーケンサーの概況
  1-1 キャピラリーシーケンサー
    1)キャピラリーシーケンサーの現状
    2)参入企業
    3)産業用途
    4)開発企業の動向
  1-2 次世代シーケンサー
    1-2-1次世代シーケンサーを取り巻く現状
     1)次世代シーケンサー開発の経緯
     2)高速化、低コスト化
     3)次世代シーケンサーの世代分類
     4)アプリケーション
     5)上市されている次世代シーケンサー
     6)次世代シーケンサーの性能比較
     7)大型シーケンサーとパーソナルシーケンサーの方向性
     8)DNAチップとの技術競合
    1-2-2 次世代シーケンサー参入企業の動向
     1)参入企業
     2)各企業の動向
      ①Complete Genomics ②Illumina ③Intelligent Bio-Systems
      ④Life Technologies ⑤Pacicic Biosciences ⑥Roche
      ⑦GnuBIO ⑧IBM ⑨Intel ⑩LaserGen
      ⑪Lightspeed Genomics ⑫NABsys ⑬NobleGen Biosciences
      ⑭Oxford Nanopore ⑮クオンタムバイオシステムズ
     3)日本での開発現状
    1-2-3 次世代シーケンサーの臨床利用に向けた展開
      ①パーソナルシーケンサーの臨床利用に向けた展開 ②パネル検査試薬
      ③MiSeqのFDAへの医療機器承認 ④Rocheの動向
    1-2-4 次世代シーケンサーの今後の利用展望
  1-3 その他の遺伝子解析装置の開発動向
  1-4 シーケンサーの国内市場
     1) キャピラリーシーケンサーの国内市場
     2) 次世代シーケンサーの国内市場
  1-5 企業別動向
     1)Beckman Coulter 2)Complete Genomics 3)GnuBIO 4)IBM 5)Illumina 
     6)Intel 7)Intelligent Bio-Systems 8)LaserGen 9)Life Technologies 
     10)Lightspeed Genomics 11)NABsys 12)NobleGen Biosciences
     13)Oxford Nanopore 14)Pacicic Biosciences 15)Qiagen
     16)Quantum Biosystems Inc 17)Roche

第2章 DNAチップの概況
  2-1 DNAチップを取り巻く現状
     1)DNAチップとは
     2)参入企業
     3)国内のDNAチップの現状
  2-2 DNAチップの利点、課題
     1)DNAチップと次世代シーケンサーの比較
      ①解析コスト・手間 ②DNAチップのコンテンツ開発 ③バリデーションツール
  2-3 診断利用の方向性
     1)国内の臨床診断用チップ開発の現状
      ①遺伝子検査の需要性 ②信頼性、再現性の課題 ③遺伝子特許の制約 
      ④コンテンツ開発の課題 ⑤臨床的有用性の実証 ⑥診療報酬制度上の課題 
      ⑦競合プラットフォームとの比較
     2)米国の現状
  2-4 DNAチップ開発企業の動向
     1)Affymetrix 2) Agilent Technologies 3)Illumina 4)Roche
     5)東芝 6)東レ 7)三菱レイヨン
  2-5 DNAチップの国内市場
     1)2018年までの市場予測
     2)市場背景
  2-6 企業別動向
     1)Affymetrix 2)Agilent Technologies 3)Illumina 4)東レ 5)三菱レイヨン
第3章 PCR/リアルタイムPCRの概況
  3-1 PCR/リアルタイムPCRを取り巻く現状
     1)PCR
     2)リアルタイムPCR
     3)参入企業
     4)製品開発の動向
      ①PCR/リアルタイムPCR ②デジタルPCR
  3-2 PCR/リアルタイムPCRの国内市場
     1)PCRの市場推計
     2)リアルタイムPCRの市場推計
     3)デジタルPCR市場
  3-3 企業別動向
     1)Agilent Technologies 2)Bio Rad Laboratories 3)Life Technologies
     4)Qiagen 5)Roche 6)タカラバイオ

第4章 遺伝子受託解析サービスの概況
  4-1 遺伝子受託解析サービスの現状
     1)遺伝子受託解析の国内市場
     2)市場背景
     3)2018年市場の予測
     4)遺伝子受託解析市場における課題
  4-2 受託企業別の動向
     1)各受託企業の対応プラットフォームと注力度
     2)各受託企業の解析メニュー
     3)受託解析項目
     4)受託解析企業の事業動向
     5)受託解析企業の提携状況
      BGIジャパン/DNAチップ研究所/ G&Gサイエンス/オペロンバイオテクノロジー/キコーテック/
      倉敷紡績/コスモバイオ/ジェネティックラボ/ジナリス/積水メディカル/セルイノベーター/
      タカラバイオ/ダナフォーム/東北化学薬品/東洋紡バイオロジックス/日鉄住金環境/
      バイオマトリックス研究所/ハプロファーマ/ビーエムエル/ファルコバイオシステムズ/
      フィルジェン/北海道システム・サイエンス/マクロジェンジャパン/三菱化学メディエンス/
      理研ジェネシス

第5章 各省庁の遺伝子解析関連プロジェクト
  5-1 国家プロジェクトと遺伝子解析技術
  5-2 文部科学省のプロジェクト
    1)科研費補助金
    2)文科省の研究支援プロジェクト
    3)科学技術振興機構(JST)のプロジェクト
    4)日本学術振興会のプロジェクト
  5-3 厚生労働省のプロジェクト
  5-4 経済産業省のプロジェクト
  5-5 農林水産省のプロジェクト
  5-6 環境省のプロジェクト

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