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レポートナンバー 0000006512

微粒子安定化エマルションおよびそのフォーム

株式会社情報機構

〜生成メカニズム、物理・化学的特性と応用〜

発刊日 2012/07/27

言語日本語

体裁B5/227ページ

ライセンス/価格227ページ

0000006512

B5版 51,700 円(税込)

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レポート概要

【本書のポイント】

■ピッカリングエマルションの生成原理・安定化・形成挙動などを解説!
■ピッカリングエマルションを利用した機能性材料の創出とは・・・化粧品、製薬、食品など
■生成原理・形成挙動・化学的特性とは?
■微粒子安定化泡の評価方法・・泡の作製法、特徴構造評価など。
■微粒子安定化泡を用いた機能性材料創出とは・・・生体材料、電子材料など
■ピッカリングエマルションの調整プロセスと安定性とは?
■微粒子安定化エマルションおよびそのフォーム(泡)に関する特許一覧!

レポート詳細

監修

山形大学大学院   野々村 美宗 先生

執筆者一覧

首都大学東京 好村 滋行 先生
(株)レキシー 廣瀬 雄一 博士
甲南大学 村上 良 先生
大阪工業大学 藤井 秀司 先生
山形大学大学院 野々村 美宗 先生

目次

■ 第1章 ■ 微粒子安定化エマルションの生成原理
 1. 相分離と界面張力
  1.1 相分離の格子モデル
  1.2 濃度プロファイルと界面張力
 2. 球状粒子の界面吸着
 3. 球状粒子の吸着平衡
 4. 微粒子安定化エマルションにおける液滴のサイズ
 5. 液体ドメインの粗大化のダイナミクス
 6. バイジェル

■ 第2章 ■ 微粒子安定化エマルションの形成挙動
 1. 微粒子安定化エマルションの歴史
 2. 界面に吸着した粒子
  2.1 吸着エネルギー
  2.2 界面に吸着した粒子の実験的評価
    O/W型エマルションとW/O型エマルション
    O/O型エマルション/多相エマルション/共連続相/泡・液滴
    微粒子の表面物性/油相の種類/粒子形状の影響/板状粒子
    針状粒子/ヤヌス粒子/多孔性粒子

■ 第3章 ■ 微粒子安定化泡
 1. 工業分野における微粒子安定化泡と歴史的背景
  1.1 浮遊選鉱(浮選)
  1.2 発泡金属
  1.3 原油精製の際、生成する泡
 2. 気液界面に吸着した粒子とその評価法
  2.1 微粒子の気液界面における接触角と吸着エネルギー/接触角/吸着
  2.2 微粒子の気液界面における接触角測定法
 3. 微粒子によって安定化された泡
  3.1 微粒子で安定化された泡(気泡)の作製方法
  3.2 微粒子で安定化された泡(気泡)の特徴
    合一・不均一化に対する高い安定性
    乾燥に対する安定性/非球状形態
  3.3 微粒子で安定化された泡の評価法/気泡の構造評価/起泡性、泡の安定性評価
  3.4 泡の作製条件が泡の安定性に与える影響/粒子表面の化学組成
    粒子濃度/粒子サイズ/粒子の形状/分散媒組成/気相-液相体積比
  3.5 非水系微粒子安定化泡
 4. 微粒子安定化泡を用いた機能性材料創出
  4.1 着色泡
  4.2 刺激応答性泡
     pH応答性微粒子安定化泡/温度応答性微粒子安定化泡
  4.3 カプセル材料
  4.4 コロイドソーム
  4.5 アンチバブル
  4.6 多孔質材料
  4.7 色材料

■ 第4章 ■ ドライリキッド/リキッドマーブルの形成挙動
 1. 微粒子の濡れ性と微粒子で安定化された分散系のタイプの関係
 2. リキッドマーブル
  2.1 リキッドマーブルの作製/リキッドマーブルを安定化する微粒子/作製方法
  2.2 リキッドマーブルの特性/形状/安定性/非付着性と運動挙動/表面張力/液体の蒸発
  2.3 親液的な微粒子によるリキッドマーブルの安定化/巨視的に平坦な基板上での液体の濡れ性
    微粒子集合体形成に伴う撥液性とリキッドマーブルの安定化
  2.4 リキッドマーブルの応用/液体および微粒子の輸送/刺激応答性リキッドマーブル/センサーとしての利用
 3. ドライリキッド
  3.1 微粒子のと液体の組み合わせ
  3.2 ドライリキッドの作製方法
  3.3 ドライリキッドの形成メカニズム
  3.4 ライリキッドの構造
  3.5 空気-液体分散系における転相現象/トランジッショナル転相/カタストロフィック転相
  3.6 Pickeringエマルションとの類似性/ドライリキッドを用いたエマルションの作製/マルチプルドライ液体
  3.7 ドライリキッドの応用例/気体の貯蔵・放出、無撹拌触媒反応

■ 第5章 ■ 微粒子安定化エマルションの調製プロセスと安定性
 1. エマルション調製プロセスにおける界面活性剤・微粒子の働き
 2. エマルションの機械的調製法
 3. エマルションの界面化学的調製法
 4. エマルションの調製方法の影響

■ 第6章 ■ 微粒子によって安定化されたエマルションの化粧品・医薬品・食品への応用
 1. ローション・クリーム・ファンデーションへの応用
 2. 含水パウダー化粧料への応用
 3. プレスト型粉体化粧料への応用
 4. 食品への応用

■ 第7章 ■ 微粒子安定化エマルションを利用した機能性材料の創出
 1. 機能性ピッカリングエマルション
  1.1 機能性微粒子で安定化されたピッカリングエマルション/刺激応答性ピッカリングエマルション
     着色微粒子/ヤヌス粒子/バイオナノ粒子/天然由来粒子
  1.2 環境適応型ピッカリングエマルション
 2. 微粒子安定化エマルションを用いた機能性材料創出
  2.1 界面に吸着した粒子に注目した材料創出
  2.2 エマルションドロップレットに注目した材料創出/カプセル/複合粒子/ドライオイル
  2.3 エマルションドロップレットの集合化による材料創出/多孔質/多中空体材料

■ 付 録 ■ 微粒子安定化エマルション・フォームに関する特許

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