レポートナンバー 0000011103
2015年版 水素燃料市場・関連技術の実態と将来展望
株式会社日本エコノミックセンター
− スマート社会・水素エネルギー市場実態/予測・燃料電池・定置用蓄電池 −
スマート・エネルギー 〜 Hydrogen Energy 編
発刊日
2015/05/29
言語日本語
体裁B5/200ページ
ライセンス/価格200ページ
0000011103
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レポート概要
新たなエネルギーとして、水素が期待されています。水素は、エネルギー・セキュリティを強め、環境問題に貢献し、かつ日本の産業競争力を高める重要な技術領域です。一方で水素エネルギー分野は、短期的には経済性が成立しづらい領域のある中で、民間企業を刺激し、積極的な参画やチャレンジを称揚するために、水素社会に対する社会の理解や期待の高まりが必要です。
国家プロジェクトを中心とした技術の進展や導入・普及施策を通じて、水素エネルギーの社会への実装が始まりつつある現在、水素社会に向けた入り口に到達したと言えますが、今後はこれを本格的な水素社会の実現に結実させていくための絶え間ない取組みが必要です。その際には、産学官の関係者間で目標と時間軸を共有した上で役割分担を明確化し、取り組みに優先順位を付して資源を重点配分しながら、協力して取り組んでいくことが不可欠です。
現在、天然ガス、液化天然ガス、ガソリンといった可燃性のエネルギーを、安全を確保するための技術や規制等の制度によって、特段の安全に対する意識を持たず安心して利活用しています。我が国が目指す水素社会は、水素をこのレベルまで到達させて、ユーザーが特別な意識無く、利便性の享受や環境問題・エネルギー・セキュリティの貢献を果たす社会です。
レポート詳細
内容案内
序 章 水素エネルギー社会の現状と将来
1. 水素社会実現に向けた課題
2.課題克服に向けた取組み
第Ⅰ 章 水素エネルギーの導入と取組み
1.水素燃料の技術概要と動向
(1) 水素燃料の技術概要
2.水素エネルギーを導入する意義
(1) エネルギー・セキュリティの向上
(2) 省エネルギー、環境負荷低減
(3) 我が国の水素エネルギー市場
3.水素エネルギーに関連する日本の取組み
(1) 水素エネルギーに関する日本の政策
(2) 我が国における水素エネルギーへの取組み
第Ⅱ 章 水素エネルギー技術動向と展望
1.水素エネルギー技術の全体像
(1) 水素エネルギー技術の概要
2.水素製造技術
(1) 副生水素について
(2) 化石燃料改質
(3) 水電解(水の電気分解)
(4) バイオマスの熱分解
(5) 水の熱分解
(6) 光触媒による水分解(人口光合成)
(7) バイオプロセス
3.水素輸送・貯蔵技術
(1) 高圧ガス水素輸送
(2) 液化水素輸送
(3) 有機ハイライド
(4) パイプライン輸送
(5) アンモニアについて
(6) 水素吸蔵合金
(7) メタン化について
4.水素供給技術
(1) 原理と特徴
(2) 課題について
(3) 適用事例について
5.関係メーカーの動向と展望
(1) 川崎重工業(株)
(2) 株式会社 東 芝
第Ⅲ 章 水素燃料・燃料電池市場の動向と展望
1. 水素燃料・燃料電池市場の動向と展望
(1) 水素燃料(エネルギー)世界市場の概況
(2) 水素燃料(エネルギー)国内市場の概況
2. 燃料電池世界市場の動向と展望
(1) 燃料電池用途別世界市場の概況と動向
(2) 燃料電池業界図(世界・日本)
① 燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
② 燃料電池用途別世界市場推移・予測(台数・金額)
③ 家庭用燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
④ 車載用燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑤ 携帯用燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑥ 産業・業務用燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑦ 燃料電池地域別市場推移・予測(全体・金額)
(3) 燃料電池タイプ別世界市場の概況と動向
① 燃料電池タイプ別世界市場推移・予測(台数・金額)
② 固体高分子形燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
③ 固体酸化物形燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
④ 直接メタノール形燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
3. 燃料電池国内市場の動向と実態
(1) 燃料電池国内市場の概況と動向
(2) 燃料電池市場の最新動向
① 燃料電池国内市場推移・予測(全体) (台数・金額)
② 家庭用燃料電池国内メーカーシェア (台数・金額)
③ 家庭用燃料電池国内メーカー出荷台数・金額推移予測
(3) 燃料電池用途別国内市場の概況と動向
① 燃料電池用途別国内市場推移・予測(台数・金額)
② 家庭用燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
③ 自動車用燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
④ 携帯用燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
⑤ 産業・業務用燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
⑥ 定置用燃料電池国内市場推移・予測/構成比率(台数・金額)
(4) 燃料電池タイプ別国内市場の概況と動向
① 燃料電池タイプ別国内市場推移・予測(台数・金額)
② 固体高分子形燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
③ 固体酸化物形燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
④ 直接メタノール形燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
4. 家庭用燃料電池市場の動向と実態(グラフ)
(1) 家庭用燃料電池市場の最新動向
(2) 家庭用燃料電池市場の概要と動向
・家庭用燃料電池国内市場推移・予測(グラフ)
5. 家庭用燃料電池関連メーカーの動向と展望
(1) アイシン精機(株)
(2) アストモスエネルギー(株)
(3) 大阪ガス(株)
(4) JX日鉱日石エネルギー(株)
(5) 静岡ガス(株) )
(6) 西部ガス(株)
(7) 東京ガス(株)
(8) 東芝燃料電池システム(株)
(9) 東邦ガス(株)
(10) パナソニック(株)
6. 産業・業務用燃料電池市場の動向と展望
(1) 産業・業務用燃料電池市場の最新動向
(2) 固体酸化物形燃料電池の技術動向
(3) 固体酸化物形燃料電池のロードマップ(表)
7. 固体酸化物形燃料電池関連メーカーの動向と展望
(1) 関西電力(株)
(2) JX日鉱日石エネルギー(株)
(3) 第一稀元素化学工業(株)
(4) 東京ガス(株)
(5) 東邦ガス(株)
(6) 日本ガイシ(株)
(7) (株) 日本触媒
(8) 日立金属(株)
(9) ホソカワミクロン(株)
(10) 三菱重工業(株)
第Ⅳ 章 燃料電池自動車市場の動向と展望
1. 燃料電池自動車(FCV)の動向と実態
(1) 燃料電池自動車市場の最新動向
(2) 燃料電池自動車の課題と展望
(3) 環境対応車の現状と動向
・環境対応車世界市場推移・予測(2010〜2020年度)
(4) 燃料電池自動車の提携関係
① 燃料電池車世界市場推移・予測(地域別)
② 燃料電池車世界市場推移・予測(累計)
2. 燃料電池自動車関連国内メーカーの動向と展望
(1) スズキ(株)
(2) ダイハツ工業(株)
(3) トヨタ自動車(株)
(4) 日産自動車(株)
(5) 本田技研工業(株) )
3. 燃料電池自動車関連海外メーカーの動向と展望
4. 水素ステーションの動向と展望
(1) 水素ステーションの最新動向
(2) 水素燃料と関連メーカーの動向
(3) 水素ビジネスの概要と展望
(4) 水素ビジネスの関連動向
(5) 水素ステーションの課題と検討
① 水素ステーション世界市場推移予測/地域別構成比率
② 水素ステーション国内市場推移・予測(拠点・金額)
5. 水素ステーション関連メーカーの動向と展望
(1) 出光興産(株)
(2) 岩谷産業(株)
(3) エア・ウォーター(株)
(4) JX日鉱日石エネルギー(株)
(5) 大陽日酸(株)
(6) 東京ガス(株)
(7) 東邦ガス(株)
(8) 三菱化工機(株)
第Ⅴ 章 水素エネルギーと定置用蓄電池の動向
1. 水素発電所の動向と展望
2. 定置用蓄電池の実態と展望
(1) 新エネルギーと定置用蓄電
(2) 定置用蓄電池の動向と展望
(3) リチウムイオン電池の課題と今後
(4) レドックス・フロー電池の動向
(5) NAS(ナトリウム硫黄)電池の動向
① リチウムイオン電池(LiB)世界市場推移・予測
② 産業・業務用リチウムイオン電池世界市場推移・予測
③ レドックス・フロー電池世界市場予測
④ NAS(ナトリウム硫黄)電池世界市場推移・予測
3. スマートコミュニティの構想と動向
(1) スマートコミュニティ構想
(2) スマートコミュニティの動向
① スマートコミュニティ世界市場推移予測(拠点・金額)
② スマートコミュニティ地域別市場・推移予測(拠点)
③ スマートコミュニティ地域別市場・推移予測(金額)
4.定置用蓄電池関連メーカーの動向と展望(2013〜20年度)
(1) エリーパワー(株)
(2) 川崎重工業(株)
(3) (株) GSユアサ
(4) 新神戸電機(株)
(5) 住友電気工業(株)
(6) (株) 東 芝
(7) 日本ガイシ(株)
(8) パナソニック(株)
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