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レポートナンバー 0000011215

サイバーリスク/レジリエンス・マネジメント白書2015年版 PDF版

一般社団法人次世代社会システム研究開発機構

発刊日 2015/06

言語日本語

体裁A4/約500ページ

ライセンス/価格約500ページ

0000011215

A4版 88,000 円(税込)

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レポート概要

制御系システムとサイバーセキュリティ、政府の産業・工場制御システムに対するセキュリティ強化の取組み、重要インフラ保護とサイバーセキュリティ対策の取組み、標準化動向、サイバーセキュリティとナショナル・レジリエンスなど、重層的で複合的な課題となっているサイバーセキュリティについて、最新データ/最新事例をもとに体系だって編纂。
情報セキュリティ、サイバーセキュリティに関する多数の書籍発刊、企業研修その他で実績を持つストラテジック・リサーチが編纂。情報セキュリティ学会、リスクマネジメント学会その他学会所属のアナリストが編集に参加。

レポート詳細

監修

ストラテジック・リサーチ

内容編成(目次)

第1章 サイバーリスクと危機管理 概説

 1-1 現代社会とリスク
  [1] グローバル化する脅威とリスクの増大
  [2] システミック・リスクに対する懸念

 1-2 危機管理・リスクマネジメントの概念・定義
  [1] 危機管理の概念・定義
  [2] リスクマネジメントに対する挑戦とそれに対応する戦略

 1-3 サイバーリスク、サイバーセキュリティに関する学術定義

 1-4 高まる地政学リスク
  [1] インフラに対する脅威の多元化
  [2] 地政学的リスクの影響を受けるデータセンター

 1-5 サイバー空間への依存度増大とリスク拡大
  [1] インフラ自動化・最適化に貢献するサイバー空間
  [2] ダイナミックに進化を遂げてきた“サイバー脅威”
  [3] 国家レベルを狙った大規模なサイバーテロ
  [4] サイバー攻撃、サイバーセキュリティ防衛政策の変遷

 1-6 サイバー攻撃などによるデータ漏えい/データ流出事故の動向
  [1] スノーデン事件と情報漏洩問題
  [2] ベライゾン・ビジネスによる報告
  [3] ハッカーの企業サイト攻撃と個人情報大量流出の拡大

第2章 先進主要国のサイバーセキュリティ政策

 2-1 米国
  [1] 米連邦政府のサイバーセキュリティ政策基本方針
  [2] オバマ政権のサイバーセキュリティ政策・各種戦略
   ? オバマ政権第一期
   ? オバマ政権第二期
  [3] 米国政府の「連邦クラウド構想」とセキュリティに関する取り組み
  [4] 米国主要政府機関の取り組み
   ? DOD(国防総省)
   ? NSA(国家安全保障局)
   ? DHS(国土-安全保障省)
   ? ODNI(国家情報長官室)
   ? FBl(連邦捜査局)
  [5] 米国におけるサイバーセキュリティ関連法案の状況
   ? サイバーセキュリティ関連法案
    -Cyber lntelligence Sharing and Protection Act
    -Cyber security Act of 2012
    -SECUREIT Act
    -Promoting and Enhancing Cybersecurity and lnformation Sharing Effeectiveness Act
   ? サイバーセキュリティ関連の大統領令
    -PPD.2031
    -EO13636JPPD−2132
  [6] サイバーセキュリティに関する官民連携の取り組み
   ? Nationat Security Strategy(NSS)
   ? NationaI Strategy for information Sharing and Safeguarding
   ? 情報共有に向けた枠組み一統括組織
   ? GFIRST
   ? NCCIC(NationaI Cybersecurity and Communication lntegration Center)
   ? Network Operation Center(NOC)
   ? 重要インフラパートナーシップ諮問委員会(セクターパートナーシップモデル)
   ? CyberUCG(Cyber Coodination Group)
   ? Cybersecurity Frameworkに基づく情報連携
   ? 情報共有分析センターISAC(lnformation Sharing and Analysis Center)
   ? HSIN(Home and Security Information Network)
   ? lnfraGard
   ? 州・地方自治体との情報共有

 2-2 欧州各国・地域の取り組み
  [1] 欧州評議会 「クラウド・コンピューティング時代の司法権、国境、法の執行」

 2-3 英国
  [1] 英国政府がとるサイバーセキュリティ政策の概要
  [2] 英国政府のICT 戦略とサイバー防衛体制構築
  [3] 英国におけるサイバーセキュリティの意味の変化
  [4] 英国におけるサイバーセキュリティ戦略の策定
  [5] オンラインセキュリティに関する官民共同・連携活動

 2-4 NATO
  [1] NATOのサイバー防御能力向上計画
  [2] NATOサイバー防衛の戦略的構想

 2-5 韓国

第3章 日本のサイバーセキュリティ政策

 3-1 日本のIT政策とサイバーセキュリティ体制
  [1] これまでの経過
  [2] 情報セキュリティ政策会議
  [3] 内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)
  [4] サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)
  [4] 自民党 「IT戦略特別委員会」
  [5] 外務省 欧米のサイバー政策に則した国際規則の推進
  [6] 警察庁 「サイバーテロ対策技術室」
  [7] 経済産業省・総務省 「サイバー攻撃解析協議会」
  [8] 制御システムセキュリティセンター(CSSC)
  [9] 総務省 「スマート・クラウド研究会」
  [10] 経済産業省 「SaaS 向けSLA ガイドライン」

 3-2 クラウド利用のためのガイドライン整備状況

 3-3 防衛省のサイバー防衛戦略・サイバーセキュリティ規定
  [1] 防衛省のサイバーセキュリティに関する対策
  [2] 防衛省のサイバーセキュリティ規定の課題

 3-4 サイバー攻撃に対する警察庁の取り組み

 3-5 サイバー脅威に対する総務省及び経済産業省主導の対策事業
  [1] サイバークリーンセンターの活動
  [2] ボット対策推進事業

 3-6 サイバー攻撃に対する経済産業省の取り組み

第4章 通信インフラ・情報システムのリスクマネジメント

 4-1 情報通信インフラ・情報システム停止によるリスク

 4-2震災による情報通信インフラ被害と復旧状況
  [1] 大規模な被災を受けた情報通信インフラ被害

 4-3 危機的状況下で威力を発揮するソーシャル・メディア

 4-4 情報セキュリティとIT緊急時対応計画

 4-5 顧客情報流出問題とBCM

 4-6 コンピュータ・フォレンジクスとリスクマネジメント
  [1] コンピュータ・フォレンジクス概説
  [2] リスクマネジメントにおけるデジタル・フォレンジックの活用

 4-7 災害復興支援サービス・インフラの再構築
  [1] 災害復興支援サービス概説
  [2] 行政機関と住民間を双方向通信で結ぶコミュニケーションシステム

第5章 情報セキュリティ標準化

 5-1 事業継続の国際規格

 5-2 仮想化ファイルフォーマット標準規格

 5-3 ストレージ・クラウドの規格・応用・利用動向
  [1] CDMI(ストレージ・クラウド間におけるクラウドデータ管理規格)の動向
  [2] OVF(異種ハイパーバイザー間の仮想マシンイメージ共有規格)の動向
  [3] ストレージ・フェデレーション(複数ストレージの協調)技術の動向

 5-4 SDN(Software Defined Network)の規格化動向

第6章 サイバー犯罪・サイバー攻撃最新動向

 6-1 高度化する企業に対するサイバー犯罪・サイバー暴力
  [1] サイバー犯罪行為の動向
  [3] サイバーテロリズムの動向と懸念される諸問題
  [4] サイバー戦争行為の動向と懸念される諸問題

 6-2 日本に対するサイバー攻撃
  [1] 日本に向けられた高度なAPT攻撃
  [2] 日本に向けられたDDoS攻撃

 6-3 サイバー脅威の本質
  [1] ナショナル・レジリエンスを巡る競争・戦争へと変質するサイバー脅威
  [2] ビジネスへの影響

 6-4 サイバー攻撃の傾向と対策動向
  [1] GAO(会計監査院)、ガートナー等の調査結果
  [2] 政府機関による取り組み

第7章 重要インフラ保護とレジリエンス・マネジメント

 7-1 これまでの取組み

 7-2重層的で複合的な取り組みとしてのナショナル・レジリエンス

 7-3レジリエンス・マネジメントとエンタープライズ・リスク・アセスメント(ERM)の統合

 7-4 “テロ”としてのサイバー攻撃とナショナル・レジリエンスの見直し・再編成

 7-5 日本企業のインフラシステム輸出戦略とサイバーテロのシンクロ

 7-6 米国企業に依存する国家としてのサイバー防衛

第8章 本格化するサイバー攻撃に対する国際協力体制

 8-1 サイバー防衛戦略と国際的協力体制の構築

 8-2 原子力発電所や通信インフラをサイバー防衛するための協力体制

第9章 サイバーセキュリティの体制強化とナショナル・レジリエンス

 9-1 深まるサイバーリスクと国際的な包括的協力体制
  [1] サイバーセキュリティの体制強化に向けた法制度面での変化
  [2] 法制度面以外の動き

 9-2 サイバー戦への備えとして、国家間、地域間、同盟国どうしの連携を模索する動き

 9-3 原子力発電所や通信インフラをサイバー防衛するための協力体制

 9-4 サイバー攻撃による耐性の弱化が目立つ制御系システム

 9-5 産業・制御システムを狙うサイバー攻撃の実態

 9-6 サイバー防衛と法・ルール整備の課題

第10章 国土強靱化・レジリエンス・マネジメントとBCP[1]

 10-1 国土強靱化・レジリエンス・マネジメントの概念・定義
  [1] 国際的に関心を集める「レジリエンス・マネジメント」
  [2] 国土強靭化と「ナショナル・レジリエンス」の関係
  [3] 重層的で複合的な取り組みとしてのナショナル・レジリエンス
  [4] 新しいアプローチの公共事業として「国土強靭化」を捉える

 10-2 公共サービスと民間サービスの相互補完・結合としてのナショナル・レジリエンス

 10-3 公共と民間の中間的・可塑的な形態としての次世代BCP

 10-4 新しいかたちの公共投資政策としてのナショナル・レジリエンス

第11章 国土強靱化・レジリエンス・マネジメントとBCP[2]

 11-1 首都直下型地震の防災対策とレジリエンス・マネジメント
  [1] 首都直下型地震−発生様式、被害想定の概要
  [2] 首都直下地震を想定した防災への取り組み

 11-2 首都直下・東京湾岸地震・防災対策の現状と課題
  [1] 首都直下地震の被害想定とリスク分析
  [2] 首都直下地震を想定した企業のBCP対応の進展状況
  [3] 首都代替・首都移転構想

 11-3 帰宅困難者問題対策とレジリエンス・マネジメント

 11-4 南海トラフ地震の防災対策とレジリエンス・マネジメント

 11-5 首都圏直下地震による金融センター・交通網への影響と対策

第12章 国土強靱化・レジリエンス・マネジメントとBCP[3]

 12-1 エンタープライズ・リスク・アセスメントとレジリエンス・マネジメントの比較

 12-2 BCMSのISO化とレジリエンス・マネジメント

 12-3 CERTにおけるレジリエンス・マネジメント・モデル(CERT-RMM)の策定

 12-4 統合マネジメント・システム(IMS)とレジリエンス・マネジメントの比較

 12-5 情報セキュリティ・マネジメントとレジリエンス・マネジメントの関係

 12-6 次世代BCPのためのレジリエンス・ガイドライン

 12-7 ICTの活用がナショナル・レジリエンス成功の鍵を握る
  [1] 次世代ICTと公共事業の結合による未来志向のナショナル・レジリエンス
  [2] ICインフラと連携・協調による公共事業刷新

 12-8 サイロ型マネジメントからの脱却を促すレジリエンス・マネジメント

 12-9 ナレッジ・インフラという視点とレジリエンス・マネジメント
  [1] インフラ・リスクとレジリエンス・マネジメントの関係
  [2] 人間系ナレッジ・インフラの綻び

第13章 制御系システムとサイバーセキュリティ 概説

 13-1 サイバー攻撃による耐性の弱化が目立つ制御系システム

 13-2 産業・工場制御プロセスの混乱・破壊へターゲットを移してきたサイバー攻撃

 13-3 サイバー防衛では、サイバー技術力より法・ルール整備が最大の障害

 13-4 制度改正、ルール整備上の課題
  [1] 官民・国際間の情報共有
  [2] 防衛手段をとるための根拠法の整備

第14章 制御システムのセキュリティに係る現状・課題

 14-1 制御システムのインシデントの動向

 14-2 具体的なインシデント例
  [1] Stuxnetの概要
   ? Stuxnetの攻撃フロー
   ? Stuxnetの総合的な特徴
  [2] Stuxnet等の新しい攻撃の出現の背景
   ? 社会インフラへの攻撃の広がり
   ? システム環境の変化による脅威増大
  [3] Stuxnet等のサイバー攻撃に関する各国の反応
  [4] 新しいサイバー攻撃手法の分析と対応

 14-3 その他の動向
  [1] SCADA (Supervisory Control and Data Acquisition)市場
  [2] 脆弱性の顕在化

第15章 制御システムの脆弱性低減に向けた取組み

 15-1 脆弱性低減のためのガイドやツールなどの整備・活用に関する動向

 15-2 ICS-CERT(Industrial Control Systems Cyber Emergency Response Team)

第16章 政府の産業・工場制御システムに対するセキュリティ強化の取組み

 16-1 官民一体となった「制御システムセキュリティ検討タスクフォース」が発足

 16-2 特定の制御システムを狙った標的型攻撃の脅威

 16-3 標的型攻撃による深刻な被害実態、対策状況
  [1] 標的型サイバー攻撃の実態
  [2] 標的型攻撃による被害の実態
  [3] 「標的型攻撃」サイバー攻撃の対策ガイドライン

第17章 産業・工場・発電所向けセキュリティ標準の最新動向

 17-1 産業・工場・発電所向けセキュリティ標準化・認証制度
  [1] 概況・近況

 17-2 国内初の業界横断組織 「技術研究組合 制御システムセキュリティセンター」(CSSC)
  [1] 重要インフラの制御システムに関係した標準化、認証制度

 17-3 汎用的な制御システム・セキュリティ標準規格として注目される 「IEC62443」

第18章 M2M(マシン・ツー・マシン)と情報セキュリティ

 18-1 M2M(マシン・ツー・マシン)と情報セキュリティ概説

 18-2 M2Mシステム構築で検討しておくべき課題

 18-3 M2Mサービスプラットフォームとセキュリティ機能実装事例
  [1] NEC M2Mサービスプラットフォーム「CONNEXIVE」
  [2] NTTデータ 「Xrosscloudマルチデバイス・アプリケーションプラットフォーム」

第19章 エネルギーの危機管理と情報セキュリティ

 19-1 エネルギーミックスにおける情報セキュリティの位置づけ
  [1] エネルギーならびに電力の安定的確保とエネルギー・セキュリティの問題
  [2] 米国のエネルギー・セキュリティ重視
  [3] 米国連邦政府・各省庁の動き
   ? Task Force とDOE
   ? FERC・NARUC
   ? NIST
  [4] 米国スマートグリッドのコンセプト・モデル(アーキテクチャー)

 19-2 スマートグリッドとセキュリティ脆弱性の課題

 19-3 エネルギーマネージメントシステムとしてのスマートシティ

第20章 スマートハウスと情報セキュリティ

 20-1 セキュリティ面を重視したスマートメーターの設計
  [1] スマートメーターの宅内表示器機能
  [2] 上位システムとの通信方式
  [3] MDMS(Meter Data Management System)

 20-2 スマートハウス/スマートメータのセキュリティ

 20-3 各国におけるセキュリティへの取組み

 20-4 スマートハウスとホームセキュリティ

第21章 スマートシティと情報セキュリティ

 21-1 都市活動のセンシング(観測・感知)とセキュリティによる制御

 21-2 都市のエネルギー危機管理

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発刊日2015/06/01 価格 88,000 円(税込)

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