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レポートナンバー 0000011217

事業継続計画(BCP)・防災・危機管理白書2015年版 PDF版

一般社団法人次世代社会システム研究開発機構

発刊日 2015/06

言語日本語

体裁A4/約750ページ

ライセンス/価格約750ページ

0000011217

A4版 100,100 円(税込)

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レポート概要

BCP/IT-BCPの確立・運用は企業・自治体の組織運営や事業遂行を支える根幹であり、社会的にも定着しつつある。
本白書は、BCP/BCMS、BCMS認証取得、BCMSのISO化、防災科学、エンタープライズ・リスクマネジメント、国土強靱化/レジリエンス・マネジメントの各領域で必要な論点・課題点を学際的なアプローチで取り上げ、客観資料・豊富な事例とともに分析・検証した報告書である。
スマートグリッドとBCP、サイバーセキュリティの体制強化、ナショナル・レジリエンスなど、個別企業を越えた公共・地域社会レベルでのリスクマネジメント、次世代BCPの動向等についても内容に取り入れ、詳細に解説を行っている。
(本白書の編纂・執筆には、事業継続推進機構(BCAO)、クライシスマネジメント協議会、リスクマネジメント学会などの会員がアナリストとして参加。官庁・県庁・行政組織、企業、コンサルティングファーム、シンクタンク、全国の国立大学法人、産学連携組織に多数納入・予約受注実績有り。)

レポート詳細

監修

ストラテジック・リサーチ

内容編成(目次)

第1章 危機管理・リスクマネジメントの動向

 1-1 現代社会とリスク

 1-2 高まる地政学リスク/エネルギーリスク
  [1] 複眼的にリスクを認識するための組織学習
  [2] 地政学的リスクの影響をもろに受けるデータセンター
  [3] 構想力が試される復興経済とエネルギー政策

 1-3 危機管理・リスクマネジメントの新定義
  [1] 危機管理の概念・定義
  [2] リスクマネジメントに対する挑戦とそれに対応する戦略
  [3] エンタープライズ・リスクマネジメントの動向とBCP

第2章 BCP(事業継続計画)・BCM(事業継続管理)−概説・概況

 2-1 BCP・BCM概説
  [1] BCP・BCMの概念・定義
  [2] BCM態勢を構築するためのポイント

 2-2 広域連携型BCPの策定・運用への進化
  [1] 広域連携型BCPの定義
  [2] 広域連携型BCPの類型

 2-3 BCP・BCMとリスクマネジメント
  [1] BCMと企業価値の関係

 2-4 我が国における事業継続に関する状況・実態調査
  [1] BCP・BCMの導入状況
  [2] 特定分野における事業継続に関する実態調査
  [3] 自治体BCPの策定状況

 2-5 わが国におけるBCP・BCM推進に向けた取り組み事例
  [1] 政府・行政機関、公共機関
  [2] 自治体
  [3] 金融機関の取り組み事例

第3章 先進各国における事業継続マネジメントの取り組み状況

 3-1 BCP・BCMの規格化案

 3-2 英国における取り組み

 3-3 米国におけるBCMの法制化・普及促進の取り組み

 3-4 EUにおける取組み

 3-5 BS2599 9-1/BS2599 9-2の構成・内容

 3-6 BCMS認証・資格制度の動向

 3-7 韓国における取組み

 3-8 中国における取組み

 3-9 豪州における取組み

 3-10 シンガポールにおける取組み

第4章 次世代BCPの展望

 4-1 次世代BCPで重要となる3つのキーワード

 4-2 シナリオ・プランニングとBCPの統合

 4-3 失敗学とBCPの統合

 4-4 災害エスノグラフィーとBCPの統合

 4-5 ソーシャルメディア/ソーシャルテクノロジーとBCP
  [1] ソーシャル革命はまもなくBCPにも波及する
  [2] ソーシャルBCPは防災コミュニケーションシステムをブラッシュアップする
  [3] ソーシャルな防災インフラと位置情報システムの統合

第5章 BCM規格開発・国際標準化動向

 5-1 国際標準化に関する議論・整備動向
  [1] ISOにおける議論

 5-2 ISO化の動向
  [1] ISO22301の正式発行
  [2] ISO/TC223

 5-3 米国ASISと英国BSIによる米国BCM規格開発
  [1] 国際標準化の展望

 5-4 BCMと事業継続マネジメントシステム(BCMS)

 5-5 BCMS認証取得
  [1] 第三者認証取得の利点
  [2] 認証取得企業の特徴

 5-6 日本(企業)におけるBCMSの導入
  [1] 経済産業省 「事業継続策定ガイドライン」
  [2] BCMS審査員養成サービスの動向

 5-7 国内のBCMS認証審査サービス・審査機関
  [1] ビューローベリタスジャパン(株)
  [2] SGSジャパン(株)
  [3] BSIジャパン
  [4] 日本検査キューエイ(株)
  [5] (財)日本品質保証機構

第6章 危機対応型のマネジメント改革

 6-1 災害対応と組織マネジメント
  [1] “心的飽和“が招く想定外の事故・人災
  [2] 事業継続管理を必要とする人事管理・人材開発

 6-2 事業継続管理とアドホックなチームマネジメント

 6-3 プロアクティブ・コーピングとBCP

 6-4 コンピテンシー分析に基づく災害対応型の組織管理・人材開発
  [1] コンピテンシー概説
  [2] コンピテンシーモデルを活用したリスクマネジメントに関する能力開発

 6-5 在宅勤務制度導入
  [1] 業務の機密性に応じたセキュリティ・ポリシーの調整
  [2] 在宅勤務者の自宅・リモートオフィスに対する作業環境の提供
  [3] “リモート勤務プログラム”の検証・構築
  [4] 在宅勤務に関する訓練、臨時措置のマニュアル整備
  [5] 在宅勤務に不慣れな従業員に対する業務継続性の支援
  [6] 従業員個人所有のツール活用策
  [7] 通信規制、通信環境の悪化に対する対応

 6-6 テレワークの導入
  [1] テレワークに適合しやすい職種
  [2] テレワーク導入にあたっての注意事項

 6-7 リスクマネジメントの上位概念としての“セーフティマネジメント”

 6-8 危機管理時代のストレスマネジメントとソーシャルサポート

 6-9 BCMと社内研修・訓練

第7章 事業継続管理と内部統制刷新

 7-1 内部統制の係わり方と現在の状況
  [1] 内部統制(internal control)概説
  [2] 内部統制の目的
  [3] 内部統制の基本的要素

 7-2 内部統制の構築・整備・運用を巡る問題点と認識ギャップ

 7-3 「内部統制実施基準改訂」と統制態勢見直しの動き
  [1] 再燃する内部統制のあり方を巡る議論
  [2] 日本取締役協会の提言

 7-4 統制の継続性と事業継続性

第8章 事業継続管理とリーガル(法務)リスクの見直し

 8-1 企業倫理・コンプライアンスとリスクマネジメント
  [1] コンプライアンスの概念・最新動向
  [2] コーポレート・ガバナンスとコンプライアンスの結合
  [3] 経営層の率先垂範が決め手となるコンプライアンス
  [4] ビジネスエシックス、CSRとコンプライアンスの関係
  [5] 法令違反リスクを抑えるシステムづくりの必要性
  [6] 商法改正とコンプライアンス、リスクマネジメント
  [7] コンプライアンス組織およびシステムの基本設計
   ? システムとしてのコンプライアンス
   ? コンプライアンス体制とシステムの整備
   ? コンプライアンス体制づくりで最初に取り組むテーマ
   ? コンプライアンスの監視対象組織

 8-2 リスク管理とコンプライアンス対応型組織体制の連携
  [1] リスク発生時の対応およびエスカレーション制度
  [2] リスク対応部門とコンプライアンス部門の連携およびリレーションシップ
  [3] コンプライアンス綱領(コード)の策定

第9章 CSR/GSR、環境監査とBCP策定 [1]

 9-1 CSR/GSR(自治体の社会的責任)概説
  [1] CSR・GSR概説・最新動向
  [2] マネジメントシステムとしてのCSR

 9-2 多義的な意味を内包するCSR
  [1] 一般的なCSR定義・分類
   ? 法的責任
   ? 経済的責任
  [2] リスクマネジメントとしてのCSR

 9-3 コーポレートガバナンス/CSRと“事業継続性”
  [1] CSRのインセンティブ・メカニズム
  [2] 会計原則(GAAP))、国際会計基準(IAS)とCSR

 9-4 リスクマネジメントの根底を支える“信用”、“信頼”の問題
  [1] CSRと事業継続性/リスクマネジメントの密接な関係
  [2] リスク負担と責任の関係

 9-5 環境・経済の“持続可能性”と企業の“事業継続性”
  [1] 環境保護・生命倫理の論点とリスクマネジメント
  [2] エコロジーとエコノミーの両立を巡る新しいリスクマネジメントへ
   ? エコ・エフィシエンシー(環境効率)
   ? ファクター?
   ? ナチュラル・キャピタリズム(自然資本主義)
   ? 環境クズネッツ曲線
   ? 環境革命(プランB)とCSR
  [3] 市場リスクに直面する現代社会とCSRの接点
   ? 市場の欠点
   ? 市場の再構築
   ? 所得税から環境税へのシフト
   ? CSRの本質を突くエコ・エコノミーの考え方

 9-6 CSR推進政策と広域リスクマネジメントの結合
  [1] 環境省のCSR推進施策と産学官連携型リスクマネジメント
   ? 「社会的責任(持続可能な環境と経済)に関する研究会」の報告書
   ? 事業者のための環境パフォーマンス指標ガイドライン
  [2] 経済産業省のCSR推進施策と産学官連携型リスクマネジメント
 9-7 CSR規格標準化・ガイドライン・諮問組織の状況

  [1] CSR標準化に関する諸見解
  [2] 国際標準化機構(ISO)のCSR規格に向けた動き
  [3] コー・ラウンドテーブルが提唱する企業の行動基準
  [4] BC・MSS-企業行動マネジメントシステム規格
  [5] SA8000(ソーシャル・アカウンタビリティーに関する認証制度)
  [6] 倫理法令遵守マネジメント・システム規格(ECS2000)
  [7] OECDの「世界コーポレート・ガバナンス原則」の策定
  [8] Global Compact
  [9] セリーズ原則
  [10] GRI(Global Reporting Initiative)ガイドライン

 9-8 CSR志向のリスクマネジメント・システム構築
  [1] マネジメントシステムとしてのCSR確立
  [2] CSRリスクマネジメントシステムの基本的視座
   ? リスクマネジメント・システムとしてのCSRの確立
   ? 企業におけるコンプライアンス専任部門設置の動き
  [3] 企業倫理規程
   ? 日本経団連の「企業行動憲章」
   ? 倫理法令遵守プログラムを有効なものとするために
   ? 企業倫理規程の形式
  [4] 企業倫理規程・企業行動憲章・モデル規程例

 9-9 CSR報告書、社会・環境報告書におけるBCP記載

 9-10 環境管理システム、環境監査とBCM

第10章 CSR/GSR、環境監査とBCP策定 [2]

 10-1 タイプ別に見たリスクマネジメントとCSRの関係
  [1] 不祥事発生リスクとCSR
  [2] 内部統制リスクとCSR
  [3] 事業の国際化リスクとCSR
  [4] 環境対策リスクとCSR

 10-2 告発・風評被害の拡大とリスクマネジメント

 10-3 風評被害補償に関する法的論点および対応策

 10-4 風評被害のリスクマネジメント
  [1] 民事協定、条例
  [2] 地域防災計画
  [3] 加害者側の任意保険制度
  [4] 加害者側の強制保険制度
  [5] 加害者に対する緊急融資制度、セーフティネット保証制度
  [6] 被害者に対する共済制度、補償制度
  [7] 被害者に対する公的補償策

 10-5 風評被害の法政策の問題点と改善案

第11章 高まる金融・財務リスクと事業継続管理

 11-1 金融リスクの概念と変容

 11-2 高まる金融リスクと規制の仕方の変化

 11-3 世界システム全体の混乱を招く恐慌・金融リスク
  [1] 経済学者にも理解不能な金融危機・世界同時不況
  [2] 米国ドル危機がもたらす脅威
  [3] 米国がデフォルト(債務不履行)に陥るリスク
  [4] ヨーロッパ金融危機
  [5] 高まる日本のソブリン(国家財政)リスク

第12章 リスクファイナンス、再保険の仕組みと事業継続管理

 12-1 システミック・リスクの次元に関わる総合的な視点の必要性

 12-2 リスクファイナンス活性化と再保険制度普及に向けた動き

 12-3 再保険の分類と方式別に見た責任分担額

 12-4 地震保険の現状と課題

 12-5 災害リスクファイナンスの構造的問題点

第13章 与信管理・債権回収と事業継続管理

 13-1 企業の信用管理・与信管理概説

 13-2 コレクシヨン・エージエンシー(債権回収代行会社)

 13-3 サービサー
  [1] サービサー制度・市場概況
  [2] 正常債券の流動化に関するサービサーの手法・市場

第14章 不動産リスクの増大とリスクマネジメント

 14-1 不動産リスクのリスク評価と実務手法

 14-2 地震リスクのリスク評価
  [1] PML調査(レベル1〜3、ポートフォリオ)
  [2] フォルトツリー分析
  [3] イベントツリー分析
  [4] 耐震診断(構造耐震指標;ls値)
  [5] 構造計算書レビュー
  [6] 国、自治体のハザードマップ(震度・液状化・津波)
  [7] 液状化リスク調査
  [8] 地盤調査
  [9] ボーリング調査

 14-3 風水害リスク
  [1] 河川氾濫シミュレーション
  [2] 事故・火災リスク

 14-4 環境リスクのリスク評価と実務手法

第15章 デューデリジェンスとリスクマネジメント

 15-1 デューデリジェンス概説・概況

 15-2 深刻化する原発事故および土壌・大気・海洋汚染
  [1] 原水炉亀裂、海中への汚染水流出
  [2] 原発運転を中断・再開延期動向

 15-3 土壌汚染とリスクマネジメント

 15-4 地震リスクと不動産デューデリジェンス

第16章 通信インフラ・情報システムのリスクマネジメント

 16-1 情報通信インフラ・情報システム停止によるリスク

 16-2 震災による情報通信インフラ被害と復旧状況

 16-3 危機的状況下で威力を発揮するソーシャル・メディア

 16-4 情報セキュリティとIT緊急時対応計画

 16-5 顧客情報流出問題とBCM

 16-6 コンピュータ・フォレンジクスとリスクマネジメント
  [1] コンピュータ・フォレンジクス概説
  [2] リスクマネジメントにおけるデジタル・フォレンジックの活用

 16-7 災害復興支援サービス・インフラの再構築
  [1] 災害復興支援サービス概説
  [2] 行政機関と住民間を双方向通信で結ぶコミュニケーションシステム

第17章 サイバーセキュリティの体制強化とナショナル・レジリエンス

 17-1 深まるサイバーリスクと国際的な包括的協力体制
  [1] サイバーセキュリティの体制強化に向けた法制度面での変化
  [2] 法制度面以外の動き

 17-2 サイバー戦への備えとして、国家間、地域間、同盟国どうしの連携を模索する動き

 17-3 原子力発電所や通信インフラをサイバー防衛するための協力体制

 17-4 サイバー攻撃による耐性の弱化が目立つ制御系システム

 17-5 産業・制御システムを狙うサイバー攻撃の実態

 17-6 サイバー防衛と法・ルール整備の課題

第18章 クラウドと次世代BCP/リスクマネジメント

 18-1 クラウド・コンピューティングとBCP
  [1] 非常時に威力を発揮するクラウド・コンピューティング
  [2] 大震災でも証明されたクラウドの威力
  [3] リスクマネジメント指向のクラウド構築

 18-2 医療クラウド/地域間広域連携と次世代BCP
  [1] ディザスタリカバリ対策重視へ傾斜する医療クラウド
  [2] 医療クラウドに適合しやすいシステムとは
  [3] EHR(生涯健康医療電子記録)」の共通基盤の構築と次世代BCP
  [4] BCP対応型医療クラウドへ発展させていく上での課題

第19章 ディザスターリカバリー・システム

 19-1 ディザスタ・リカバリおよびディザスタ・リカバリ・システムの重要性

 19-2 最新のディザスターリカバリー手法研究
  [1] クラウド・サービスとの統合によるメリット
  [2] 仮想化技術の活用とディザスターリカバリーの進化

 19-3 バックアップ、リストア、レプリケーションの技法、最新動向
  [1] バックアップ、リストア、レプリケーション概説
  [2] 企業資産の保護とバックアップ体制の確立
  [3] バックアップデータを用いて復旧・復元するリストア
  [4] 負荷分散や耐障害性の向上を目的としたレプリケーション
  [5] ストレージレプリケーション
  [6] HA(高可用性)サーバ/HAクラスター

 19-4 遠隔レプリケーションによる災害・停電対策

第20章 事業継続性とサプライチェーン・マネジメント

 20-1 “サプライチェーン危機” 現状・解決シナリオ

 20-2 サプライチェーン被害と対策

 20-3 サプライショック問題とBCM

第21章 ミッション・クリティカル・システム

 21-1 ミッション・クリティカル・システム概説

 21-2 情報システムの信頼性維持、高可用性維持
  [1] システムの信頼性(RAS/RASISの概念)
  [2] 高可用性維持

 21-3 フォールトトレラントシステムの確立・強化
  [1] フォールトトレラントシステム概説
  [2] 無停止コンピュータ

 21-4 データセンターの運用・利活用とリスクマネジメント
  [1] データセンター運用に潜む想定外のリスク

第22章 国土強靱化・レジリエンス・マネジメントとBCP [1]

 22-1 国土強靱化・レジリエンス・マネジメントの概念・定義
  [1] 国際的に関心を集める「レジリエンス・マネジメント」
  [2] 国土強靭化と「ナショナル・レジリエンス」の関係
  [3] 重層的で複合的な取り組みとしてのナショナル・レジリエンス
  [4] 新しいアプローチの公共事業として「国土強靭化」を捉える

 22-2 公共サービスと民間サービスの相互補完・結合としてのナショナル・レジリエンス

 22-3 公共と民間の中間的・可塑的な形態としての次世代BCP

 22-4 新しいかたちの公共投資政策としてのナショナル・レジリエンス

第23章 国土強靱化・レジリエンス・マネジメントとBCP [2]

 23-1 首都直下型地震の防災対策とレジリエンス・マネジメント
  [1] 首都直下型地震−発生様式、被害想定の概要
  [2] 首都直下地震を想定した防災への取り組み

 23-2 首都直下・東京湾岸地震・防災対策の現状と課題
  [1] 首都直下地震の被害想定とリスク分析
  [2] 首都直下地震を想定した企業のBCP対応の進展状況
  [3] 首都代替・首都移転構想

 23-3 帰宅困難者問題対策とレジリエンス・マネジメント
  [1] 帰宅困難者問題・対策の現状と課題

 23-4 南海トラフ地震の防災対策とレジリエンス・マネジメント
  [1] 南海トラフ地震・防災対策の現状と課題

 23-5 首都圏直下地震による金融センター・交通網への影響と対策

第24章 国土強靱化・レジリエンス・マネジメントとBCP [3]

 24-1 エンタープライズ・リスク・アセスメントとレジリエンス・マネジメントの比較

 24-2 BCMSのISO化とレジリエンス・マネジメント

 24-3 CERTにおけるレジリエンス・マネジメント・モデル(CERT-RMM)の策定

 24-4 統合マネジメント・システム(IMS)とレジリエンス・マネジメントの比較

 24-5 情報セキュリティ・マネジメントとレジリエンス・マネジメントの関係

 24-6 次世代BCPのためのレジリエンス・ガイドライン

 24-7  ICTの活用がナショナル・レジリエンス成功の鍵を握る
  [1] 次世代ICTと公共事業の結合による未来志向のナショナル・レジリエンス
  [2] 公共事業はICインフラと連携・協調してこそ強靭になる

 24-8 サイロ型マネジメントからの脱却を促すレジリエンス・マネジメント推進

 24-9  ナレッジ・インフラという視点とレジリエンス・マネジメント
  [1] 我々は日常的に多くのインフラリスクと接している
  [2] 人間系ナレッジ・インフラの綻び

第25章 BCM(事業継続管理)と節電・電力安定確保計画

 25-1 崩れた原発の安全神話と電力安定確保計画

 25-2 原子力発電所事故後の電力供給動向
  [1] 電力設備被害に伴う電力使用抑制・需要抑制の動き
  [2] 主要電力会社原発点検、自治体・管内地域に対する節電要請の動向
  [3] 電力使用制限・節電計画の動向と今後の予測

 25-3 シンクタンク各社の節電策・節電効果に関する試算・提言
  [1] 日本エネルギー経済研究所
  [2] 第一生命経済研究所: 節電策に関する試算結果
  [3] ニッセイ基礎研究所: 節電策に関する試算結果
  [4] 電力中央研究所社会経済研究所
  [5] NTTネットワーク基盤研究所

 25-4 節電対策を巡る経営団体・業界団体の動向
  [1] 日本経団連
  [2] 日本自動車工業会
  [3] 電子情報技術産業協会(JEITA)
  [4] 日本ビルヂング協会
  [5] 全国清涼飲料工業会
  [6] 日本フランチャイズチェーン協会

 25-5 業界団体を通じた節電と独禁法違反リスク

 25-6 「電力不足対策」の手法研究
  [1] 政府の電力需要抑制方針
  [2] 営業時間・開店時間の繰上げ
  [3] 間引き運転・間引き営業
  [4] 昼休み時間帯のシフト/エアコン停止
  [5] 空調設備の電力消費節約
   ? 電力使用量の「見える化」をこころがける
   ? 社内コンテスト、市民コンテストの展開によりる節電集約効果を高める
   ? 工場内の領域別に空調の温度をきめ細かく管理する
   ? 季節に応じてこまめに温度設定を変える
   ? 窓際のブラインドを降ろす
   ? 外気の導入量を抑える
   ? 空調機弁の入り口を閉め出口を全開にする
   ? 空調の湿度を上げる
   ? 空調補助ファンを装着する
  [6] 照明の電力消費節約
   ? 電球型蛍光灯や発光ダイオード(LED)に切り替える
   ? 共用部・共有部分の照明を抑える
   ? 高効率蛍光灯に替えて照明効率をあげる
   ? 蛍光灯の高さを下げる
   ? 屋外での作業を励行する
  [7] IT機器/PCの電力消費節約
   ? Windows PCの消費電力節約法
   ? シャープ(株)の検証結果
  [8] 電源系統の電力消費節約
  [9] 熱源系統の電力消費節約

 25-7 活発化する電力卸売・電力融通

 25-8 電気の使用制限発動に対する対処計画・対処動向
  [1] “時間シフト“、”サマータイム制“の導入を巡る動向

第26章 次世代BCPとグリーンIT

 26-1 ITの省電力設計・省電力運用概説

 26-2 省電力化が進んだIT機器の導入

 26-3 電源容量設計の改善によるグリーンITの推進

 26-4 “クラウド“によるグリーンITの推進
  [1] クラウドがもたらす効用と省エネルギー化
  [2] グリーンデータセンターの潮流

 26-5 “仮想化技術“によるグリーンITの推進
  [1] リスクマネジメントの観点で見た仮想化技術
  [2] サーバ仮想化による省電力化
  [3] ストレージ仮想化による省電力化、防災ソリューション

 26-6 ネットワーク運用管理によるグリーンITの推進

第27章 スマートデバイス・プラットフォームと次世代BCP

 27-1 スマートデバイス・プラットフォームとリスクマネジメント
  [1] 震災で存在感を増したスマートフォンというメディア
  [2] 広がりを見せる、地理情報活用型のモバイルBCP

 27-2 スマートデバイスの業務利用とBCP
  [1] BCP/IT BCPと密接な関係を持つBYOD対策/MDM活用
  [2] MDMによるBCPソリューション

第28章 スマートグリッド/スマートシティと次世代BCP

 28-1 ビルエネルギー監理システム(BEMS)と医療BCP

 28-2 地域医療再生計画、医療継続性とエネルギー管理システム

 28-3 スマートシティと次世代BCP
  [1] スマートシティの実証実験と次世代BCP
  [2] IEEE 802.15.4規格

第29章 BCP・BCMソリューションパッケージ

 29-1 はじめに

 29-2 ビジネスインパクト分析(BIA)ツール

 29-3 事業継続計画(BCP)策定ツール

 29-4 事業継続計画訓練支援ツール

 29-5 事業継続プログラム評価サービス

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