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レポートナンバー 0000012821
株式会社エヌ・ティー・エス
〜基盤技術から用途、デザイン、利用者心理、ISO13482、安全対策まで〜
発刊日 2016/05/09
言語日本語
体裁B5/342ページ
ライセンス/価格342ページ
0000012821
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ヒトとロボットが共存する産業構造を目指したロボット開発の最前線を概観する。
ロボット開発は何のため誰のため!そんな疑問に応える1冊!
利用範囲が広がり生活に身近になったロボット。そんなロボット開発のあり方を実用面から模索する!
佐藤 知正 東京大学名誉教授
序論 ロボットイノベーションで未来を切り拓く (佐藤 知正) 1. はじめに 2. 政府のロボット革命 3. 生産分野におけるロボット革命 4. 生活分野におけるロボット革命 5. まとめ
第1編 基盤技術~センシング、アクチュエータ、AIなどの最新動向~ (川村 貞夫,谷口 忠大) 1. ロボットの歴史と動向 2. 人との協働を支える技術 3. ソフトウェア 4. まとめ
第2編 新しいロボットによるプロセスイノベーション~ロボット概要とその用途~ 第1章 操作する 第1節 双腕スカラロボットduAroの開発(橋本 康彦) 1. はじめに 2. 当社の産業用ロボット技術 3. 「duAro」の開発の背景 4. 「duAro」のロボット技術 5. おわりに 第2節 センサ利用産業用ロボット開発(榊原 伸介) 1. はじめに 2. 構 成 3. 産業用ロボットの適用例 4. 協働ロボット 5. その他 6. おわりに 第3節 物流支援ロボットLapiの開発(白根 一登,松本 高斉,中 拓久哉) 1. 背 景 2. Lapiの概要 3. レーザー測域センサによる位置同定 4. Lapiの運用 5. 位置同定技術の展開 6. まとめ 第4節 組立てロボット開発 (奥田 晴久) 1. はじめに 2. 知能化技術 3. 構造化技術 4. 安全技術 5. まとめ 第5節 共存協調型手術支援ロボット開発(河合 俊和) 1. はじめに 2. 執刀医と共存協調する鉗子ロボットLODEMの設計思想 3. SCARA LODEM 4. Mobile LODEM 5. Multi-angle LODEM 6. おわりに 第2章 会話する/案内する 第1節 自律会話可能なアンドロイド開発(小川 浩平,港 隆史,石黒 浩) 1. はじめに 2. 販売員としてのアンドロイド 3. 人とアンドロイドの自然な音声対話の実現 4. おわりに 第2節 人とロボットの協調学習に基づく医療福祉支援(三枝 亮) 1. はじめに 2. 医療福祉の現場におけるロボット技術 3. 医療福祉支援ロボットLucia(ルチア) 4. 人機械協調学習による歩行訓練支援 5. 医療従事者によるヒアリング調査 6. おわりに 第3節 ミュージアムガイドロボット開発(小林 貴訓,久野 義徳,山崎 敬一,山崎 晶子) 1. はじめに 2. インタラクションの社会学的分析 3. ミュージアムガイドロボット研究 4. まとめ 第3章 介助する 第1節 歩行支援つえ型ロボット開発(福田 敏男,長谷川 泰久) 1. つえ型ロボットの需要・コンセプト 2. つえ型ロボットの歴史 3. つえ型ロボットの概要 4. つえ型ロボットの制御構造 5. 転倒予防技術―タンデムスタンス防止による転倒姿勢回避 6. 今後の展望 第2節 自立支援型起立歩行アシストロボット開発(志方 宣之,岡﨑 安直) 1. はじめに 2. 高齢化の進展 3. パナソニック(株)のエイジフリー事業 4. 自立支援アシストロボット開発のアプローチとターゲット 5. 理学療法士のスキルの分析 6. 自立支援アシストロボットの詳細 7. おわりに 第3節 介護支援ロボット開発(向井 利春) 1. 介護支援ロボットRIBAとROBEAR 2. 開発したロボットによる移乗介助 3. ロボット用に開発した触覚センサとその応用 4. まとめ 第4節 自律移動車いすロボット開発(松本 治) 1. はじめに 2. 自律走行車いす「TAO Aicle」 3. 自律走行車いす「Marcus」 4. つくばモビリティロボット実験特区での技術実証試験 5. おわりに 第5節 装着型自立歩行訓練ロボット開発(小林 宏) 1. はじめに 2. アクティブ歩行器の概要 3. 歩行障害をもつ方による試乗 4. まとめ 第4章 屋外で作業する 第1節 災害対応ロボット開発(小栁 栄次) 1. はじめに 2. RoboCupレスキューロボット実機リーグ 3. Quinceの開発 4. 特殊環境対応ロボットSakuraの開発 5. 災害対応マルチロボットシステム 6. 火山調査ロボット 7. おわりに 第2節 親子型運用を可能とするクローラー式災害無人調査ロボット開発(加藤 晋) 1. はじめに 2. 災害対応ロボットの開発 3. 親子型災害調査ロボットの開発 4. 現場検証 5. おわりに 第3節 無人トラクタ開発 (野口 伸) 1. はじめに 2. 無人トラクタ開発の現状 3. 無人トラクタ技術の実用事例 4. 今後の展望 5. おわりに 第4節 産業用ドローン開発(市原 和雄) 1. 産業用ドローンの現状 2. 産業用ドローンのアプリケーション/サービス事例 3. 産業用ドローンに求められる技術要素と今後の技術 4. 今後のドローン技術 第5章 つながる 第1節 ロボットとインダストリー4.0(澤田 朋子) 1. インダストリー4.0とは 2. 個別化生産の実現 3. プラグ&プロデュース 4. インダストリー4.0で産業用ロボットに期待されること 第2節 スマートデバイス連動型ロボット開発(久保田 直行,大保 武慶,武田 隆宏) 1. はじめに 2. スマートデバイス連動型ロボットのシステム構成 3. スマートデバイス連動型ロボットのためのコミュニケーションシステム 4. 応用事例 5. おわりに 第3節 Bluetooth Low Energy (BLE)が作る新しいネットワークロボットの新たな展開 (宮下 敬宏,松村 礼央) 1. はじめに 2. 近距離無線通信 3. ネットワークロボット技術 4. ネットワークロボット技術と近距離無線通信 5. BLEによるサービス事例紹介 6. おわりに(今後の展望) 第4節 つながる工場システム開発(富田 順二) 1. はじめに 2. 次世代ものづくりに向けた取り組み 3. 研究の取り組み 4. 開発技術―異常判断システム 5. まとめ 第5節 ネットワークロボット国際標準化の動き(亀井 剛次,萩田 紀博) 1. はじめに 2. ネットワークロボット 3. UNRプラットフォーム 4. UNRプラットフォーム関連技術の国際標準化状況 5. 関連技術の国際標準化の動向 第6章 見守る/警備する 第1節 中小企業が取り組む介護支援ロボット開発(鬼頭 明孝,横山 考弘) 1. はじめに―背景 2. 見守りロボットの開発経緯 3. 見守りロボットのシステム構成,外観 4. 見守り機能について 5. 安全性 6. 無線通信による映像音声試験 7. おわりに 第2節 警備サービスのためのロボット開発(篠田 佳和) 1. セキュリティサービスとサービスイノベーション 2. セキュリティ目的のロボットシステム 3. おわりに 第7章 市場と利用促進 第1節 ロボット産業の市場概況(瀬川 友史) 1. ロボット産業の市場動向 2. 産業用ロボット市場のさらなる成長期待 3. サービスロボットの市場拡大期待 4. ロボット産業拡大のポイント 第2節 人協働ロボットの取り組みについて(中村 民男) 1. はじめに 2. 人協調作業の進化プロセス 3. 人協調作業のシステム事例 4. 安全機能 5. 力コントロールロボット 6. 今後の展望と課題
第3編 ロボットデザインと利用者心理 第1章 デザインが人とロボットをつなぐ~機能するデザイン~(小山 久枝) 1. はじめに 2. ロボットのもつ高い技術と人との共生 3. おわりに 第2章 使う側の心理(野村 竜也) 1. はじめに 2. 対ロボット心理 3. 対ロボット心理に関連する個人内要因 4. 対ロボット心理における文化の影響 5. 対ロボット心理と他の要因との関連 6. おわりに 第3章 「不気味の谷」現象はどこからくるのか~「親近性」と「新奇性」の2つの評価軸の葛藤~(明和 政子,松田 佳尚) 1. 映画『ファイナルファンタジー』 2. 「不気味の谷」現象 3. 「不気味の谷」現象の検証 4. 「親近性」と「新奇性」―2つの評価軸 5. 母子関係にみる「不気味の谷」現象 6. 不気味の谷を乗り越える―「人見知り」現象 7. おわりに
第4編 リスクと安全対策 第1章 サービスロボット安全規格ISO13482の概要と課題(木村 哲也) 1. ISO13482発行の背景 2. ISO13482の概要 3. ISO13482の課題 4. おわりに 第2章 社会実装するためのシステムデザイン論(大場 光太郎) 1. はじめに 2. 過去の成功体験の分析 3. ロボットとは 4. 何のために 5. 「俯瞰的システムデザイン」の重要性 6. システムを安全に使うために 7. 社会実装プロセスガイドライン 8. 現状の問題 9. 産業技術の変革 10. 国際戦略 11. おわりに
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