レポートナンバー 0000001325
モバイルヘルスケアサービスの現状と将来展望
株式会社シード・プランニング
―携帯電話で拡大する健康・医療・見守りビジネスの新市場―
発刊日
2009/07/10
言語日本語
体裁A4/約215ページ
ライセンス/価格約215ページ
0000001325
ポイント
展開中の注目モバイルヘルスケアサービスや市場動向を調査研究し、今後の方向性や市場規模を予測!
ビジネスモデルをキャリア課金型・一般サイト型・ソリューション型に分類!
健康分野の成長に加え、医療・見守り分野で市場創出の可能性!
レポート概要
携帯電話は、2007年に契約数が約1億回線を超え、国民の一人一台が利用するパーソナルツールとしての地位を獲得しています。さらに、高速な携帯IP接続サービスが利用できる第3世代携帯電話の加入契約数も1億回線に届こうとしています。また、携帯IP接続サービス利用のネックとして存在したパケット料金なども、定額料金制度の普及などで改善され、誰でも高速・大容量のサービスが受けられる環境が整い始めました。
現在は、様々なサービスが、PCから携帯電話に移行しています、従来の健康管理サービスなどにおいても、携帯電話と健康測定機器の連携などで各個人の健康情報を簡易に収集し、利活用できるモバイルヘルスケアサービスが普及しつつあります。
近年は、各キャリアや健康測定機器メーカーなどが、健康サービス事業者や保健指導機関など、幅広い事業者が参画できるヘルスケアプラットフォームを構築していることから、2009年を機に携帯電話を活用した健康サービスを提供するハードルが大幅に下がることが予想されます。
また、医療費削減を目的とした行政動向や、政策施行にともなう人々の健康に対する意識向上、高齢者の増加など、様々な社会的要因も追い風として作用しています。今後は、従来の健康分野だけでなく、医療分野、見守り分野などで新市場が創出され、モバイルヘルスケアサービス市場は大きく成長すると考えられます。
本レポートは、モバイルヘルスケアサービス市場をキャリア課金型モデル、一般サイト型モデル、ソリューション型モデルに分類し、現在の参入企業の動向や市場の現状を把握するとともに、影響を与え得る移動体通信システムの動向や社会的背景、米国のモバイルヘルスケアサービスなどを整理し、将来のモバイルヘルスケアサービスの方向性を考察することを目的としています。
レポート詳細
調査項目
モバイルヘルスケアサービスの現状と将来展望
(定義/インフラ・ヘルスケア市場・メーカー・サービス事業者の動向/
展望・将来予測/米国のモバイルヘルスケアサービス)
モバイルヘルスケアサービス事業者の動向(16社)
- 企業概要
- サービスの沿革・変遷
- サービス概要/背景/着眼点
- 料金体系
- ターゲット
- 主な機能/メニュー/コンテンツ
- 規模
- 特徴/強み
- ビジネスモデル(図解)
- 運営方針/営業・販売戦略/目標
- 市場の課題と対策
- ユーザー動向
- 今後の展開
- 市場に対する見解
調査対象
16社の個票を掲載
株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、株式会社エムティーアイ、株式会社コナミスポーツ&ライフ、株式会社スズケン、株式会社ドラス、株式会社日本ケアサプライ、株式会社ヘルスクリック、NTTレゾナント株式会社、サウンドウォークジャパン株式会社、ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社、NECモバイリング株式会社、オムロン ヘルスケア株式会社、株式会社KDDI研究所、株式会社タニタヘルスリンク、株式会社フェイス
目次
はじめに
調査概要
- 第1章 モバイルヘルスケアサービス市場の現状と展望
-
- 総括
- モバイルヘルスケアサービスの現状
- (1) モバイルヘルスケアサービスの定義
1) キャリア課金型モデル
2) 一般サイト型モデル
3) ソリューション型モデル
- (2) インフラの動向
1) モバイル端末(携帯電話・PHS) の推移
2) 3Gモバイル端末契約数
3) モバイル端末におけるインターネット利用環境の普及
4) モバイルインターネット通信の高速化と将来動向
5) パケット定額制の動向
- (3) ヘルスケア市場の動向
1) 特定健診・特定保健指導制度の開始
2) 医療・健康・介護・福祉分野の横断的な情報化
- (4) モバイルヘルスケアサービスにおけるメーカーの動向
1) 各キャリアにおける携帯電話端末メーカーの動向
2) 健康機器メーカーの動向
3) スマートフォンの動向
- (5) モバイルヘルスケアサービス事業者の動向
1) キャリア課金型モデルの動向
2) 一般サイト型モデルの動向
3) ソリューション型モデルの動向
- モバイルヘルスケアサービス市場の展望
- (1) モバイルヘルスケアサービス市場の展望
1) 健康・医療・安全分野におけるトラフィックの増加
2) モバイルヘルスケアサービスの医療分野への進出
3) 独居老人の増加と見守りサービス
- (2) モバイルヘルスケアサービスの市場予測
- 調査結果の一覧
- (1) 各企業のサービス概要
- (2) サービスとメリット
- (3) ターゲットと営業・販促戦略
- (4) 今後の展開
- (5) 市場の課題や対策、見解など
- 米国のモバイルヘルスケアサービス
- (1) 通信事情の日米比較
1) インターネット普及率
2) インターネット利用者数
3) 携帯電話普及率
4) 携帯電話加入件数
- (2) 米国における携帯電話事業者(キャリア) と端末メーカーの動向
1) 携帯電話事業者(キャリア) の加入者マーケットシェア
2) 端末メーカーのマーケットシェア
3) ユーザーシェア上位機種
- (4) 米国モバイルヘルスケアサービスの一覧(機器連携)
- (5) 米国モバイルヘルスケアアプリケーション事例(AppStore)
- 第2章 モバイルヘルスケアサービス事業者の動向
-
- 取材個票
- (1) 株式会社NTTドコモ
- (2) KDDI株式会社
- (3) 株式会社エムティーアイ
- (4) 株式会社コナミスポーツ&ライフ
- (5) 株式会社スズケン
- (6) 株式会社ドラス
- (7) 株式会社日本ケアサプライ
- (8) 株式会社ヘルスクリック
- (9) NTTレゾナント株式会社
- (10) サウンドウォークジャパン株式会社
- (11) ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社
- (12) NECモバイリング株式会社
- (13) オムロン ヘルスケア株式会社
- (14) 株式会社KDDI研究所
- (15) 株式会社タニタヘルスリンク
- (16) 株式会社フェイス
- オープンデータ個票
- (1) キャリア課金型モデルサイト一覧 (NTTドコモ公式サイト:健康/ヘルスケアカテゴリ)
- (2) 参入企業個票
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