レポートナンバー 0000014499
2017年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
株式会社日本エコノミックセンター
− 燃料電池市場実態/予測・燃料電池車・関連部材/技術 −
スマート・エネルギー 〜 Fuel Cell編
発刊日
2016/11/18
言語日本語
体裁B5/200ページ
ライセンス/価格200ページ
0000014499
※上記価格は「書籍版」か「CDタイプ(PDF)」単独の値段になります。
※書籍版+CDタイプ(PDF):90,000円 / 書籍版+プレミアムCD(PDF+Excel):110,000円 /
プレミアムCD:90,000円
備考欄に記載された価格は全て税抜き価格です。消費税を加えた金額での販売となります。
レポート概要
我が国においては、1981年のムーンライト計画から現在に至るまで、燃料電池の開発・実証を継続的に行った結果、2009年に家庭用燃料電池が、2014年には燃料電池自動車(Fuei Cell Vehicl:FCV)が市場投入され、さらに2016年度には燃料電池バス(FCバス)や燃料電池フォークリフト(FCフォークリフト)が市場等投入される予定など、30年以上の官民の努力が、世界に先駆けてようやく実りつつあります。
もっとも、こうした水素利活用技術には、技術面、コスト面、制度面、インフラ面などでまだ多くの課題が存在しており、社会に広く需要されるか否かは、これからの取組みにかかっているといえます。しかしながら、水素を日常生活や産業活動で利活用する社会、すなわち「水素社会」の実現を目指すことには、その価値が十分にあると考えられます。
なぜならば、水素利活用技術の適用可能性は幅広く、既に実用化段階にある定置用燃料電池やFCVだけでなく、船舶や鉄道等を含む他の運輸分野、水素発電等、我が国のエネルギー消費分野の多くに対応し得る潜在的なかの可能性がありますが、このような多岐にわたる分野において、水素の利活用を抜本的に拡大することで、大幅な省エネルギー、エネルギーセキュリティの向上、環境負荷低減に多く貢献できる可能性があるからです。
レポート詳細
目次
序 章 燃料電池のロードマップと将来
第Ⅰ章 燃料電池国内外市場の動向と展望
1. 燃料電池世界市場の動向と展望
(1) 燃料電池用途別世界市場の概況と動向
(2) 燃料電池業界図(世界・日本)
① 燃料電池世界市場推移・予測(全体)(台数・金額)
② 燃料電池用途別世界市場推移・予測(台数・金額)
③ 家庭用燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
④ 自動車用燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑤ ポータブル燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑥ 産業・業務用燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑦ 動力用燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑧ 携帯機器用燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑨ 定置用燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑩ 燃料電池地域別市場推移・予測(金額)
(3) 燃料電池タイプ別世界市場の概況と動向
① 燃料電池タイプ別世界市場推移・予測(台数・金額)
② 固体高分子形燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
③ 固体酸化物形燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
④ 直接メタノール形燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑤ リン酸形燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑥ 溶融炭酸塩形燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑦ 燃料電池容量別世界市場推移・予測(用途)
⑧ 燃料電池容量別世界市場推移・予測(種類)
2. 燃料電池国内市場の動向と実態
(1) 燃料電池国内市場の概況と動向
(2) 燃料電池市場の最新動向
① 燃料電池国内市場推移・予測(全体)(台数・金額)
② 家庭用燃料電池国内メーカーシェア(台数・金額)
③ 家庭用燃料電池国内メーカー別出荷台数・金額推移予測
(3) 燃料電池用途別国内市場の概況と動向
① 燃料電池用途別国内市場推移・予測(台数・金額)
② 家庭用燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
③ 自動車用燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
④ ポータブル燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
⑤ 産業・業務用燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
⑥ 動力用燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑦ 携帯機器用燃料電池世界市場推移・予測(台数・金額)
⑧ 定置用燃料電池国内市場推移・予測/構成比率(台数・金額)
(4) 燃料電池タイプ別国内市場の概況と動向
① 燃料電池タイプ別国内市場推移・予測(台数・金額)
② 固体高分子形燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
③ 固体酸化物形燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
④ 直接メタノール形燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
⑤ リン酸形燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
⑥ 溶融炭酸塩形燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
⑦ 燃料電池容量別国内市場推移・予測(用途)
⑧ 燃料電池容量別国内市場推移・予測(種類)
3. 海外の燃料電池・水素関連動向
4. 海外燃料電池関連メーカーの動向
5. 燃料電池を取り巻く背景と助成制度
(1) 再生可能エネルギーの概要と動向
【参 考】固定価格買い取り制度(2016 年度)
(2) 燃料電池に関する助成制度(平成28 年度)
【参 考】民生用燃料電池導入支援補助金
【参 考】燃料電池関連団体(FCA/ACEJ)
第Ⅱ章 家庭用燃料電池市場の動向と展望
1. 家庭用燃料電池市場の動向と実態
(1) 家庭用燃料電池市場の最新動向
(2) 家庭用燃料電池市場の概要と動向
① 家庭用燃料電池国内市場推移・予測(台数・金額)
② 家庭用燃料電池販売会社シェア(台数・金額)
③ 家庭用燃料電池販売会社別市場推移・予測(台数・金額)
④ 家庭用燃料電池別販売台数推移・予測
⑤ 家庭用燃料電池別累計台数推移・予測
⑥ 家庭用燃料電池累計台数/価格推移予測
2. 家庭用燃料電池関連メーカーの動向と展望
(1) アイシン精機 株式会社
(2) アストモスエネルギー株式会社
(3) 大阪ガス 株式会社
(4) JX エネルギー株式会社
(5) 静岡ガス 株式会社
(6) 西部ガス 株式会社
(7) 東京ガス 株式会社
(8) 東芝燃料電池システム 株式会社
(9) 東邦ガス 株式会社
(10) パナソニック 株式会社
【参考】固体高分子形燃料電池の構造(図)
家庭用燃料電池導入支援補助金(交付台数)
第Ⅲ章 小型・大型燃料電池市場の動向と展望
1. ポータブル燃料電池の動向と実態
(1) ポータブル燃料電池の最新動向
(2) ポータブル燃料電池の今後と展望
(3) リチウムイオン電池(LiB)との比較
2. ポータブル燃料電池関連の技術開発動向
(九州大学/静岡大学創造科学技術大学院/東京大学/物質・材料研究機構)
3. ポータブル燃料電池関連メーカーの動向と展望
(1) アクアフェアリー 株式会社
(2) 株式会社 東 芝
(3) パナソニック 株式会社
(4) 株式会社 日立製作所
(5) 三菱ガス化学 株式会社
4. ポータブル燃料電池部材関連メーカーの動向と展望
(1) 株式会社 クラレ
(2) JSR 株式会社
(3) 東洋紡績 株式会社
(4) 東 レ 株式会社
(5) 株式会社 トクヤマ
(6) ニッポン高度紙工業 株式会社
(7) 日立金属 株式会社
5. 産業・業務用燃料電池市場の動向と展望
(1) 産業・業務用燃料電池市場の最新動向
6. 固体酸化物形燃料電池(SOFC)の動向と展望
(1) 固体酸化物形燃料電池の技術動向
7. 固体酸化物形燃料電池関連メーカーの動向と展望
(1) 関西電力 株式会社
(2) JX エネルギー 株式会社
(3) 第一稀元素化学工業 株式会社
(4) 東京ガス 株式会社
(5) 東邦ガス 株式会社
(6) 日本ガイシ 株式会社
(7) 株式会社 日本触媒
(8) 日立金属 株式会社
(9) ホソカワミクロン 株式会社
(10) 三菱重工業 株式会社
8. リン酸形燃料電池(PAFC)の動向と展望
(1) リン酸形燃料電池の現状と動向
(2) リン酸形燃料電池関連メーカーの動向と展望
9. 溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)の動向と展望
(1) 溶融炭酸塩形燃料電池の現状と展望
第Ⅳ章 燃料電池自動車市場の動向と展望
1. 燃料電池自動車(FCV)の動向と実態
(1) 燃料電池自動車市場の最新動向
(2) 燃料電池自動車の課題と展望
(3) 環境対応車の現状と動向
(4) 燃料電池自動車の提携関係
① 環境対応車世界市場推移・予測(2010~2030 年度)
② 燃料電池車世界市場推移・予測(2010~30 年度・地域別)
③ 車種別燃料電池車世界市場推移・予測(2010~30 年度)
④ 燃料電池車国内市場推移・予測(2010~30 年度・累計)
2. 燃料電池自動車関連国内メーカーの動向と展望
(2) トヨタ自動車 株式会社
(3) 日産自動車 株式会社
(4) 本田技研工業 株式会社
3. 燃料電池自動車関連海外メーカーの動向と展望
4. 水素ステーションの動向と展望
(1) 水素ステーションの最新動向
(2) 水素燃料の概要と市場動向
(3) 水素ビジネスの概要と展望
(4) 水素ビジネスの関連動向
(5) 水素ステーション関連の補助金
(6) 水素ステーションの課題と検討
① 水素ステーション世界市場推移予測/地域別構成比率
② 水素ステーション国内市場推移・予測(拠点・金額)
5. 水素ステーション関連メーカーの動向と展望
(1) 出光興産 株式会社
(2) 岩谷産業 株式会社
(3) エア・ウォーター 株式会社
(4) JX エネルギー 株式会社
(5) 大陽日酸 株式会社
(6) 東京ガス 株式会社
(7) 東邦ガス 株式会社
(8) 三菱化工機 株式会社
6.水素ステーションの普及動向
第Ⅴ章 燃料電池関連部材・技術の動向と展望
1. 燃料電池部材市場の動向と実態
(1) 燃料電池部材市場の最新動向
① 燃料電池関連部材市場推移・予測 (燃料電池別・金額)
② 燃料電池関連部材構成比率 (燃料電池別・金額)
2. 固体高分子膜と電極材の動向と展望
(1) 固体高分子膜・電極材の技術動向
(2) 固体高分子膜世界市場推移予測/シェア
3. 高分子膜・電極材関連メーカーの動向と展望
(1) 旭硝子 株式会社
(2) 株式会社 GSI クレオス
(3) 住友化学 株式会社
(4) 田中貴金属工業 株式会社
(5) デュポン 株式会社
(6) 戸田工業 株式会社
(7) 株式会社 ノリタケカンパニーリミテド
(8) 株式会社 フルヤ金属
(10) ホソカワミクロン 株式会社
4. 燃料電池セパレータの動向と技術
5. 燃料電池用セパレータ関連メーカーの動向と展望
(1) NOK 株式会社
(2) 山陽特殊製鋼 株式会社
(3) 昭和電工 株式会社
(4) 信越ポリマー 株式会社
(5) 新日鉄住金 株式会社
(6) 大同特殊鋼 株式会社
(7) 東海カーボン 株式会社
(8) 日清紡ホールディングス 株式会社
(9) 日立金属 株式会社
6. 燃料電池関連部材有力メーカーの動向と展望
(1) オムロン 株式会社
(2) オリジン電気 株式会社
(3) 栗田工業 株式会社
(4) 帝 人 株式会社
(5) 三菱レイヨン 株式会社
7. 燃料電池計測・評価装置関連メーカーの動向と展望
(1) 株式会社 エヌエフ回路設計ブロック
(2) 菊水電子工業 株式会社
(3) 株式会社 島津製作所
(4) 株式会社 チノー
(5) 株式会社 東陽テクニカ
(6) 日置電機 株式会社
(7) 株式会社 日立ハイテクノロジーズ
(8) 横河電機 株式会社
・電気計測器国内市場推移・予測
8. 定置用燃料電池関連の技術開発動向
【参 考】燃料電池関連メーカー・企業の戦略
このカテゴリのレポート
2016年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
- 電力自由化・蓄電デバイス(二次電池・キャパシタ)市場実態/予測 -
「特別編集版 キャパシタ市場・技術の実態と将来展望」 スマート・デバイス 〜 Storage Cell編
発刊日2016/04/22 価格
77,000 円(税込)
2016年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
− リチウムイオン二次電池市場 ・全固体電池・次世代材料・注目市場 −
スマート・蓄電池 〜 Lithium-ion Battery編
発刊日2016/08/26 価格
77,000 円(税込)
2017年版 次世代エコカー市場・技術の実態と将来展望
− 次世代エコカー(ZEV)市場実態/予測・インフラ整備・蓄電池 −
スマート・モビリティ 〜 Next Generation Eco-car編
発刊日2016/12/16 価格
77,000 円(税込)
2017年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
− 改正FIT法と人工知能・太陽光発電市場実態/予測・O&M事業・関連部材 −
スマートエネルギー 〜 Solar-Power編
発刊日2017/01/27 価格
77,000 円(税込)