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レポートナンバー 0000021166

2018年版 Transportation燃料電池の現状と将来展望

有限会社デジタルリサーチ

発刊日 2018/06/30

言語日本語

体裁A4/150ページ

ライセンス/価格150ページ

0000021166

A4版 165,000 円(税込)

※カラー印刷
※上記販売価格は「書籍版」の価格です。
※書籍+CD-ROM版(ワードで収録) 販売価格:198,000円(税抜価格 180,000円)

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レポート概要

■ 本資料の特色

  1. Transportation燃料電池は、FCV(燃料電池自動車)以外でもトラック、バス、商用車(バン)、フォークリフト、列車、船舶、航空機、無人飛行機・ドローン、補助動力装置(APU)など様々な用途で燃料電池を使うアプリケーションの実用化が始まっている。本資料は、FCVを除くTransportation燃料電池の実用化や市場動向、参入企業の最新状況を概観できるレポートを提供する。
  2. 欧州の燃料電池バスの普及拡大プロジェクトやトヨタなども参加している米国の港湾セミトレーラーの実証試験を通して燃料電池バスや燃料電池トラックが市場に出てきている。最近最も注目されているのは中国市場で、中国では電気自動車(EV)の急速な市場拡大を追撃するように、燃料電池トラックや燃料電池バスが2020年頃には数千台規模で導入されようとしている。バラード、ハイドロジェニックスといった代表的なメーカーが、スタックの現地生産を開始、EVのレンジエクステンダー用として量産体制を整えた。商用車分野は、水素インフラの普及が制約条件とならないため、FCVに先行して市場が拡大する可能性がある。
  3. 燃料電池フォークリフト市場は、プラグパワーの独断場で、近年ウォルマート、Amazonの物流部門に食い込むなど、北米では累計で既に2万台以上のフォークリフト用燃料電池が稼働している。プラグパワーは北米から欧州への市場拡大を目指しており、欧州でも独自プロジェクトで燃料電池フォークリフトの開発が進んでいる。
  4. 燃料電池列車の実用化ではドイツが先行した。2019年から郊外列車として運行が始まる。カナダ、英国、フランスでも燃料電池列車の導入機運が高まっている。燃料電池船舶は北ヨーロッパやカリフォルニア州で、フェリーボートの補助動力装置(APU)として実証試験が始まりつつある。さらにメインエンジンとしてディーゼルを代替するMW級燃料電池の開発も始まっている。無人飛行機、ドローンなどは航続距離を延ばす手段として燃料電池が注目されている。ボーイングやエアバスは、ガスタービンを代替する燃料電池APUの開発を進める。

レポート詳細

内容

第1章 Transportation市場の現状と展望
Transport燃料電池の市場規模は、2016年が容量ベースで307.2MW、
台数ベースでは7,200台。2017年(見込)は、容量ベースで455.7MW
(前年比48.4%増)、台数ベースで12,000台(前年比66.7%増)と
大幅に増えている。(「The Fuel CellIndustry Review 2017」)

第2章 Transportation市場の有力分野の現状と将来予測
 1. FCV(燃料電池自動車)
 2. 燃料電池バス
 3. 燃料電池トラック/燃料電池商用車/燃料電池列車
 4. 燃料電池フォークリフト
 5. 燃料電池船舶/APU
 6. 燃料電池UAV(無人飛行機ドローン)

第3章 Transportation市場 有力企業の現状
 1. Ballard Power Systems(カナダ)
 2. Hydrogenics(カナダ)
 3. PlugPower(米国)
 4. PowerCwll(スウェーデン)
 5. SymbioFCell(仏)

第4章 Transportation市場 需要分野の概況
 1. 燃料電池バス市場
  (1)米国の燃料電池バス走行実証プロジェクト
  (2)欧州のFCV、燃料電池バス走行実証
  (3)中国の燃料電池バス市場の動向
 2. 燃料電池列車、トラムなどの市場動向
 3. 燃料電池トラック市場
 4. 燃料電池商用車(配送車、バン)の市場動向
 5. マテリアルハンドリング機器の市場動向
  (▼欧州の燃料電池フォークリフト開発の現状、
   ▼燃料電池フォークリフト開発の様々な動き)
 6. 補助動力装置(APU)開発の現状と参入企業
 7. 船舶分野の開発の現状と参入企業
 8. 航空機分野の開発の現状と参入企業
 9. 二輪車/三輪車小型移動体などのTransportation開発の現状と参入企業
 10. 軍事/その他

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