レポートナンバー 0000000219
尿失禁・頻尿・尿意切迫治療分野における市場拡大の方向性に関する調査
株式会社シード・プランニング
第一編
専門医・一般医師調査
発刊日
2003/02/27
言語日本語
体裁A4/682ページ
ライセンス/価格682ページ
0000000219
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ポイント
尿失禁・頻尿・尿意切迫分野での市場拡大の可能性は
潜在患者は尿失禁・頻尿・尿意切迫に対してどのように対処しているか
医療施設での受診行動は
レポート概要
現在、前立腺肥大症、神経因性膀胱などによる排尿障害、頻尿、尿失禁で受診している患者以外に、気と見なしていない、治療はできない、恥ずかしい」などの理由から、医療機関を受診していない尿失禁・頻尿・尿意切迫の人たちを含めると400万人から500万人になると言われています。これらの人たちは日本の高齢化と共に益々増加しています。
これまで疾病とは見なされていなかった領域に対しても新しい治療薬が開発されつつあります。医療関係者および尿排泄での諸問題を抱える「潜在患者」を掘り起こすことにより、治療薬の市場拡大が見込めると予想されます。
本調査では、「潜在患者」の受診実態と、医師の側での尿失禁・頻尿・尿意切迫に対する治療の積極度を調べることにより、市場拡大のための要因を探りました。
また、本レポートの姉妹編として、「第二編:一般住民調査」も発刊しております。
レポート詳細
調査対象・調査方法・調査件数
(1)大学病院、大病院の泌尿器専門医(含尿失禁外来担当医)及び産婦人科医
…訪問面接調査(デプス調査)
|
合 計 |
泌尿器科 |
12 |
産婦人科 |
1 |
合 計 |
13 |
(2)病院・診療所の医師…郵送調査
|
HP |
GP |
合 計 |
内科 |
66 |
65 |
131 |
産婦人科・婦人科・レディースクリニック |
48 |
32 |
80 |
泌尿器科・尿失禁外来 |
68 |
14 |
82 |
神経内科 |
17 |
5 |
22 |
合 計 |
199 |
116 |
315 |
調査地域
(1) 関東、関西
(2) 全 国
調査期間
(1) 2002年11月
(2) 2002年11月〜2003年1月
目次
- I. 調査概要
- II. 要約と提言
- III.調査結果:専門医
※回答者プロフィール
- (1)患者の自発的受診の可能性
- 受診患者の割合予想
- 自分から受診する患者
- 非受診の理由
- 潜在患者に受診を促すための方法とその効果
- 症状名・疾患名が患者の受診を抑制している可能性
- (2)日本の排尿障害治療の状況
- 『高齢者尿失禁ガイドライン』の普及度
- 非専門医の排尿障害治療に対する積極度
- 簡単に薬を処方する傾向
- 非専門医が排尿障害を治療することの問題点
- 泌尿器科が気軽に薬を処方する可能性
- (3)排尿障害治療の動向
- 尿失禁・頻尿が病気であるとの認識
- 「過活動膀胱」の認知
- 「過活動膀胱」の捉え方
- (4)患者数
- 尿失禁・頻尿患者数
1.1. 尿失禁・頻尿患者数
1.2. 尿失禁内訳
- 切迫性尿失禁の原因別患者数
- 前立腺肥大症患者における尿失禁・頻尿患者数
- 4.新患と通院しなくなる患者数
- 自分から受診する患者の年代別割合
- 他からの紹介患者数
- 尿失禁・頻尿の原因疾患
- (5)診断
- 実施検査
- 実施対象
- 確定診断
- 尿意切迫感の診断法
- (6) 問診票
- 尿失禁・頻尿に関する質問の有無
- 質問の内容
- 答えやすくするための工夫
- (7) 治療
- 尿失禁・頻尿に対する積極度
- 治療すべき対象
- 治療の必要性についての説明
- 治療目標
- 治療内容・治療薬
- 治療期間、診察間隔
- 処方方法
検査前の処方の有無/投薬期間と処方日数/服用方法の指示/処方日数に対する患者の要望
- 前立腺肥大症の治療
- 処方薬が多い場合の尿失禁・頻尿治療の優先度
- 効果判定方法
- 治療薬の評価
- 薬物療法の効果が見られないケース
- 副作用で困っているケースの割合
- 治療に対する患者の満足度
- 途中で通院しなくなる理由
- 患者が薬を飲まなくなる理由
- (8)新薬の開発
- 開発中の薬に対する感想
- 開発薬に望まれる特徴
- 患者の要望
- 経口薬の望ましい投与回数
- ブリッジング試験
- 治験参加経験と参加意向
- 治験募集広告に対する意見
- 望ましい募集媒体
- DTCの問題点
- IV.調査結果:一般医
※標本構成
- (1) 患者数
- 尿失禁・頻尿 患者数
- タイプ別尿失禁 患者数
- 切迫性尿失禁の原因別 患者数
- 前立腺肥大症 患者数
- 受診の流れ別 患者数
- (2) 患者の受療動向
- 尿失禁・頻尿を主訴として自ら来院する患者の割合
- 自ら来院する人の特性
- 主訴の内容
- 受診促進に対する医師の積極度
- 受診促進のための工夫
- 自覚症状があっても受診しない理由
- 「尿失禁」「頻尿」という名称に対する抵抗感
- 患者が受診しやすくなるための工夫
- 尿失禁・頻尿の受診率予想
- (3) 問診と問診票
- 排尿状態についての問診の有無
- 排尿状態についての問診票の有無
- 排尿状態についての問診票に答えやすくするための工夫
- (4) 診断と、尿失禁・頻尿に対する考え方
- 実施する検査
- 参考にするガイドライン
- 残尿量測定方法
- 尿失禁・頻尿の捉え方(病気とみなしているか)
- 治療への積極度(尿失禁・頻尿を積極的に治療しているか)
- 治療を重視する症状
- 過活動膀胱の認知
- 過活動膀胱の患者数
- (5) 治療
- 治療目標
- 薬物療法実施患者数
- 治療継続期間と平均診察間隔
- (6) 治療薬
- 処方時期
- 処方日数
- 服用指示
- 処方薬
- 第一選択薬、第二選択薬
- 副作用で困っている患者の割合
- 効果判定の方法
- 薬物療法の満足度
- 治療薬の問題点
- (7) 治療に対する患者の満足度
- 治療に対する患者の満足度
- 途中で受診しなくなる理由
- (8) 治療薬の開発
- 採用したい治療薬
- 望ましい投与回数(経口剤)
- 経皮吸収剤
- ブリッジング試験
- インターネットによる治験参加患者の募集
- 治験参加募集の望ましい媒体
- 治験参加経験
- 日本におけるDTCについての意見
- V. 市場編
- VI.添付資料(調査票)
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