レポート概要
■本誌の特徴等
1. 調査目的
「人工関節」に関する出願件数、出願人(共同出願人)、発明者、特許分類、キーワードなどに対し、ランキング、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、
(1) どの人工関節関連企業にどのような技術の公開があるか、
(2) 各企業の技術開発はどのように推移しているか、
(3) 国内出願日基準「2008年1月~2019年10月」における関連技術の消長はどのようになっているか、
(4) 各企業間の連携状況はどのようになっているか、
(5) 2016年1月以降の出願における企業及び技術の注目すべき動向は何か、
(6) この分野に強い弁理士(特許事務所)と企業の利用状況はどうか、
等を明確にして、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。
2.特許情報の収集方法
本調査報告書は、「人工関節」の国内出願日:2008年1月~2019年10月に出願された公開特許について、検索、収集した。
また、報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用した。
特許情報公報の総数は 4,053 件 である。
3. 報告書の構成
本報告書は、I.~II.の2つの部分から構成されている。
I.パテントマップ編
A. 2016年1月~2019年10月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析
B. 全般分析
C. 上位20出願人比較分析
D. 上位5出願人個別分析(1位ジョンソン・エンド・ジョンソンG、2位スミスアンドネフュG、3位京セラ、4位グローバスメディカル、5位ヘレウスメディカル)
E. 上位5出願人比較分析
F. 上位20特許分類分析
G. 特定特許分類分析
G-1. 特定特許分類分析(1)
・FIサブグループ分類(深さ13)
・Fターム分類(深さ10)
G-2. 特定特許分類分析(2)
・Fターム分類(深さ8)
H. キーワード分析 ※キーワードは要約、請求、発明名称、利用分野などから抽出した。
I. 弁理士(特許事務所)の動向分析
II.パテントチャート編
4. 本報告書の特徴
● 「人工関節」に関する国内出願日:2008年1月~2019年10月の出願、
さらには2016年1月以降の出願の技術動向が分かりやすく把握できる。
● 本技術分野に関連する弁理士(特許事務所)の動静が読み取れる。
● パテントマップおよびパテントチャートで視覚的に理解しやすい。
レポート詳細
目次
はじめに
調査分析結果
I.パテントマップ編
A.2016年1月~2019年10月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析
2016年1月~2019年10月の出願における
・出願人別出願件数ランキング
・技術分類(上位40FIサブグループ、上位40Fターム)別出願件数ランキング
・出願人別出願件数伸長率マップ(出願件数上位40)
4マップを掲載。
【資料1、2】2016年1月~2019年10月の出願における新規出現したFIサブグループとFタームの分類リスト(上位100)
B.全般分析
「テーマ」の全体動向について
・全体の技術開発ライフサイクル
・件数推移、出願人数推移、新規発明者数推移、新規技術分類数推移のマップ
・出願人、発明者、技術分類ごとの出願件数ランキングマップ
・期間、出願人を着眼点とした技術分類別出願件数マップ
・出願人、技術分類の出現・消失状況マップ
・出願人、発明者、技術分類の伸長率マップ
など23マップを掲載。
C.上位20出願人比較分析
上位20出願人を比較分析するための
・出願件数、共同出願人数、新規発明者数推移を比較するマップ
・上位20出願人と技術分類上位20の相関マップ
・上位20出願人と対象部位系キーワードの相関マップ
・上位20出願人と機能系キーワードの相関マップ
・審査権利状況
・出願件数の伸びと技術分類の構成率の比較
・技術分類数と発明者数による出願人分布
など11マップを掲載。
D.上位5出願人個別分析(1位ジョンソン・エンド・ジョンソンG、2位スミスアンドネフュG、3位京セラ、4位グローバスメディカル、5位ヘレウスメディカル)
上位5出願人をそれぞれ個別に分析を行うための
・各出願人の技術分類上位20による出願件数推移マップ
・各出願人の技術分類上位40とキーワード上位40による出現・消失状況マップ
・各出願人の独自技術分類、独自キーワードを分析するマップ
・各出願人の共同出願人
など37マップを掲載。
E.上位5出願人比較分析
上位5出願人を比較分析するための
・各出願人の技術分類の出願件数、出願件数推移の比較マップ
・各出願人の出願件数の出現・消失状況、伸び変遷マップ
・各出願人と技術分類との相関マップ、出願人の技術分類別ランキングマップ
など13マップを掲載。
F.上位20特許分類分析
上位20FIサブグループ、上位20Fタームを分析するための
・前期間と後期間による技術分類の出願件数比較マップ
・技術分類別の出願人数、発明者数比較マップ
・出願件数、出願人数、発明者数の各推移マップ
など10マップを掲載。
G.特定特許分類分析
G-1では、FIサブグループ、Fタームを各々二つ指定し、その技術分類における
・出願人別出願件数推移、新規出願人数推移、新規発明者数推移を分析するマップ
・分類の出願件数伸長率変遷マップ、出願人別出願件数ランキングマップ
など24マップを掲載。
G-2では、さらに、Fタームを複数指定し、それらの技術分類における
・出願人別、分類別出願件数の各ランキングマップ及び出願件数推移マップ
・FタームとFターム、Fタームと出願人の各出願件数相関マップ
など24マップを掲載。
H.キーワード分析
・キーワードの出現・消失状況を分析するマップ
・キーワードの伸長率を分析するマップ
・対象部位系キーワード、機能系キーワードの出願件数の推移(年次)
など11マップを掲載。
I.弁理士(特許事務所)の動向分析
・弁理士別の出願件数、出願件数推移マップ
・上位40弁理士と上位20FIメイングループの相関マップ
3マップを掲載。
II.パテントチャート編
パテントチャートでは、特定の出願人を指定し
・公報図等を含む時系列チャート、Fタームと発明者のマトリクスチャート分析
・特定Fタームの技術分類マトリクスチャート
・注目特許のサイテーションマップ
など6マップを掲載。
III. 総括コメント
参考資料
【資料3】出願人統合リスト
【資料4】上位5出願人の発明者リスト
【資料5】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方