レポート概要
■本誌の特徴等
1. 調査目的
「暗号化・復号化装置及び秘密通信」に関する出願件数、出願人(共同出願人)、発明者、特許分類、キーワードなどに対し、ランキング、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、
(1) 「暗号化・復号化装置及び秘密通信」についてどのような技術があるか、
(2) 各企業の技術開発はどのように推移しているか、
(3) 国内出願日基準「2009年1月~2020年9月」における関連技術の出現・消失状況はどのようになっているか、
(4) 各企業間の連携状況はどのようになっているか、
(5) 2017年1月~2020年9月における企業および技術の注目すべき動向は何か、
(6) この分野に強い弁理士(特許事務所)と企業の利用状況はどうか
等を明確にして、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。
2.特許情報の収集方法
本調査報告書は、「暗号化・復号化装置及び秘密通信」の国内出願日:2009年1月~2020年9月に出願された公開特許について、検索、収集した。
報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用した。
特許情報公報の総数は12,130件である。
3. 報告書の構成
本報告書は、I.~II.の2つの部分から構成されている。
I.パテントマップ編
A. 2017年1月~2020年9月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析
B. 全般分析
C. 上位20出願人比較分析
D. 上位5出願人個別分析
E. 特定4出願人比較分析(1位日本電信電話、2位日本電気、3位東芝、4位富士通)
F. 上位20特許分類分析
G. 特定特許分類分析
G-1. 特定特許分類分析(1)
・FIメイングループ分類(深さ8)
・Fターム分類(深さ10)
G-2. 特定特許分類分析(2)
・FIサブグループ分類(深さ13)
・Fターム分類(深さ8)
H. キーワード分析 ※キーワードは発明の名称、要約、請求の範囲から抽出した。
I. 弁理士(特許事務所)の動向分析
II.パテントチャート編
4. 本報告書の特徴
● 「暗号化・復号化装置及び秘密通信」に関する国内出願日:2009年1月~2020年9月の出願、
さらには2017年1月~2020年9月の技術動向が分かりやすく把握できる。
● 本技術分野に関連する弁理士(特許事務所)の動静が読み取れる。
● パテントマップ、パテントチャートで視覚的に理解しやすい。
レポート詳細
目次
はじめに
調査分析結果
I.パテントマップ編
A.2017年1月~2020年9月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析
2017年1月~2020年9月の出願における
・出願人別出願件数ランキング(上位50)
・技術分類(上位50FIサブグループ、上位50Fターム)別出願件数ランキング
・出願人別出願件数伸長率マップ(出願件数上位50)
の4マップを掲載。
【資料1、2】2017年1月~2020年9月の出願における新規出現したFIサブグループとFタームの分類リスト(上位100)
B.全般分析
「テーマ」の全体動向について
・全体の技術開発ライフサイクル、ファミリー(優先国)マップ
・件数推移、出願人数推移、新規発明者数推移、新規技術分類数推移のマップ
・出願人、発明者、技術分類ごとの出願件数ランキングマップ
・期間、出願人を着眼点とした技術分類別出願件数マップ
・出願人、技術分類の出現・消失状況マップ
・出願人、発明者、技術分類の伸長率マップ
などの24マップを掲載。
C.上位20出願人比較分析
上位20出願人を比較分析するための
・期間着目の出願件数比較マップ
・出願件数、共同出願人数、新規発明者数推移を比較するマップ
・上位20出願人別出願件数最大伸び率・平均伸び率の比較
・上位20出願人と技術分類上位20との相関マップ
・審査権利状況
・出願件数の伸びと技術分類の構成率の比較
・技術分類数と発明者数による出願人分布
など11マップを掲載。
D.上位5出願人個別分析
上位5出願人をそれぞれ個別に分析を行うための
・各出願人の技術分類上位20による出願件数推移マップ
・各出願人の技術分類上位40とキーワード上位80による出現・消失状況マップ
・各出願人の技術分類上位20による最大伸び率・平均伸び率エクステンドマップ
・各出願人の独自技術分類、独自キーワードを分析するマップ
・各出願人の共同出願人
など47マップを掲載。
E.特定4出願人比較分析(1位日本電信電話、2位日本電気、3位東芝、4位富士通)
特定4出願人を比較分析するための
・各出願人と全出願人の出願件数推移の比較マップ
・各出願人の技術分類の出願件数、出願件数推移の比較マップ
・各出願人の出願件数の出現・消失状況、伸び変遷マップ
・各出願人と技術分類との相関マップ、出願人の技術分類別ランキングマップ
など13マップを掲載。
F.上位20特許分類分析
上位20FIサブグループ、上位20Fタームを分析するための
・前期間と後期間による技術分類の出願件数比較マップ
・技術分類別の出願人数、発明者数比較マップ
・出願件数、出願人数、発明者数の各推移マップ
など10マップを掲載。
G.特定特許分類分析
G-1では、FI分類を一つ、Fターム分類を二つ指定し、その技術分類における
・出願人別出願件数推移、新規出願人数推移、新規発明者数推移を分析するマップ
・分類の出願件数伸長率変遷マップ、出願人別出願件数ランキングマップ
など18マップを掲載。
G-2では、さらにFI分類を一つ、Fターム分類を複数指定し、それらの技術分類における
・出願人別、分類別出願件数の各ランキングマップ及び出願件数推移マップ
・分類間、分類と出願人の各出願件数相関マップ
など30マップを掲載。
H.キーワード分析
・キーワードの出現・消失状況を分析するマップ
・キーワードの伸長率を分析するマップ
の2マップを掲載。
I.弁理士(特許事務所)の動向分析
・弁理士別の出願件数ランキングマップ、出願件数推移マップ
・上位40弁理士と上位20FIメイングループの相関マップ
の3マップを掲載。
II.パテントチャート編
パテントチャートでは、特定の出願人を指定し
・公報図等を含む時系列チャート、Fターム分類と発明者のマトリクスチャート分析
・特定Fターム分類の技術分類マトリクスチャート
・注目特許のサイテーションマップ
など6マップを掲載。
III. 総括コメント
参考資料
【資料3】出願人統合リスト
【資料4】上位5出願人の発明者リスト
【資料5】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方