レポートナンバー 0000028960
マイクロバイオームマーケットトレンド−2021版
沖為工作室合同会社
発刊日
2020/11/30
言語日本語
体裁PDF+Excel/80ページ
※本商品はPDF+Excelとなっており、ExcelにはPDFの国別(一部エリア)市場規模データをさらにブレイクダウンしたデータが含まれています。
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レポート概要
マイクロバイオーム (微生物群ゲノム情報) 研究の進展により、多くの疾患や健康状態の変化がマイクロバイオームの変容に関連していることが示されてきています。このため診断・分析・検査や、治療薬、健康食品、畜産業用途の開発などへと応用研究が進められています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大は臨床試験の遅れと投資活動の停滞などを招き、開発の継続性に関わるリスクを高める要因となりました。しかしながら、COVID-19問題によって人々の健康への関心が高まるとともに、自社の戦略をCOVID-19感染症と戦うための開発と位置付け、強力な免疫応答を可能にする製品の投入を目指し、臨床試験を開始している企業も現れています。
本レポートでは、マイクロバイオーム市場に関わるスタートアップ企業の取り組みをメインに取り上げ、さらに市場規模から技術トレンド、シーケンシング、健康食品、農畜水産業等への応用、規制、マーケティングについてまで、幅広く取り扱います。マイクロバイオームの世界市場の動向も国別(一部エリア)としてまとめ、現在の市場規模や競争環境、課題について分析し、将来的な予測を行っています。
レポート詳細
目次
1. マイクロバイオーム市場トレンド
1.1 マイクロバイオーム 市場背景
1.2 アプリケーション概観
1.3 新型コロナウイルスとマイクロバイオーム
1.4 改めて注目を集めるプロバイオティクス
1.5 シーケンシング
2. マイクロバイオーム技術トレンド
2.1 Fecal Microbiota Transplantation (便微生物移植)
2.2 カプセル化技術
2.3 細菌回収カプセル
2.4 シーケンシング
1) 16S rRNAシーケンシング
2) ショットガンメタゲノム解析
3) メタボローム解析
4) 統合オミクス解析
3.マイクロバイオームアプリケーション別分析
3.1 治療薬
1) 胃腸疾患系(C. difficile、炎症性腸疾患)
2) 肝疾患系(非アルコール性脂肪肝)
3) 代謝障害系(肥満, 糖尿病等)
4) がん疾患(大腸がん、肝臓がん)
5) 免疫疾患系(1型糖尿病、乾癬等)
6) 脳・神経系疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病)
3.2 診断
1) 診断キット
2) シーケンシングにおけるMGI社のプレゼンス
3) シーケンシング技術に求められること
3.3 健康食品
1) プロバイオティクス、プレバイオティクス
2)中国健康食品市場
3.4 スキンケア
1)マイクロバイオームとスキンケア
2) L’Oréal、Gallinée
3.5 農畜水産業
3.6 その他
4. サプライチェーン
4.1 マイクロバイオーム産業セグメント
4.2 糞便バンクとマイクロバイオーム
5. 競争環境分析
5.1 主な市場参入企業の分析
Evelo Biosciences
Seres Therapeutics
Rebiotix
DuPont
Yakult
Morinaga
5.2 競合リーダーシップマッピング
6. 市場規模予測
6.1 疾患別、アプリケーション別
6.2 プロバイオティクス、プレバイオティクス
6.3 地域別市場分析
1) 米国
2) カナダ
3) ドイツ
4) フランス
5) イタリア
6) イギリス
7) 中国
8) 日本
9) インド
10) ブラジル
11) その他
7. マイクロバイオームとマーケティング戦略
7.1 アフターコロナ―でますます高まる健康への関心
7.2 規制と課題
7.3 マーケティング戦略に関する考察
8. まとめ