世界中の市場調査レポートを販売!当社に無いレポートもお探しします。

レポートナンバー 0000002914

新しい農薬原体・キー中間体の創製2011 

株式会社シーエムシー出版

Recent Agrochemicals and Technical Papers

発刊日 2011/01/31

言語日本語

体裁A4/556ページ

ライセンス/価格556ページ

0000002914

A4版 143,000 円(税込)

無料サンプル

  • サンプルはお問い合わせください。

ポイント

国内外で開発または上市された農薬原体73品目の製造プロセスなどを詳述!!
農薬原体合成のキー中間体71品目をピックアップし、誘導される農薬原体、製造を掲載!!
新農薬開発における研究論文および農薬産業の動向、主要農薬資料を掲載!!

レポート概要

昨今の異常気象や環境汚染が引き起こす農耕地減少は、食料自給率が40%を下回る我が国ではもちろんのこと、人口増加の一途を辿る発展途上国にとっても深刻な問題である。限られた土地で安定した食料を確保し、急増する人口を支えるために病害虫や雑草から農作物を守る「農薬」の存在はきわめて重要である。
本書に掲載した化学農薬の開発および研究論文をご覧いただければ分かるように、その合成精度は医薬品に比肩し、年々改正される農薬取締法をクリアした日本の農薬は安全性が高く、低量で大きな効果を示す。また、市場規模はまだ小さいものの、近年の低農薬志向に後押しされるかたちで、生物農薬に大きな注目が集まっている。
本書では、前半部に国内および海外で開発または上市された農薬原体73品目について、特許情報よりその製造プロセスを詳述した。併せて、農薬原体合成で使われるキー中間体71品目をピックアップし、誘導される農薬原体、製造を記載した。生産プロセスの効率化を図る農薬原体メーカーおよび自社の特化技術を活かし受託製造を担うファインケミカルメーカーにぜひともご覧いただきたい。
後半部では研究開発情報として、弊社から発行している「月刊ファインケミカル」「月刊バイオインダストリー」より、注目の研究論文を精選し、「開発」編と「基礎研究」編に分けて掲載した。さらに、ここ数年の農薬産業における市場動向、資料も加えた。
化学農薬、生物農薬ともに農業環境の異なる地域において、効果的に作用する新農薬の開発が求められている。本書が農薬メーカーをはじめ、ファインケミカルメーカー、受託合成メーカー、化学関連商社および公的研究機関など農薬産業に携わる多くの方々のお役に立てば幸いである。

2011年1月 シーエムシー出版 編集部

レポート詳細

著者

石渡多賀男 住友化学(株) 農業化学品研究所 研究グループ(生活科学)
熊沢 智 (株)クレハ 研究開発本部 総合研究所 特別研究室 シニアリサーチフェロー
遠西正範 日本農薬(株) 総合研究所 合成ユニット 主席研究員
木村晋也 住友化学(株) 農業化学品研究所 研究員
新田英二 住友化学(株) 農業化学品研究所 研究員
丸山 威 住化テクノサービス(株) 応用生物センター
松村賢司 住友化学アメリカ  Planning and Business Development, Manager
高島喜樹 住友化学(株) 知的財産部 主席部員
伊豆 進 出光興産(株) アグリバイオ事業部 部長付
岡田 至 アグロ カネショウ(株) 化学研究部 合成研究室 室長
藤田稔夫 京都大学 名誉教授
相野公孝 兵庫県立農林水産技術総合センター 農業技術センター 環境・病害虫部 研究主幹
小池正徳 帯広畜産大学 畜産学部 教授
相内大吾 帯広畜産大学 原虫病研究センター GCOE特任助教
森山裕充 東京農工大学 大学院農学研究府 生物制御科学部門 講師
城島輝臣 アグロサイエンス通信
有江 力 東京農工大学 大学院農学研究院 教授
国見裕久 東京農工大学 大学院農学研究院 研究院長・教授
下松明雄 インターナショナル・プラントプロテクション・コンサルタント(元 日本バイエル・アグロケム(株))

目次

第I編 最新の農薬原体
1 殺虫剤
1.1 chlorantraniliprole
1.2 cyantraniliprole/シアントラニリプロール
1.3 flubendiamide/フルベンジアミド
1.4 fluensulfone
1.5 imicyafos/イミシアホス
1.6 metaflumizone/メタフルミゾン
1.7 metofluthrin/メトフルトリン
1.8 pyrafluprole/ピラフルプロール
1.9 pyrifluquinazon/ピリフルキナゾン
1.10 pyriprole/ピリプロール
1.11 spinetoram/スピネトラム
1.12 spirotetramat/スピロテトラマト
1.13 sulfoxaflor/スルホキサフロル
1.14 IPP-10

2 殺ダニ剤
2.1 cyenopyrafen/シエノピラフェン
2.2 cyflumetofen/シフルメトフェン
2.3 spiromesifen/スピロメシフェン
2.4 CL900167

3 殺菌剤
3.1 ametoctradin/アメトクトラジン
3.2 amisulbrom/アミスルブロム
3.3 bixafen/ビキサフェン
3.4 boscalid/ボスカリド
3.5 fenpyrazamine/フェンピラザミン
3.6 fluopicolide/フルオピコリド
3.7 fluopyram/フルオピラム
3.8 fluoxastrobin/フルオキサストロビン
3.9 flutianil/フルチアニル
3.10 fluxapyroxad
3.11 isopyrazam/イソピラザム
3.12 isotianil
3.13 mandipropamid/マンジプロパミド
3.14 orysastrobin/オリサストロビン
3.15 oxazinylazole/オキサジニラゾール
3.16 penflufen/ペンフルフェン
3.17 penthiopyrad/ペンチオピラド
3.18 proquinazid/プロキナジド
3.19 prothioconazole/プロチオコナゾール
3.20 pyrametostrobin/ピラメトストロビン
3.21 pyribencarb/ピリベンカルブ
3.22 pyriofenone/ピリオフェノン
3.23 sedaxane/セダキサン
3.24 tebufloquin/テブフロキン
3.25 tolnifanide/トルニファニド
3.26 valifenalate/バリフェナレート
3.27 BAG―010

4 除草剤
4.1 aminocyclopyrachlor/アミノシクロピラクロル
4.2 aminopyralid/アミノピラリド
4.3 bencarbazone/ベンカルバゾン
4.4 bicyclopyrone/ビシクロピロン
4.5 fenoxasulfone/フェノキサスルホン
4.6 flucetosulfuron/フルセトスルフロン
4.7 glufosinate-P/グルホシネート-P
4.8 indaziflam/インダジフラム
4.9 ipfencarbazone/イプフェンカルバゾン
4.10 metazosulfuron/メタゾスルフロン
4.11 methiozolin/メチオゾリン
4.12 monosulfuron/モノスルフロン
4.13 monosulfuron―methyl/モノスルフロンメチル
4.14 pinoxaden/ピノキサデン
4.15 propoxycarbazone−sodium/プロポキシカルバゾン―ナトリウム塩
4.16 propyrisulfuron/プロピリスルフロン
4.17 pyrasulfotole/ピラスルホトール
4.18 pyrimisulfan/ピリミスルファン
4.19 pyroxasulfone/ピロキサスルホン
4.20 pyroxsulam/ピロクススラム
4.21 saflufenacil/サフルフェナシル
4.22 tefuryltrione/テフリルトリオン
4.23 tembotrione/テンボトリオン
4.24 thiencarbazone―methyl/チエンカルバゾン−メチル
4.25 topramezone/トプラメゾン
4.26 triafamone

5 その他
5.1 cyprosulfamide
5.2 tralopyril

第II編 農薬原体のキー中間体
1 3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸
2 2−アミノ−3−メチル−5−ヨード安息香酸
3 4−ヘプタフルオロイソプロピル−2−メチルアニリン
4 3−メチル−2−メチルチオプロピルアミン
5 2−(3,4,4−トリフルオロ−3−ブテニルチオ)チアゾール
6 4−シアノベンジル(3−トリフルオロメチル)ケトン
7 3−アミノ−6−ペンタフルオロイソプロピル−3,4−ジヒドロ−2(1H )キナゾリノン
8 1−〔2,6−ジクロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル〕−5−(2−ピリジルメチルアミノ)ピラゾール−3−カルボニトリル
9 1−アミノ−4−メトキシシクロヘキサンカルボン酸
10 3−[1−(メチルチオ)エチル]−6−(トリフルオロメチル)ピリジン
11 1,3,4−トリメチルピラゾール−5−カルボン酸
12 α−4−tert−ブチルフェニルシアノ酢酸メチル
13 3−(2,4,6−トリメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−5,5−テトラメチレン−Δ3−ジヒドロフラン−2−オン
14 4−シアノドデカン−3−オン
15 3−ブロモ−6−フルオロ−2−メチルインドール
16 1−(N,N−ジメチルスルホニル)−1,2,4−トリアゾール−3−スルホニル クロリド
17 3′,4′−ジクロロ−5−フルオロ−1,1′−ビフェニル−2−アミン
18 2−アミノ−4′−クロロビフェニル
19 S−アリル クロロチオホルメート
20 3−クロロ−2−シアノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン
21 3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジルメチルアミン塩酸塩
22 2−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]エタンアミン酢酸塩
23 α−メトキシイミノ−α−(2−テトラヒドロピラン−2−イル−オキシフェニル)酢酸メチル
24 4−フルオロ−3−メルカプトベンゾトリフルオリド
25 3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−カルボン酸
26 9−イソプロピル−5−アミノベンゾノルボルネン
27 6−ニトロアントラニル酸
28 2−アミノベンズアミド
29 4−クロロマンデル酸
30 2,3−ペンタンジオン 2−オキシム
31 4−クロロ−α,α−ジブロモアセトフェノン
32 2−メチル−4−(2−アミノフェニル)−ペンタン−3−オール
33 2−アセチル−3−アミノチオフェン
34 2−アミノ−5−ヨード安息香酸メチル
35 1−クロロ−1−クロロアセチル−シクロプロパン
36 1−クロロ−2−(1−クロロ−シクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)プロパン−2−オール
37 5−アセチル−2−クロロベンジルアミン
38 4,5−ジクロロ−2−メトキシピリジン
39 2−ビシクロプロピル−2−イル−フェニルアミン
40 4−tert−ブチル−2−フルオロアニリン
41 RS−3−アミノ−3−(4−クロロフェニル)プロピオン酸メチル
42 5,6−ジフルオロ−2−ヒドロキシベンゾニトリル
43 2−シクロプロピル−1,6−ジヒドロ−6−オキソ−4−ピリミジンカルボン酸
44 1−(4−シアノ−2,5−ジフルオロフェニル)−4−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾリン−5−オン
45 4−ブロモ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−エン−2−オン
46 3−クロロ−5,5−ジメチル−4,5−ジヒドロイソオキサゾール
47 (2,5−ジクロロ−4−エトキシフェニル)メタノール
48 2−(2−フルオロ−1−メトキシアセチル オキシプロピル)ピリジン−3−スルホンアミド
49 trans−1−アミノ−2,6−ジメチルインダン
50 3−クロロ−5−メルカプト−1−メチル−4−(5−メチル−5H,6H−1,4,2−ジオキサジン−3−イル)ピラゾール
51 5−ヒドロキシメチル−5−メチル−3−(3−メチルチオフェン−2−イル)−1,2−イソオキサゾリン
52 2−メトキシカルボニルベンゼンスルホニル イソシアナート
53 2,6−ジエチル−4−(メチルフェニル)マロノニトリル
54 2,6−ジエチル−4−メチルフェニルマロン酸ジメチル
55 〔1,4,5〕−オキサジアゼピン2 臭化水素
56 4,5−ジヒドロ−4−メチル−5−オキソ−3−プロポキシ−1H−1,2,4−トリアゾール
57 2−メチルスルホニル−4−(トリフルオロメチル)安息香酸
58 2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカルボニル)−6−メトキシメチルアニリン
59 4−クロロメチル−5−(ジフルオロメトキシ)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール
60 5,5−ジメチル−3−メルカプト−1,2−オキサゾリン
61 5−ヒドロキシ−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール
62 2−アミノ−5,7−ジメトキシ〔1,2,4〕トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン
63 2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−スルホニル クロリド
64 5−アミノ−2−クロロ−4−フルオロ安息香酸
65 2−クロロ−3−メチル−4−メチルスルホニル安息香酸メチル
66 4−メトキシカルボニル−2−メチルチオフェン−3−スルホニル クロリド
67 5−メトキシ−4−メチル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン
68 4−アミノ−5−メチルチオフェン−3−カルボン酸メチル
69 5−ヒドロキシ−1−メチルピラゾール
70 2−フルオロ−6−[(4,6−ジメトキシトリアジン−2−イル)メチル]アニリン
71 3−シアノ−2−(4−クロロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール

第III編 注目される新規農薬の開発
第1章 新規ピレスロイド系殺虫剤メトフルトリンの開発(石渡多賀男)

1 はじめに
2 発明の経緯
2.1 研究の背景
2.2 リード化合物の発見
2.3 メトフルトリンの発見
3 効力および製剤
3.1 基礎殺虫活性
3.2 加熱蒸散製剤
3.3 常温蒸散製剤
4 安全性
5 物性
6 開発状況
7 おわりに

第2章 殺菌剤メトコナゾールとイプコナゾールの開発(熊沢 智)
1 はじめに
2 研究の経緯
2.1 分子設計の発想
2.2 リード化合物の発見
2.3 メトコナゾールの発見
2.4 5員環ジメチル位置異性体の構造と活性
2.5 シクロアルカン誘導体の構造と活性
2.6 イプコナゾールの発見
3 メトコナゾールとイプコナゾールの生物活性
3.1 基礎活性
3.2 圃場試験活性
4 メトコナゾールとイプコナゾールの性状と安全性
5 メトコナゾールとイプコナゾールの製造法開発
5.1 シス型異性体の優先的製造法
5.2 TMSOBの製造法開発
6 メトコナゾールとCYP51との相互作用様式の検証
7 おわりに

第3章 新規殺虫剤フルベンジアミドの創製(遠西正範)
1 はじめに
2 フルベンジアミド創出の経緯
2.1 リード化合物の発見
2.2 フタル酸部位の変換
2.3 アニリン部位の変換
2.4 フルベンジアミドの選抜
3 フルベンジアミドの性状
4 フルベンジアミドの合成
4.1 ジアゾ-ヨウ素化ルート
4.2 Pd-ヨウ素化反応
4.3 パーフルオロアルキルアニリン製法
5 フルベンジアミドの作用特性
5.1 殺虫スペクトル
5.2 天敵・有用昆虫に対する影響
5.3 作用機構
5.4 フルベンジアミドの安全性
6 おわりに

第4章 新規微生物殺虫剤ゴッツAの開発(木村晋也、新田英二、丸山 威、松村賢司、高島喜樹)
1 はじめに
2 P.tenuipes T1株の発見
3 P.tenuipes T1株の製造
4 P.tenuipes T1株の製剤化
5 ゴッツAの効力
6 ゴッツAの安全性
7 おわりに

第5章 日本における微生物殺菌剤の開発(伊豆 進)
1 はじめに
2 微生物殺菌剤開発の歴史と現状
3 微生物殺菌剤の特徴と課題
4 開発と応用事例
4.1 Bacillus subtilis剤
4.2 Talaromyces flavus剤
5 微生物殺菌剤の今後
6 おわりに

第IV編 農薬開発における基礎研究
第1章 ピラゾール系機能性化学品(特に農薬)の過去・現在・未来(岡田 至)
1 はじめに
2 ファインケミカル(機能化学品)業種別国内出荷金額
3 有機合成化学工業の歴史
3.1 黎明期
3.2 最初のピラゾール環の合成
3.3 ピリン系解熱鎮痛剤の創製
3.4 ピラゾール系染顔料
4 ピラゾール系農薬
4.1 過去:商品化された農薬
4.2 現在:開発中の農薬
4.3 未来:特許,文献,学会情報など
5 その他ピラゾール系化学品
5.1 ピラゾール系医薬品
5.2 写真用カプラー
5.3 触媒の配位子
6 ピラゾール環の合成法
7 ピラゾール系農薬のまとめ
8 おわりに

第2章 芳香族メチルアミノ基含有機能化学品(岡田 至)
1 はじめに
2 ベンジルアミン誘導体の合成法
3 天然物およびその誘導体
4 農薬
4.1 除草剤
4.2 殺菌剤
4.3 殺虫剤
5 医薬
5.1 殺菌消毒剤
5.2 抗真菌剤
5.3 サルタン系高血圧治療薬
5.4 アルツハイマー病治療薬
5.5 勃起不全治療薬
5.6 抗生物質(β-ラクタム系抗菌薬)
5.7 抗アレルギー剤
5.8 ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬
5.9 去痰薬
5.10 高脂血症治療薬
5.11 その他
6 染料
7 その他機能化学品
7.1 ゴム用加硫促進剤
7.2 相関移動触媒
7.3 エポキシ樹脂などの硬化剤
7.4 イオン液体
7.5 不斉合成触媒の原料
8 おわりに

第3章 Phenoxyacetic acid系植物ホルモン活性物質の構造を起源とする種々の医薬・農薬への多面的構造展開(藤田稔夫)
1 はじめに
2 植物生長ホルモン活性物質と選択的生長抑制
3 Auxin型選択的除草剤2,4-DおよびMCPAの発見
4 Aryloxyacetic acidタイプの抗脂質異常症剤の登場
5 POA型除草剤からFibrate型抗脂質異常症剤への構造変換
6 Fibrate型抗脂質異常症剤からCLC型Cl−イオンチャネルmodulatorへの構造変換
7 Fibrate型抗脂質異常症剤からアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害型除草剤とquinoxaline型抗腫瘍剤への構造変換
8 Auxin型除草剤のPOA構造をもつ甘味受容体阻害物質
9 Auxin型除草剤から構造展開されたCRTH2拮抗型抗アレルギー剤
10 POA構造をもつ利尿剤・尿酸排泄性利尿剤の構造展開
11 まとめと補遺
12 おわりに

第4章 微生物農薬を利用した土壌病害防除の展望(相野公孝)
1 はじめに
2 内生細菌製剤の特性と最新登録情報
3 内生細菌の病害防除メカニズム
4 経済面から見た生物防除(シュードモナス フルオレッセンス剤を使用した場合)
5 微生物防除資材と組み合わせ技術の併用効果
5.1 露地型太陽熱利用土壌消毒との併用効果
5.2 土壌くん蒸剤との併用効果
6 おわりに

第5章 細胞融合を利用した新規微生物農薬の開発(小池正徳、相内大吾)
1 はじめに
2 昆虫寄生性菌類の育種
3 Lecanicillium属菌の細胞融合
4 Lecanicillium属菌融合株の特性
5 生物的防除資材としてのLecanicillium属菌融合株
5.1 微小害虫に対するLecanicilliun属菌融合株
5.2 ダイズシストセンチュウに対するLecanicillium融合株
6 おわりに

第6章 植物病原菌を弱毒化するマイコウイルスを利用した微生物防除資材の開発(森山裕充)
1 はじめに
2 アルタナリア・アルタナータ菌の生育を阻害する新規マイコウイルス
3 イネいもち病菌の生育を抑制する新規マイコウイルス
4 おわりに

第V編 農薬市場の動向
第1章 農薬産業の全般的な動向

1 需給動向
2 輸出動向
3 輸入動向
4 生産動向
5 農薬産業関連トピック(2008〜2010年)
5.1 国内編
5.2 海外編

第2章 国内農薬市場の推移:殺虫剤を中心にして(城島輝臣)
1 はじめに
2 農薬全体の出荷金額と出荷量の推移
3 殺虫剤の出荷金額の推移
3.1 殺虫剤の分類
3.2 殺虫剤の作用機構
3.3 殺虫剤の作用機構別の推移
3.4 各グループでシェアが最も大きい殺虫剤
4 おわりに

第3章 国内農薬市場の推移:除草剤を中心にして(城島輝臣)
1 はじめに
2 農薬全体の出荷金額と出荷量の推移
3 除草剤の出荷金額の推移
3.1 除草剤の分類
3.2 除草剤の作用機構
3.3 除草剤の作用機構別の出荷推移
4 ブライトン会議(1997年)での報告
5 おわりに

第4章 国内農薬市場の推移:殺菌剤を中心にして(城島輝臣)
1 はじめに
2 農薬全体の出荷金額と出荷量の推移
3 殺菌剤の出荷金額の推移
3.1 殺菌剤の分類
3.2 殺菌剤の作用機構
3.3 FRAC
3.4 殺菌剤の作用機構別の出荷推移
4 おわりに

第5章 微生物農薬使用の現況と将来展望(有江 力、国見裕久)
1 はじめに
2 天敵微生物による害虫防除
2.1 世界での利用の現状
2.2 日本での利用の現状と展望
3 微生物を成分とする殺菌剤
3.1 世界での利用の現状
3.2 日本での利用の現状と展望
4 微生物除草剤

第VI編 農薬資料
第1章 新規殺虫剤「Ryanodine Receptor Activators」(下松明雄)

1 はじめに
2 Ryania Extracts(ryanodine)
3 糸状菌産生物質(FKI-1033)とカフェイン
3.1 FKI-1033
3.2 Caffeine
4 フルベンジアミド(フェニックス)
5 クロラントラニリプロール(DKI-0001;デュポン)
6 日産化学(フタール酸ジアミド)
7 バイエル(日農と共同研究開発)
8 石原産業
9 シンジェンタ
10 その他の化合物
11 おわりに

第2章 新規殺虫剤「Ryanodine Receptor Modulators」(下松明雄)
1 はじめに
2 Cinnzeylanine,CinnzeylanolとRyanodine,Ryanodol
3 BASF
4 バイエル
5 デュポン
6 石原産業
7 三井化学
8 日本農薬
9 日本曹達
10 日産化学
11 シンジェンタ
12 住友化学
13 おわりに

第3章 昆虫成長制御剤(IGR)としてのジアリールヘテロ環化合物(下松明雄)
1 はじめに
2 ベンゾイルフェニルウレア系(BPU)キチン生成阻害剤
3 ジアリールヘテロ環系(DAH)キチン生成阻害剤
3.1 八洲化学
3.2 日本曹達
3.3 日産化学
3.4 クミアイ化学
3.5 住友化学
3.6 DuPont
3.7 宇部興産
3.8 Bayer AG
3.9 Dow AgroScience(DAS)
3.10 Novartis(Syngenta)
3.11 Hoechst Schering AgrEvo(Aventis)
3.12 武田薬品
4 おわりに

第4章 2006〜2010年に上市された農薬および現在開発中の農薬一覧

この商品のレポートナンバー

0000002914

このカテゴリのレポート

2011年版 ファインケミカル年鑑

Yearbook of Fine Chemical 2011

発刊日2010/10/29 価格 73,700 円(税込)

新しい農薬原体の創製2014

Recent Agrochemicals and Technical Papers 2014

発刊日2014/07/02 価格 110,000 円(税込)

新しい農薬原体・キー中間体の創製2019

Manufacturing Flow of Agrichemical Intermediate 2019

発刊日2019/10/31 価格 220,000 円(税込)

TOP