目次
序 論 持続可能な社会に向けた生分解性プラスチックの創製と課題
《岩田 忠久》
第Ⅰ編 プラスチック海洋汚染と生分解性評価
第1章 産業界における海洋プラスチック問題の課題と取組み 《加藤 英仁》
第2章 プラスチックの海洋汚染評価
第1節 深海におけるプラスチック汚染の現状 《中嶋 亮太》
第2節 ハイパースペクトルイメージングを用いたマイクロプラスチック分析技術の開発
《中嶋 亮太,藤倉 克則》
第3節 マイクロプラスチックの生体影響と評価手法 《鑪迫 典久,岡﨑 友紀代》
第3章 生分解性プラスチックの海洋分解性評価と識別表示法
第1節 生分解性プラスチックに関わるISO国際標準化動向 《国岡 正雄》
第2節 海洋生分解性評価法の開発 《菊地 貴子》
第3節 生分解性プラスチックの海洋生分解性評価手法 《中山 敦好》
第4節 海洋生分解性の評価項目としての微生物の解析
《三浦 隆匡,日高 晧平,森 美穂子,山口 薫,照井 保幸,荒田 芙美子,内野 佳仁,紙野 圭》
第5節 海洋生分解性プラスチックの研究開発 《粕谷 健一,鈴木 美和,橘 熊野》
第6節 生分解性プラスチックの導入事例と識別表示 《森 浩之》
第2編 生分解性プラスチックの開発
第1章 バイオの力でつくる生分解性プラスチック
第1節 さまざまな側鎖を有する微生物産生ポリエステルの開発 《廣江 綾香,柘植 丈治》
第2節 高強度・高伸縮性を有する微生物産生ポリエステル繊維の開発 《大村 拓,岩田 忠久》
第3節 天然高分子ポリγグルタミン酸からつくる環境配慮型「メディシナルプラスチックス」 《芦内 誠》
第2章 化学の力でつくる生分解性プラスチック
第1節 素反応開発による生分解性プラスチックの新しい合成法 《野田 拓海,髙坂 泰弘》
第2節 長鎖脂肪族ポリエステルの環境分解性 《橘 熊野,粕谷 健一》
第3節 ジバニリン酸を利用した生分解性プラスチックの開発 《榎本 有希子,藤枝 謙太郎,岩田 忠久》
第4節 生分解性を有する新規機能性コポリエステルの設計と合成 《中山 祐正,塩野 毅》
第3章 天然物の力でつくる生分解性プラスチック
第1節 天然素材を利用した海洋分解性プラスチック 《徐 于懿,宇山 浩》
第2節 海洋分解性を有するセルロース系バイオプラスチックの開発 《田中 修吉》
第3節 パラミロンエステル誘導体の合成と物性評価および環境水分解性 《甘 弘毅,岩田 忠久》
第4章 生分解性開始スイッチ機能の開発
第1節 光スイッチ型海洋分解性プラスチックの開発 《高田 健司,金子 達雄》
第2節 生分解開始機能を有する酵素内包生分解性プラスチックの開発 《黄 秋源,木村 聡,岩田 忠久》
第3節 芽胞内包生分解性プラスチック 《鈴木 美和,橘 熊野,粕谷 健一》
第4節 光による安定化・分解を活用したエコマテリアルの開発 《齋藤 敬》
第5節 生分解性と自己修復性の両立に向けた研究開発 《中川 慎太郎,吉江 尚子》
第5章 高性能な生分解性プラスチックの材料開発
第1節 バイオマスプラスチックを肥料に変換するリサイクルシステムの開発 《青木 大輔》
第2節 海洋生分解性バイオマス複合プラスチック材料「Biofade」の開発 《三宅 仁》
第3編 天然素材からつくるプラスチック代替材料
第1章 成形/コーティング技術
第1節 オールバイオマス成形技術の開発 《野中 寛》
第2節 紙をプラスチック代替材料とするシリカ樹脂コーティング技術 《岩宮 陽子, 廣井 善二》
第2章 注目のプラスチック代替材料の開発
第1節 生分解性酢酸セルロースの開発 《樋口 暁浩,小林 慧子》
第2節 セルロースをもちいた海にやさしい素材の開発 《磯部 紀之》
第3節 天然セルロース原料である「CELLULOBEADS」の化粧料への応用 《後藤 武弘,北之馬 麻希》
第4節 吸水性セルロースマイクロビーズ「モイストセルロースⅡ」の開発 《城崎 智洋,永岡 昭二》
第5節 カニ殻由来の新素材キチンナノファイバーの実用化に向けた取組み 《伊福 伸介》