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レポートナンバー 0000040899
株式会社エヌ・ティー・エス
～分子メカニズムから農業応用の可能性まで～
発刊日 2025/02/16
言語日本語
体裁B5/408ページ
ライセンス/価格408ページ
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植物が見せるさまざまな生存戦略、多次元コミュニケーション（植物-植物間、植物-動物間、植物-菌類間、 植物-微生物間）の驚きの仕組みを包括的に詳解した、本邦初の専門書！
未来のエコシステムに向けた農業応用の可能性も検証する！
髙林 純示 京都大学名誉教授
髙林 純示 京都大学名誉教授 松井 健二 山口大学 大学院創成科学研究科 教授 塩尻 かおり 龍谷大学 農学部 教授 萩原 幹花 九州大学 理学研究院 日本学術振興会特別研究員（PD） 石原 正恵 京都大学 フィールド科学教育研究センター 准教授 石崎 智美 新潟大学 理学部 准教授 米谷 衣代 近畿大学 農学部 准教授 山尾 僚 京都大学 生態学研究センター 教授 大崎 晴菜 東京都立大学 大学院理学研究科 日本学術振興会特別研究員（PD） 榊原 均 名古屋大学 大学院生命農学研究科 教授 米山 香織 埼玉大学 理工学研究科 准教授 門脇 浩明 京都大学 白眉センター 特定准教授 深澤 遊 東北大学 大学院農学研究科 准教授 釘宮 聡一 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 植物防疫研究部門 上級研究員 下田 武志 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター 畑作園芸研究領域 野菜新作型グループ グループ長補佐 戒能 洋一 筑波大学名誉教授 奥山 雄大 独立行政法人国立科学博物館植物研究部多様性解析・保全グループ 筑波実験植物園 研究主幹 大橋 一晴 筑波大学 生命環境系 講師 高木 健太郎 筑波大学 大学院理工情報生命学術院 望月 昂 東京大学 大学院理学系研究科附属植物園 助教 岡本 朋子 岐阜大学 応用生物科学部 准教授 平野 朋子 京都府立大学 大学院生命環境科学研究科 准教授 杉山 暁史 京都大学 生存圏研究所 教授 村田 純 公益財団法人サントリー生命科学財団 生物有機科学研究所 統合生体分子機能研究部 主席研究員 由里本 博也 京都大学 大学院農学研究科 准教授 阪井 康能 京都大学 大学院農学研究科 教授 川口 正代司 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 基礎生物学研究所 共生システム研究部門 教授 John Jewish A. Dominguez 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 助教 石原 大雅 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 井上 加奈子 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 特任助教 安田 盛貴 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 助教 西條 雄介 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 教授 有村 源一郎 東京理科大学 先進工学部 教授 小澤 理香 京都大学 生態学研究センター 研究員 大西 利幸 静岡大学 グリーン科学技術研究所/ 農学部 教授 杉本 貢一 筑波大学 つくば機能植物イノベーション研究センター 助教 永嶌 鮎美 東京科学大学 生命理工学院 助教 豊田 正嗣 埼玉大学 理工学研究科 教授/ 公益財団法人サントリー生命科学財団 SunRiSE 生命科学研究者支援プログラム SunRiSE フェロー/ 華中農業大学 植物科学技術学院 客員教授 山内 靖雄 神戸大学 大学院農学研究科 准教授 上船 雅義 名城大学 農学部 教授 櫻井 裕介 新潟大学 大学院自然科学研究科 安部 順一朗 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 植物防疫研究部門 上級研究員 前田 太郎 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境研究部門 上級研究員 光畑 雅宏 アリスタライフサイエンス株式会社 サプライチェーンマネージメント部 IPPM 輸入・製造プランナー/ プロジェクトマネージャー
第1章 揮発性物質が媒介する地上部植物間コミュニケーション 第1節 地上部植物間コミュニケーションとその特性 〈髙林 純示〉 第2節 みどりの香りと植物間コミュニケーション 〈松井 健二〉 第3節 揮発性物質を介した植物間コミュニケーションの野外実証 〈塩尻 かおり〉 第4節 森林における植物間コミュニケーション 〈萩原 幹花／石原 正恵〉 第5節 植物の匂いを用いた血縁認識 塩尻 かおり 〈石崎 智美〉 第6節 植物間コミュニケーションが節足動物群集に与える影響 〈米谷 衣代〉
第2章 地下部における植物間コミュニケーション 第1節 地下部のコミュニケーションの多様性と機能 〈山尾 僚／大崎 晴菜〉 第2節 地下茎で繋がるラメット間コミュニケーション 〈榊原 均〉 第3節 ストリゴラクトンを介した隣接植物間のコミュニケーション 〈米山 香織〉 第4節 森林生態系における土壌微生物のネットワーク 〈門脇 浩明〉 第5節 雨後のキノコの電気的な会話を測定する 〈深澤 遊〉
第3章 植物-動物間における相互作用 第1節 天敵が利用する植物由来の情報 〈釘宮 聡一〉 第2節 植物と捕食性天敵間の相互作用 〈下田 武志〉 第3節 情報・相互作用ネットワークの多様性と可塑性をもたらす天敵昆虫類の学習能力 〈戒能 洋一〉 第4節 植物株上で繰り広げられる複雑な情報・相互作用ネットワーク 〈髙林 純示／米谷 衣代／塩尻 かおり〉 第5節 虫をだます花の適応放散 〈奥山 雄大〉 第6節 蜜や花粉を食べる動物と被子植物が織りなす送粉共生系～「花はよろず屋」という視点から考える 〈大橋 一晴／高木 健太郎〉 第7節 異端の花たち：まだ見ぬ植物と送粉者の相互作用〈望月 昂〉 第8節 絶対送粉共生系における花の匂いの役割 〈岡本 朋子〉 第9節 虫瘤と植物 〈平野 朋子〉
第4章 植物-微生物間の情報・相互作用ネットワーク 第1節 ダイズイソフラボンの根圏への分泌機構と生物間相互作用における役割 〈杉山 暁史〉 第2節 植物-微生物相互作用における揮発性低分子化合物の働き〈村田 純〉 第3節 地球規模での炭素循環に貢献する葉圏C1微生物-植物間相互作用 〈由里本 博也／阪井 康能〉 第4節 マメ科植物-根粒菌における共生系とその進化 〈川口 正代司〉 第5節 微生物感染情報と栄養環境情報に基づく植物免疫の制御 〈John Jewish A. Dominguez／石原 大雅／井上 加奈子／安田 盛貴／西條 雄介〉
第5章 植物の多次元コミュニケーション力を支える分子メカニズム 第1節 植物が食害誘導的に揮発性物質を生産するメカニズム 〈有村 源一郎／小澤 理香〉 第2節 植物は大気中の揮発性物質を配糖化する 〈大西 利幸／杉本 貢一〉 第3節 植物の揮発性化合物の受容と応答－カリオフィレンを例に 〈永嶌 鮎美〉 第4節 揮発性物質を介した植物間コミュニケーションの可視化 〈豊田 正嗣〉
第6章 植物の多次元コミュニケーション力の農業への応用 第1節 植物のコミュニケーション力を活かした揮発性バイオスティミュラントの開発 〈山内 靖雄〉 第2節 植物が放出する天敵誘引物質による害虫管理の可能性 〈上船 雅義〉 第3節 草刈りのかおりで作物の生産性の向上 〈石崎 智美／櫻井 裕介〉 第4節 天敵類の保護・強化等に有効な補助植物の活用 〈安部 順一朗〉 第5節 植物ホルモン処理による植物と昆虫のコミュニケーションの強化 〈小澤 理香〉 第6節 花の香りでハナバチの受粉効率をアップする 〈前田 太郎／光畑 雅宏〉
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〜植物の生理活性プロセスから資材開発、適用事例まで〜
発刊日2022/04/27 価格 59,400 円（税込）
