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レポートナンバー 0000004560

カーボン製品市場の徹底分析

有限会社シーエムシー・リサーチ

Analysis on Carbon Product Market

発刊日 2011/12/19

言語日本語

体裁A4/339ページ

ライセンス/価格339ページ

0000004560

A4版 88,000 円(税込)

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ポイント

カーボン材料の分野別需要動向および市場動向を徹底分析! / ニューカーボン・ファインカーボンの現状と開発動向を詳述!
カーボン事業参入メーカーの概要および事業展開の現状分析!
中国市場(主要6 品目)の需要動向・メーカー動向を把握!

レポート概要

【刊行のねらい】

カーボンは、21 世紀の文明の中核を担う素材といわれ、エレクトロニクス産業、航空機、宇宙産業、自動車産業等の進展にともない、新しい機能を付与した材料が次々と開発、製品化されている。最近、ハイテク分野で活躍する素材として注目されているのが炭素繊維、特殊炭素(等方性炭素など)の新しい機能性炭素材料である。

特に国際商品として炭素繊維は、航空機向けの需要拡大と近い将来自動車の軽量化を目的とする本格採用の期待があり、また次期エネルギー向けの太陽電池部材、LED 向けからリチウムイオン電池負極材向けなどでは世界市場において事業拡大が活発である。

また比較的新しい材料として、カーボンナノチューブ、メソカーボンマイクロビーズ、ガラス状カーボン、多孔性カーボン、炭化ケイ素繊維、フラーレンなども応用開発を経て実用化の域に達している。これら炭素材料が、今後、社会的、技術的ニーズを背景に、新しい機能性の発見や開発をともないながら利用分野を拡大していくことは間違いないであろう。

本書は、汎用から機能品まで炭素材料全体を俯瞰するなかで、特にニューカーボンと称する材料に焦点をあててまとめたものである。カーボン素材に関係する方々の市場把握に有用な1 冊になることを確信し、購読をお勧めする。

レポート詳細

構成および内容

Ⅰ 総 論
1 炭素材料の概要
  (1) 炭素とは
  (2) 炭素材料の分類
  (3) 黒鉛の性質
2 炭素製品の需要動向
3 炭素製品の用途
4 炭素製品メーカーの売上高比較

Ⅱ 各種カーボン製品市場
1 特殊カーボン(ファインカーボン)製品
 1.1 特殊カーボン製品
  (1) 概要
  (2) 特殊カーボン製品の分類・用途
  (3) 特殊カーボン製品の需要
 1.2 等方性黒鉛
  (1) 概要
  (2) 用途・需要
 1.3 C/C コンポジット
  (1) 概要・製品
  (2) 需要量・参入メーカー
  (3) 高温炉用途
 1.4 摺動材(摩擦材)
  (1) 概要
  (2) 市場規模・参入メーカー
  (3) 用途例
 1.5 パンタグラフ用カーボン系すり板
  (1) 概要
  (2) 市場規模・製品メーカー
 1.6 不浸透性炭素材
  (1) 概要
  (2) 市場規模
  (3) 参入メーカー・製品
 1.7 SiC コーティング材
  (1) 概要
  (2) 需要量・メーカーシェア
  (3) 参入メーカー・製品
  (4) その他のコーティング材
 1.8 特殊炭素加工メーカーの概要
  (1) アクロス
  (2) アルバテックテクノ
  (3) 穴織カーボン
  (4) イビデン
  (5) SEC カーボン
  (6) オーエムシー
  (7) オーパック
  (8) 大和田カーボン工業
  (9) 国光カーボン工業
  (10) コバレントマテリアル
  (11) 三協カーボン
  (12) 新日本テクノカーボン
  (13) 綜合カーボン
  (14) タンケンシールセーコウ
  (15) 第一カーボン
  (16) 帝国カーボン工業
  (17) 巴工業
  (18) 中越黒鉛工業所
  (19) トライス
  (20) 東海カーボン
  (21) 東京炭素工業
  (22) 東洋炭素
  (23) 東京通信機材
  (24) 日本黒鉛工業
  (25) 日本カーボン
  (26) 日本電極
  (27) 日立化成工業
  (28) 西村黒鉛
  (29) 富士カーボン製造所
  (30) 丸豊鋳材製作所
  (31) メカニカルカーボン工業
  (32) メルセン・エフエムエー(旧・ル・カーボン)
  (33) モルガナイトカーボン
  (34) レイホー製作所
2 炭素繊維
 2.1 概要
  (1) 原料別の分類
  (2) 製法
  (3) 製品形態別の分類と用途
  (4) メーカーの生産能力
 2.2 市場動向
  (1) 需要量推定
  (2) メーカー各社の需要予測
  (3) 炭素繊維需給統計
 2.3 PAN系炭素繊維メーカーの動向
  (1) 東レ
  (2) 東邦テナックス
  (3) 三菱レイヨン
 2.4 海外メーカーと合弁企業
  (1) SOFICAR(Société des Fibres de Carbone:東レグループ)
  (2) Hexcel Corporation(NYSE:HXL)
  (3) SGL グループ
  (4) ZOLTEC
  (5) 台湾プラスチックス
 2.5 炭素繊維の新規事業化
  (1) 日本
  (2) 韓国
  (3) 中国
 2.6 ピッチ系炭素繊維メーカーの動向
  (1) クレハ
  (2) 三菱樹脂
  (3) 大阪ガスケミカル
  (4) 日本グラファイトフィアバー
  (5) 日本カーボン
3 炭素繊維複合材料(CFRP)
 3.1 概要・成形法・用途
 3.2 CFRP 射出成形品
 3.3 射出成形用の短・長繊維メーカー
 3.4 CF 強化樹脂/射出成形用メーカーとグレード
 3.5 その他コンパウンドメーカー
4 プリプレグ
 4.1 概要・成形法
 4.2 市場動向
 4.3 主要メーカー動向
5 炭化ケイ素繊維
 5.1 概要
 5.2 国内メーカーの生産能力
 5.3 開発動向
6 炭素系断熱材
 6.1 概要
 6.2 メーカーと製品
7 電池用負極材・燃料電池セパレータ
 7.1 電池用負極材
 7.2 負極材の市場動向
 7.3 炭素系負極材メーカー動向
 7.4 燃料電池用セパレータメーカー動向
8 人造黒鉛電極材
 8.1 概要
 8.2 市場動向
 8.3 メーカー動向
9 ガラス状カーボン
 9.1 概要
 9.2 メーカー動向
10 放熱材料
 10.1 概要
 10.2 市場動向
 10.3 放熱シートメーカーと製品
11 多孔質カーボン
 11.1 概要
 11.2 メーカーと製品
12 カーボンブラック
 12.1 概要
 12.2 市場動向
 12.3 メーカー生産能力
 12.4 メーカー動向
13 カーボンナノチューブ
 13.1 概要
 13.2 製法・用途
 13.3 市場動向
 13.4 主要参入企業
 13.5 メーカー動向
 13.6 その他関連企業の動向
14 メソカーボンマイクロビーズ
 14.1 概要
 14.2 特徴と用途展開
 14.3 開発動向
15 活性炭
 15.1 概要
 15.2 活性炭業界動向
 15.3 メーカー生産能力
 15.4 需要動向
 15.5 主要メーカーの製品
  (1) 活性炭メーカーと製品
  (2) 繊維状活性炭メーカーと製品
  (3) 廃タイヤ利用の活性炭メーカーと製品
 15.6 コスト分析
16 合成ダイヤモンド
 16.1 製造の歴史
 16.2 製法
 16.3 用途
 16.4 需要概況
 16.5 輸出入統計
 16.6 メーカー動向
 16.7 合成ダイヤモンド工具メーカー動向

Ⅲ 中国市場(中国の炭素製品主要6品目)
1 日本メーカーと中国市場
 1.1 日本メーカーの中国進出状況
 1.2 日本の炭素メーカーの中国進出動向
2 炭素繊維
 2.1 中国政府の政策
 2.2 炭素繊維の需要
 2.3 用途別需要動向
 2.4 輸出入統計
 2.5 炭素繊維メーカー動向
 2.6 炭素繊維素材加工メーカー動向
3 天然黒鉛・人造黒鉛
 3.1 天然黒鉛の市場動向
 3.2 天然黒鉛の中国生産量推定
 3.3 天然黒鉛メーカー
 3.4 人造黒鉛の市場動向
 3.5 人造黒鉛の輸出入統計
4 黒鉛電極
 4.1 市場動向
 4.2 メーカー動向
5 活性炭
 5.1 市場動向
 5.2 出荷状況
6 カーボンブラック
 6.1 市場動向
 6.2 需要動向
 6.3 輸出入統計
7 合成ダイヤモンド
 7.1 市場動向
 7.2 ダイヤモンド工具業界の概要
 7.3 世界の工業用ダイヤモンド生産量
 7.4 主要メーカー

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