レポートナンバー 0000000663
医療制度改革とメタボリックシンドローム健診・保健指導サービスの将来動向分析
株式会社シード・プランニング
- 2008年以降の健康・保健事業と関連ビジネス動向のシナリオ -
発刊日
2007/06/29
言語日本語
体裁A4/159ページ
ライセンス/価格159ページ
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ポイント
メタボリックシンドローム健診の課題と受診率向上の取り組みとは →新しい健診サービスのターゲットユーザーとそのニーズとは
メタボリックシンドローム保健指導サービスは詳細な基準設定へ →その内容と課題、今後の方向性とは
地域展開健保は地域連携へ、政管健保は地域ごとに全国解体へ →保健産業構造はどう変わるか
レポート概要
2006年6月に、医療制度改革関連法案が成立しました。2008年度より、医療保険者には、健康増進計画の提出、40歳以上の被保険者・被扶養者を対象に特定健診実施、健診後の保健指導が義務化され、2013年よりその評価により拠出金額に差別化が実施されます。
特定健診の内容については、「内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)に着目した健診及び保健指導の事業実施を義務づける」とあり、医療保険者として実務を担当する健保や自治体等ではメタボリックシンドローム健診・保健指導体制の強化が急務です。
厚生労働省の「医療制度改革関連法に関する都道府県説明会」等において詳細説明を受け、これから取り組む健保、自治体が多いのが実情ですが、すでに保険制度改革のモデル事例として取り組んでいるところや以前から健康増進事業に注力し効果を上げているところもあります。一方で、数多くの自治体や健保では対応できるだけの体制が整っておらず、2008年の実施に向け国内の保健事業がどう動いていくのか不透明な状態にあります。
また、健診データベースやレセプトシステムの整備が急がれており、ITソフトウェア企業が活発に動いています。さらに、食事指導サービス、フィットネスクラブ、ITヘルスケアサービス企業や食品メーカー等ではメタボリックシンドローム保健指導に合わせ新たな事業展開が始まっています。次々と保健指導サービス企業が生まれており、提供されるサービスについて効果のエビデンスや安全性等の評価等が急がれています。
弊社では、医療制度改革で混迷する健康・保健産業の現状について特定健診・保健指導を中心に整理し、最新の動向、及び将来展望について調査を実施致します。健康・保健産業に関わる方々の戦略策定に必携の1冊です。
レポート詳細
目次
- I. 総括
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- 特定健診・保健指導市場の展望
- 特定健診・保健指導制度の将来シナリオ
- II. 医療制度改革と特定健診・保健指導制度の背景とポイント
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- 医療制度改革の背景とポイント
- 1) 医療制度改革の背景
- 1- 高齢化の進展と国民医療費の増大
- 2- 医療費増加の要因
- 2) 医療制度改革の取り組み
- 特定健診・保健指導制度の全体像とポイント
- 1) メタボリックシンドロームの位置づけと特定健診・保健指導制度の背景
- 1- メタボリックシンドローム対策へ
- 2- 保健事業体制、健診制度の見直し
- 2) 特定健診・保健指導制度の全体像
- 3) 特定健診・保健指導制度のポイント
- 1- 計画策定と今後の流れ
- 2- 健診項目と階層化の基準
- 3- 保健指導の内容とポイント制
- 4- データ管理
- 5- 目標値と評価法
- III. 特定健診受診者・保健指導参加者の推移と市場展望
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- 特定健診・保健指導の対象者
- 1) 特定健診・保健指導の対象者数
- 1- 年齢人口から見た特定健診対象者数
- 2- 保険者別にみた特定健診対象者数
- 2) メタボリックシンドローム該当者・予備軍数と性別・年代別に見た保健指導の有望セグメント
- 特定健診・保健指導市場の展望
- 1) 特定健診・保健指導市場の将来予測
- 1- 特定健診・保健指導市場
- 2- 健診受診者数と市場予測
- 3- 保健指導参加者数と市場予測
- 2) 保険者の財源から見た特定健診・保健指導の市場予測
- IV. 業界構造とキープレイヤーの動向
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- 業界構造とプレイヤー
- 1) 特定健診・保健指導のプレイヤー
- 2) 特定健診・保健指導の業界構造
- 3) 特定健診・保健指導のキープレイヤー
- 1- キープレイヤー
- 2- 提携ネットワーク・バリューチェーン構築の必要性
- 各プレイヤーの現状と展望
- 1) 保険者
- 1- 保険者の構成と都道府県単位による再編・統合の行方
- 2- 保険者の財政状況
- 3- 各保険者の動き (健保・共済組合等 / 政管健保/国保)
- 2) 健診機関-健診センター、医療機関 (地域医師会)
- 1- 健診センター
- 2- 医療機関(地域医師会)
- 3- その他
- 3) とりまとめ機関
- 4) 民間サービス事業者、製造業者、IT関連事業者
- 1- 民間サービス業者
- 2- 製造業者
- 3- IT関連事業者
- 4- 注目企業リスト
(健診システム / 在宅検査・問診 / 保険者向けコンテンツ / コールセンター / ITツール、保健指導システム・コンテンツ / 食事指導 / 運動指導・フィットネス・測定機器 / トータルサービス・コンサルティング)
- 5) 地域型ビジネスの興隆
- 6) 保険者のアウトソーシングの方向性
- 1- 「健診」「保健指導」「データ管理」のアウトソーシング度
- 2- 各保険者の事情・課題・委託先選択基準
- V. 特定健診・保健指導制度の課題と今後の方向性
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- 課題と今後の方向性
- 1) 特定健診
- (1- 現状と課題 / 2- 今後の方向性)
- 2) 特定保健指導
- (1- 現状と課題 / 2- 今後の方向性)
- 3) データ管理
- (1- 現状と課題 / 2- 今後の方向性)
- 今後のシナリオ
- 1) 保険者はどこまで対応するのか
- 1- 各保険者の対応
- 2- 特定健診・保健指導実施のインセンティブ
- 3- 現状からの検討
- 2) 目標値は達成されるのか
- 3) 特定健診・保健指導制度の将来シナリオ
- 1- 5つの将来シナリオ
- 2- 特定健診・保健指導制度に先に
- VI. ヒアリング調査結果のまとめ
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- 特定健診・保健指導の市場展望
- 1) 市場規模
- 2) 保険者の財源から見た市場展望
- 業界構造とキープレイヤーの動向
- 1) 業界構造
- 2) キープレイヤー
- 3) 保険者側から見た業界展望
- 1- 保険者全体の動向
- 2- 各保険者の動向
- 4) サービス提供側から見た展望
- 特定健診・保健指導制度の課題と今後の方向性・
- 1) 特定健診・保健指導制度の課題
- 1- 特定健診
- 2- 特定保健指導
- 3- データ管理
- 2) 特定健診・保健指導制度の将来シナリオ
- 1- 目標値達成について
- 2- 特定健診・保険制度の成功・失敗の可能性
- 3- 海外との比較
- 4- 特定健診・保健指導制度後の方向性
- 医療制度改革と特定健診・保健指導制度の背景とポイント
- 1) 特定健診・保健指導制度のポイント
- 2) 医療制度改革の背景
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