レポートナンバー 0000009053
2014年版 スマートコミュニティの実態と将来展望
株式会社日本エコノミックセンター
− スマートシティ市場実態/予測・関連市場/技術 −
スマート・エネルギー 〜 Smart Community編
発刊日
2014/04/25
言語日本語
体裁B5/200ページ
ライセンス/価格200ページ
0000009053
※上記価格は「書籍版」か「CDタイプ(PDF)」単独の値段になります。
※書籍版+CDタイプ:90,000円 / 書籍版+プレミアムCD(PDF+Excel):110,000円 /
プレミアムCD:90,000円 / 章単位CD(PDF):25,000円 / データCD(Excelファイル):25,000円
備考欄に記載された価格は全て税抜き価格です。消費税を加えた金額での販売となります。
レポート概要
電力などエネルギーを効率的に使う環境配慮型都市「スマートコミュニティ((smart community)・シティ」の形成が世界規模で進みつつあります。さらに、IT技術を使用して電力需給を制御し、電力をロスなく安定して供給する「スマートグリッド(smart grid)」の整備も日本企業が強みを発揮できる分野です。設備を担う重電メーカーから材料技術を武器に市場を狙う素材メーカーまで、新たな取組みが動き出しています。
世界のスマートコミュニティ市場は2020年度に59兆3,000億円(11年度比14倍・インフラ+発電・蓄電設備+新エネルギー+環境対応車)と予想(2040年度まで予測)。送電網の中核を担うのは、重電メーカーが扱う高性能な変電設備や制御技術です。家庭やビルに設置するスマートメーター(次世代電力計)や、蓄電池、配電自動化システムなどの分野では、日本が強みの技術を生かして事業を拡大できる余地が大きくなります。
スマートコミュニティの範囲も送電網に限らず、交通システムや下水道網などを含めた都市が対象となります。スマートグリッドの技術を中核に環境に配慮した住宅「スマートハウス」や、商業施設などを建設する大型プロジェクトが世界でも進んでいます。そのため、国内企業は海外展開を見据えた提携など活発化するものと予想されます。
レポート詳細
目次
第Ⅰ章 スマートコミュニティの動向と展望
1. 世界スマートコミュニティの現状と動向
(1) スマートコミュニティ構想の概要
(2) 世界のスマートコミュニティ概要
①スマートコミュニティ世界市場推移予測(〜40年度)
②スマートコミュニティ世界市場(構成市場)推移予測
③スマートコミュニティ地域別市場・推移予測(拠点・金額)
(3) 水ビジネスの動向と展望
2. 国内スマートコミュニティの現状と動向
(1) 関連官公庁の取組みについて
(2) 地方自治体の取組みについて
①スマートコミュニティ国内市場推移予測(〜40年度)/構成比率
②スマートコミュニティ国内市場(構成市場)推移予測
3. 次世代エネルギー・社会システム協議会・実証事業
(1) スマートコミュニティの構築
(2) 次世代エネルギー社会システム実証事業
(3) 実証事業の具体的内容について
(4) 経済的な動議つけ(インセンティブ)
(5) 新しいビジネスの可能性
(6) 今後の実証事業の進め方
(7) 実証試験を契機とした今後
(8) 海外への展開について
(9) 国際標準の動きについて
(10) スマートグリッドとマイクログリッド
4. 国内スマートコミュニティの概要
(1) 横浜スマートプロジェクト(YSCP)
(2) 豊田市低炭素都市
(3) けいはんなエコシティ
(4) 北九州市スマートコミュニティ
【参考】福島再生可能エネルギー研究所の新技術
第Ⅱ章 スマートハウス市場の動向と展望
1. スマートハウスの背景と定義
(1) スマートハウスの背景
(2) スマートハウスの定義
2. スマートハウスによる新ビジネス
(1) スマートハウスの機能を活用する事業
(2) スマートハウス内のシステム構成
(3) スマートハウスの参入企業と動向
①スマートハウス世界/国内市場推移・予測(〜40年度)/シェア
②新設住宅着工戸数推移予測/戸建て住宅販売シェア
3. スマートハウス関連市場の動向と展望
(1) 住宅用太陽光発電の動向と展望
(住宅用太陽光発電市場推移・予測/構成比率)
(2) 家庭用蓄電池の動向と展望(〜40年度)
(家庭用LiB・家庭用燃料電池 各市場推移予測/シェア)
(3) スマートメーターの動向と展望(〜40年度)
【参考】スマートメーター仕様に関する基本的な考え方
・スマートメーター世界・国内市場推移予測/シェア
(4) HEMS(Home Energy Management System) の動向と展望
・HEMS世界/国内市場予測(〜40年度)/国内シェア
(5) 電気自動車関連機器の動向と展望(〜40年度)
(V2H・V2H/EV・PHV用充電器 各 世界・国内市場推移予測
(6) スマート家電製品の動向と展望
(7) エコキュ−トの動向と展望
・エコキュ−ト国内市場推移・予測/国内シェア
(8) LED照明器具の動向と展望
・LED照明器具国内市場推移・予測/国内シェア
4. スマートハウスメーカー販売戸数予測(〜25年度)
5. スマートハウス関連メーカーの動向と展望(〜25年度)
(1) エリーパワー 株式会社
(2) 三洋ホームズ 株式会社
(3) 住友林業 株式会社
(4) 積水ハウス工業 株式会社
(5) 大和ハウス工業 株式会社
(6) トヨタホーム 株式会社
(7) パナホーム 株式会社
(8) ミサワホーム 株式会社
第Ⅲ章 スマートグリッド市場の現状と展望
1. スマートグリッドの動向と展望
(1) スマートグリッドの定義と市場
・スマートグリッド世界/国内市場推移・予測
(2) スマートグリッドの目的と方法
(3) スマートグリッド構成市場の分類
2. スマートグリッド国内市場の動向と展望
(1) スマートグリッド国内市場の業界構造
(2) スマートグリッド国内関連市場の概要
・スマートグリッド国内構成市場推移予測/構成比率
(3) スマートグリッド国内構成市場別推移・予測(〜30年度)
(①スマートメーター/②電力効率・制御機器/③超伝導ケーブル/④インバータ関連/
⑤蓄電システム(定置用蓄電池)/⑥電圧調整関連機器 各市場推移・予測/予測シェア)
3. スマートグリッド海外市場の動向と展望
(1) 海外スマートグリッドの概要と動向
(2) 米国スマートグリッドの動向と展望
(3) 欧州スマートグリッドの動向と展望
(4) 中国スマートグリッドの動向と展望
(5) インドスマートグリッドの動向と展望
(6) 韓国スマートグリッドの動向と展望
(7) スマートグリッド海外構成市場の概要
・スマートグリッド海外構成市場推移予測/構成比率
(8) スマートグリッド世界構成市場別推移・予測(〜40年度)
(①スマートメーター/②電力効率・制御機器/③超伝導ケーブル/④インバータ関連/
⑤蓄電池システム(定置用蓄電池)/⑥電圧調整関連機器 各市場推移・予測)
4. スマートグリッド各国の技術概要
5. 海外における国際標準化への取り組み
第Ⅳ章 電力システム改革と関連市場の動向
1. 電力システム改革の動向と展望
(1) エネルギー基本計画の動向
(2) 電力システム改革の流れ
2. 分散型システムのと動向と展望
(1) 分散型システムの概要と定義
(2) 分散型システムの特徴
(3) 分散型システムの導入状況
(4) 分散型システムとしての展望
3. 固定価格買い取り制度と新エネルギー
(1) 固定価格買い取り制度の仕組み
(2) タリフ(売り渡し価格)の決定
(3) 固定価格買い取り制度の方式と特徴
(4) 固定価格買い取り制度導入状況
(5) 固定価格買い取り制度の併用制度
(6) 国内における状況(2012年7月実施)
4. スマートエネルギー市場の動向と展望
(1) 太陽光発電の動向と市場概況
・太陽光発電世界市場推移予測(〜40年)/地域別導入比率)
(2) 風力発電の動向と市場概況
・風力発電世界市場推移予測(〜40年)/地域別導入比率)
(3) 燃料電池の動向と市場概況
・燃料電池世界市場推移・予測(〜40年)/地域別構成比率)
5. 蓄電システム市場の概要と動向
(1) 新エネルギーと蓄電システム
(2) 蓄電システムの現状と動向
(3) リチウムイオン電池の特徴と種類
(4) 大型ニッケル水素(Ni-MH)電池の動向
(5) レドックス・フロー電池の動向
(6) NAS(ナトリウム硫黄)電池の動向
6. 電気自動車市場の動向と展望
(1) 電気自動車の市場概況と動向
①電気自動車世界市場推移・予測(〜40年度)/シェア
②電気自動車市場地域別市場・予測/環境対応車世界市場・予測
7. シェールガス・オイルの動向と展望
(1) シェールガス・オイルの背景
(2) シェールガス・オイルの動向
(3) 主な関連企業・メーカー(表)
(4) 国内関連業界への波及効果
8. バイオマス発電の動向と展望
(1) バイオマス発電の概況と背景
(2) 関連省庁の動向について
(3) 関連企業・メーカーの動向
9. 地熱発電の動向と展望
(1) 地熱発電の概況と動向
(2) 地熱発電の現状について
(3) 地熱発電企業・メーカーの動向
(4) LNG(液化天然ガス)の概要と動向
10. 水力発電の動向と展望
(1) 水力発電の概況と動向
(2) 国内外の水力発電の動向
(3) 水力発電関連企業・メーカーの動向
11. 分散型システムからスマートコミュニティへ
(1) マイクログリッドからスマートグリッド
(2) スマートハウスとの関係
(3) スマートコミュニティに向けて
第Ⅴ章 スマートコミュニティ関連企業の動向と展望
※ 調査項目:企業概要、出荷金額予測(〜25年度)、関連動向
(1) 伊藤忠商事 株式会社
(2) 大崎電気工業 株式会社
(3) 京セラ 株式会社
(4) 株式会社 GSユアサ
(5) 清水建設 株式会社
(6) シャープ 株式会社
(7) 住友電気工業 株式会社
(8) ゼファー 株式会社
(9) 双 日 株式会社
(10) 株式会社 ダイヘン
(11) 株式会社 高岳製作所(東光高岳HD)
(12) TDK-EPC 株式会社
(13) TDKラムダ 株式会社
(14) 株式会社 東 芝
(15) トヨタ自動車 株式会社
(16) ニチコン 株式会社
(17) 日産自動車 株式会社
(18) 日本ガイシ 株式会社
(19) 日本電気(NEC)株式会社
(20) 日本風力開発 株式会社
(21) 日本ユニシス 株式会社
(22) パナソニック 株式会社
(23) 株式会社 日立製作所
(24) 富士通 株式会社
(25) 富士電機 株式会社
(26) 古河電気工業 株式会社
(27) 三菱自動車工業 株式会社
(28) 三菱重工業 株式会社
(29) 三菱電機 株式会社
(30) 株式会社 明電舎
このカテゴリのレポート
2014年版 スマートハウス市場の実態と将来展望
− スマートハウス市場実態/予測・HEMS・関連機器市場 −
スマート・エネルギー 〜 Smart House編
発刊日2014/06/27 価格
77,000 円(税込)