レポート概要

地域医療福祉情報連携協議会は、2011年設立以来、医療と介護のICTによる情報連携に向けた取り組みを続けて参りました。

「2014年版　地域医療・福祉ネットワーク化白書」では、有識者からの寄稿、全国の代表的な地域医療連携ネットワーク一覧、全国8件の地域医療福祉連携ネットワークへのヒアリング調査結果、ヒアリング調査の結果をうけての分析などを掲載しております。有識者からの寄稿として、地域医療福祉連携の概要、地域医療福祉連携システム導入にあたっての注意点、海外の地域連携の動向などについて掲載されております。

また、全国で地域医療福祉連携システムの導入が進む中、その運用に積極的に取り組む8つの事例研究から、地域医療福祉連携の現状、ネットワーク運用にあたっての課題、地域医療福祉連携の将来像を俯瞰しました。具体的には、ネットワークの運営主体、規模、利用頻度・活用度合、導入効果、広域連携・地域包括ケアへの取り組み、導入・運用に関わるコスト、プロモーション活動、課題と展望などの項目についてヒアリング調査をおこない、その結果をまとめて分析しました。

現在地域連携に取り組んでいるネットワークはもちろん、今後取り組みを開始しようと考えている地域にとって参考となる内容となっております。

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