レポートナンバー 0000011685
再生医療のための細胞製造ハンドブック
株式会社シーエムシー出版
Handbook of Cell Manufacturing for Regenerative Medicine
発刊日
2015/09/28
言語日本語
体裁B5/196ページ
ライセンス/価格196ページ
0000011685
ポイント
産業化施策、規制、細胞培養技術、再生医療・細胞治療技術、品質評価、各種保険制度、認定医・臨床培養士制度、教育訓練など、再生医療における細胞製造すべての流れを掴める!
薬機法・安全性確保法施行後、産・官・学の連携体制はいかに!? 再生医療事業拡大・新規参入を目指される方々必携の指南書!
再生医療の産業化に向け、求められる研究者・技術者・医師・専門家などの教育・人材育成システム構築の一助となる一冊!
レポート概要
【 刊行にあたって 】
再生医療や細胞治療において、平成26年11月に2つの法律(「再生医療等の安全性の確保等に関する法律(新法)」「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」)が施行に至った。一般に、新法は、安全性を担保した医療行為に対して有効性検証する臨床研究を促進し、より多くの経験を積むことができる。その際、医師が外部の細胞培養加工事業者へ細胞培養加工を委託することが可能となり、培養加工の専門化による安全性向上が見込まれる。さらに、臨床研究での経験を切れ目なく治験することで、薬機法においては、有効性を証明し、再生医療等製品の製造承認を生み出すことが期待される。特に、薬機法においては、均質でない再生医療等製品について、有効性が推定され、安全性が認められれば、特別に早期に条件および期限を付して製造販売承認を得ること(早期承認制度)が記され、迅速な承認・展開が見込まれ、必要な最先端の再生医療等技術が本邦で受けられる社会の実現につながると考えられる。今後、再生医療等の本格的な実現には、より複雑で多様化する細胞培養加工や医療行為に対し、適切な管理技術や運用指針ならびに人材育成や医療全体への支援が不可欠である。いわゆる再生医療における「コトづくり」には、医学、工学、薬学などの学際領域、各省庁、そして産業界が連携し、3つの要素「モノづくり」「ルールづくり」「ヒトづくり」を一体化して具現化することで実現できると思われる。
本書では、再生医療におけるコトづくりを実現するための読者への指南書として、産官学の多岐にわたる方のご尽力を賜り、モノづくり、ルールづくり、ヒトづくりの観点で、産業化施策、規制、培養加工技術、再生医療・細胞治療技術、品質評価、診療、保険制度、教育訓練を多岐に渡って紹介し、コトづくりの実現に向けた知識習得だけではなく、概念構築の一助としてご活用いただければと願う。
2015年9月
紀ノ岡正博
レポート詳細
著者一覧
紀ノ岡正博 |
大阪大学 |
江崎禎英 |
経済産業省 |
梅澤明弘 |
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター |
飛田護邦 |
厚生労働省 |
尾山和信 |
(独)医薬品医療機器総合機構 |
佐藤大作 |
(独)医薬品医療機器総合機構 |
古江-楠田美保 |
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 |
菊地鉄太郎 |
東京女子医科大学 |
清水達也 |
東京女子医科大学 |
佐々木次雄 |
武蔵野大学 |
福田雅和 |
和光純薬工業(株) |
新井華子 |
和光純薬工業(株) |
藁科雅岐 |
和光純薬工業(株) |
上村光宏 |
和光純薬工業(株) |
竹田康弘 |
和光純薬工業(株) |
松田博行 |
藤森工業(株) |
服部秀志 |
大日本印刷(株) |
村岡恵 |
大日本印刷(株) |
土屋勝則 |
大日本印刷(株) |
青山朋樹 |
京都大学 |
仙石慎太郎 |
東京工業大学 |
吉田信介 |
京都大学iPS細胞研究所附属細胞調製施設 |
一阪朋子 |
京都大学iPS細胞研究所附属細胞調製施設 |
建田幸子 |
京都大学iPS細胞研究所附属細胞調製施設 |
金子新 |
京都大学iPS細胞研究所;京都大学iPS細胞研究所附属細胞調製施設 |
井家益和 |
(株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング |
豊田恵利子 |
東海大学 |
佐藤正人 |
東海大学 |
毛利善一 |
JCRファーマ(株) |
泉謙道 |
(株)メディネット |
佐藤陽治 |
国立医薬品食品衛生研究所 |
清水則夫 |
東京医科歯科大学 |
外丸靖浩 |
東京医科歯科大学 |
渡邊健 |
東京医科歯科大学 |
森尾友宏 |
東京医科歯科大学 |
齋藤充弘 |
大阪大学;大阪大学医学部附属病院 |
岡田潔 |
大阪大学医学部附属病院 |
江副幸子 |
大阪大学医学部附属病院 |