スマートシティは、都市づくりに関係した主要な技術を結合させるためのフレームワークである。ZEB(ネットゼロ・エネルギー・ビル)、スマート・ファクトリー、次世代交通インフラ、各種公共サービスなどとも密接に関係する取り組みであり、その対象範囲も多岐に渡っている。
本報告書は、国内外の公開資料・統計・ジャーナル資料等をもとに、国別・地域別(施策/プロジェクト)動向、フレームワーク整備動向、各種実証実験動向、サイバーフィジカルシステム(CPS)とスマートシティの融合、IoTによるスマートシティの編成・再構築、次世代交通インフラとスマート・モビリティ、EV/EV向け充電インフラ整備動向、都市の危機管理、災害医療とICT活用、コネクテッド・ヘルスケア、都市型遠隔医療・在宅医療、企業参入動向などを包括的に取り上げて分析したものである。
内容編成(目次)
序
第1章 スマートシティ/スマートインフラの新潮流
1-1 サイバーフィジカルシステム(CPS)とスマートシティの融合・結合
1-2 IoTとスマートシティの融合・統合
1-3 インダストリアル・ビッグデータとスマートシティ/スマートインフラ
1-4 グリッド全体が一つのサービスを提供するSystem of Systems(システムオブシステムズ)へ
第2章 スマートグリッド/スマートシティ/スマートインフラの産業別波及効果
2-1 概況・近況
2-2 電力・エネルギー業界
2-3 IT業界
2-4 建築・不動産業界
2-5 商社
[1] 概況・近況
[2] 三井物産
[3] 丸紅
[4] 伊藤忠エネクス
2-6 自動車業界
2-7 業界団体/コンソーシアム活動状況
[1] I-STEP(日本総研ほか民間企業十数社)
[2] Wi-Fiアライアンス
第3章 スマートシティ関連実証実験(国内)[1]
3-1 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
[1] 日米共同 「離島型スマートグリッド実証実験」
[2] 仏リヨン 「スマートコミュニティ実証事業の実施可能性調査」
[3] 日米共同 「スマートグリッド実証事業」
3-2 経済産業省 「次世代エネルギー・社会システム実証」他
[1] 経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証」の対象地域・実施主体を選定
[2] 経済産業省/東大、東京工業大学など9法人 「平成22年度次世代送配電系統最適制御技術実証事業」
3-3 日米共同/離島型スマートグリッド実証事業
3-4 YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 「トロン組込みセンサーを使ったスマートシティ関連事業」
3-5 東京都 「2020年の東京」に向けたアクションプログラム/「2020年に向けた実行プラン」
3-6 東京都 「東京オリンピック・パラリンピック選手村・水素エネルギー事業プロジェクト」
3-7 東京都江東区豊洲埠頭地区 「豊洲グリーン・エコアイランド構想」
3-8 東京都/三井不動産 「日本橋再開発事業」
3-9 JR田町駅周辺/東京ガス/三井不動産/三菱地所 「TGMM芝浦プロジェクト」
3-10 横浜市 「横浜スマートシティプロジェクト」
3-11 横浜市 「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン」
3-12 横浜市/東京電力エナジーパートナー/東芝 「スマートレジリエンス・バーチャルパワープラント構築事業」
3-13 横浜市 「BEMS統合管理/デマンドレスポンス実証実験」
3-19 横浜市港北区/パナソニック 「綱島サスティナブル・スマートタウン(SST)」
第4章 スマートシティ関連実証実験(国内)[2]
4-1 つくば市/積水化学工業 「スマートハイムシティ研究学園:バーチャルパワープラント(VPP)構築実証試験」
4-2 京都府けいはんな学研都市 「けいはんなエコシティ次世代エネルギー・社会システム実証プロジェクト」/「京都スマートシティエキスポ」
4-3 北九州市 「北九州スマートコミュニティ創造事業」
4-4 柏市 「柏の葉スマートシティプロジェクト」
4-5 豊田市/低炭素社会システム実証プロジェクト
4-6 豊田市 「EV/カーシェアリングを活用したサテライトオフィス実証実験」
4-7 川崎市/東芝他 「BEMS実証実験」
4-8 秋田市 「スマートシティ情報統合管理基盤の構築」
4-9 浦添市 「分散型エネルギー事業」
4-10 トヨタグループ/東北電力 「F-グリッド構想」
4-11 葛城市/リコージャパン 「葛城市ラボラトリー・シティ構想」
4-12 横須賀市 「ワークプレイスチャージング」
4-13 浜松市 「浜松市エネルギービジョン」
4-14 唐津市/フリービット 「高齢者向け安心見守り」の実証実験
4-15 藤沢市 「100年続く街」
4-16 会津若松市 アムステルダム市との提携による「HEMS運用実験」
4-17 釜石市/新日鉄エンジニアリング 「防災拠点/CEMS構築プロジェクト」
4-18 宮城県黒川郡/積水ハウスが 「スマートコモンシティ明石台」
4-19 五泉市 「EMSを活用したCGS運転制御・監視システム/熱電供給モデル」
4-20 東松島市 東松島スマート防災エコタウン「東松島スマート防災エコタウン」
4-21 富山市/大和ハウス工業 「ネット・ゼロ・エネルギー・タウン」
4-22 名古屋市/東邦ガス 「港明地区大型再開発」
4-20 大阪市 「大阪ビジネスパーク(OBP)」
4-21 吹田市万博記念公園/三井不動産 「EXPOCITY(エキスポシティ)」
4-22 神戸市/センサスジャパン 「水道スマートメーター「iPERL」活用実証実験」
4-23 尼崎市 地域通貨によるデマンドレスポンス・シティ・プロジェクト「ZUTTOCITY」
4-24 スマートシティに関連した異業種連携/産学官連携の統合
第5章 主要スマートシティ・フレームワーク/スマートシティ関連プロジェクト(世界)
5-1 欧州(全域) 「Horizon 2020」
[1] 概要
[2] ワークプログラム
5-2 アメリカ 「Allahabad Smart City Project」
5-3 イギリス 「UK Digital Strategy」
5-4 インド 「Smart Cities Mission」
5-5 インド 「SmartCity, Kochi」
5-6 アラブ首長国連邦/ドバイ 「SmartCity Malta」
5-7 シンガポール 「国土3Dモデル化計画」
第6章 国別・地域別(施策/プロジェクト)動向[1]
6-1 概況・近況
6-2 中国
[1] 中国のエネルギー政策概況
[2] 中国版スマートグリッド/スマートシティ
6-3 韓国
[1] 韓国のエネルギー政策概況
[2] 韓国のスマートグリッド/スマートシティ
6-4 台湾
6-5 インド
[1] インドのエネルギー政策概況
[2] インドのスマートグリッド/スマートシティ
6-6 タイ
6-7 インドネシア
6-8 ベトナム
6-9 フィリピン
6-10 シンガポール
6-11 アラブ首長国連合(UAE)
[1] アラブ首長国連合のエネルギー政策概況
[2] アラブ首長国連合(UAE)のスマートグリッド/スマートシティ
6-12 ブラジル
[1] ブラジルのエネルギー政策概況
第7章 国別・地域別(施策/プロジェクト)動向[2]
7-1 概況・近況
7-2 ドイツ
7-3 英国
7-4 フランス
7-5 イタリア
7-6 スペイン
7-7 デンマーク
7-8 オランダ
7-9 スウェーデン
7-10 フィンランド
7-11 ポーランド
7-12 チェコ
7-13 ハンガリー
7-14 ロシア
7-15 ウクライナ
第8章 国別・地域別(施策/プロジェクト)動向[3]
8-1 米国
[1] 政府、業界団体の取り組み
[2] 米国のスマートシティプロジェクト
第9章 スマートグリッド/スマートシティの先進IT技術・ITソリューション[1]
9-1 電力使用一元管理とBEMSクラウドサービス
[1] 概況・近況
[2] 電力使用量を本社で一元管理するクラウド・サービス
[3]」エネルギー使用量の見える化クラウド・サービス
9-2 電力ネットワークの仮想化制御・運用最適化技術
9-3 災害耐性のあるスマートシティ構築
9-4 スマートシティ設計支援ツール
[1] 大林組 スマートシティでのエネルギーシステム設計支援ツール「エコナビ(シティ版)」
第10章 スマートグリッド/スマートシティの先進IT技術・ITソリューション[2]
10-1 本格化するデータセンターの節電対策
10-2 データセンターのクリーンエネルギー化
10-3 環境を意識した新しい冷却システム
10-4 IT BCP対応型インテリジェント分散処理
10-5 その他スマートグリッド/スマートシティ関連ソリューション動向
[1] 気候変動データ管理システムとスマートグリッドの統合ソリューション
[2] CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト): 気候変動への取組みに関する調査報告書を発表
[3] モデルベースによるエネルギー・システム
第11章 スマートファクトリーとスマートシティの連携・融合
11-1 広義のエネルギーマネジメントシステムとスマートファクトリー
11-2 都市に集積する工場群をまるごと支援するプラットフォーム
11-3 インダストリ4.0とスマートシティ連携の新しい次元
[1] 概説
[2] スマート工場のコンセプト
[3] IoTとスマート工場、ビッグデータの結合
[4] インダストリー4.0実践戦略(Umsetzungsstrategie Industrie 4.0)
11-4 スマートシティとファクトリーオートメーションの相互運用性
11-5 ファクトリーオートメーション相互運用性のオブジェクト指向技術
11-6 産業オートメーション標準規格 「OPC UA」
11-7 工場自動化/プロセス制御の規格・標準化
11-8 ケーススタディ
第12章 IoTによるスマートシティの編成・再構築[1]
12-1 概況・近況
12-2 スマートシティで重要な役割を担うスマートセンサー・ネットワーク
12-3 都市丸ごとバーチャル化事業に取り組む大手IoTベンダー
12-4 “交通IoT”とテレマティクス
12-5 次世代テレマティクスとIoTクラウド
12-6 IoT志向のテレマティクス・ビジネスと参入ベンダー動向
12-7 ケーススタディ: 英国・グリニッジ王室特別区:IoTによるスマートシティ構築
第13章 IoTによるスマートシティの編成・再構築[2]
13-1 IoT活用によるスマートシティ/スマートタウン管理システム
13-2 電柱のIoT化
13-3 LPガス配送のIoT活用
13-4 IoT志向のプラットフォームサービス
[1] 富士通 「コンバージェンスサービス」
[2] NEC M2Mサービスプラットフォーム「CONNEXIVE」
[3] NTTデータ 「M2Mプラットフォーム 「Xrosscloudマルチデバイス・アプリケーションプラットフォーム(CoreStage)」」
第14章 インフラ点検ロボットとスマートインフラ
14-1 急ピッチで進むインフラ点検用ロボットの技術開発
14-2 情報通信インフラ被害復旧におけるロボット活用可能性
14-3 インフラ点検ロボット事例検証
[1] 道路・トンネル点検支援
[2] 送電線の不具合箇所特定
[3] 下水道管の強度測定
14-4 故障予測・故障検知ロボット
第15章 ビッグデータ・ソリューションとスマートシティ
15-1 都市のプラットフォーム化とビッグデータ
15-2 ビッグデータを活用した広域エネルギー監視・システム連携
15-3 スマートシティとGSR/CSR
15-4 都市活動のセンシングデータ集約とソフトウェアによる制御
15-5 ビル/オフィスのエネルギー管理を支えるビッグデータ
15-6 スマートシティ関連のビッグデータ実装・実証実験
[1] NEC/中国 「物聯網(ウーレンワン)」プロジェクト
[2] 日立製作所/米国 「離島型スマートグリッド実証事業」
[3] 京都未来交通イノベーション研究機構
[4] IBM 「Green Horizon」
[5] グーグル/アップル ビッグデータ活用による「LBS(location based service:位置情報サービス)」
[6] NEC 「ビッグデータ解析による群衆の映像分析」
15-7 その他ケーススタディ
第16章 スマート・エアポート
16-1 スマート化する次世代空港システム
16-2 スマート・エアポート・サービス
16-3 「環境先進空港」を目指す関西国際空港
第17章 動き出す「スマートステーション構想」
17-1 概況・近況
17-2 移動支援情報を駅から発信する「スマートステーション」
17-3 駅舎の電力自給を目指して改修工事を進めるJR東日本
17-4 駅ビルなどで発生する食品廃棄物を利用したバイオガス発電事業
第18章 次世代都市照明システム
18-1 都市・産業施設における照明範囲・対象の拡大と照明技術の発展
18-2 道路照明灯・街灯・防犯灯の監視・制御
[1] 街灯
[2] 道路照明灯
[3] 防犯灯
18-3 LED照明技術の発展
18-4 IoT/無線調光システムでつながるLED照明ネットワーク
第19章 次世代交通インフラとスマート・モビリティ[1]
19-1 新興国で活発化する公共交通網と連動した都市開発
19-2 スマートTOD(公共交通指向型都市開発:Transit Oriented Development)動向
19-3 スマートシティ実現に不可欠となる交通インフラ・プラットフォーム
19-4 実現に向けて動き出す「スマートステーション構想」
19-5 次世代交通インフラとITS/次世代ITSに向けた取り組み
19-6 交通検知モダリティの高度化
19-7 交通施行システム/交通標識システム/協調システム
19-8 次世代ITS関連イニシアティブ
[1] 車両間の通信・制御を行う「CoCarX(CoCar Extended)」
[2] 事故通報インフラ 「イーコール(eCall)」
[3] 道路交通のリスク緩和、エネルギー効率改善プロジェクト 「Compass4D」
[4] 欧州共通の業界標準確認の実証実験プロジェクト 「DRIVE C2X」
[5] 道路交通のエコ化に向けたビッグデータ・プロジェクト 「UDRIVE」
第20章 次世代交通インフラとスマート・モビリティ[2]
20-1 次世代自動車が都市交通インフラに与える影響
20-2 コネクティッドカー/クルマの知能化 とスマートシティ
20-3 5GAA(自動車メーカーによる5G業界団体)動向
20-4 IoT対応テレマティクス端末と車両運行マネジメント
20-5 つながるクルマの通信インフラとしての展開
20-6 コネクテッドカーとセキュリティリスク
20-7 自動運転システムの自動化レベルと段階別装備
20-8 輸送機械向けマルチメディア装置間接続技術標準化 「MOST」
20-9 ITS(高度道路交通システム)とスマートインフラ
[1] ITSとスマートインフラの国際動向
[2] インフラセンサー/高度交通検知モダリティ・システムとの結合
[3] ダイナミック交通標識システム
20-10 都市のスマート化とシンクロして発展を遂げる次世代テレマティックス
20-11 次世代モビリティ・プラットフォームとIoTソリューションの位置づけ
20-12 IoT+ビッグデータ連携による次世代自動車関連サービス
第21章 自動運転/V2Vの発展とスマートシティ
21-1 自動運転システムと交通システムの統合
21-2 自律走行・自動運転システムとスマートシティ
21-3 世界中に広がる自動運転車の開発と公道での運行開始
21-4 日本政府が掲げる次世代自動車成長戦略とロードマップ
[1] 府省横断型の自動運転システム研究開発の活性化
[2] 経済産業省による「自動運転支援システムの高度化計画」
[3] 国土交通省による工程表骨子案
21-5 自動運転システムの促進要因・阻害要因
21-6 自動運転車/自動運転システムのガイドライン/ロードマップ
21-7 自動運転システムの高度化・複合化とスマートシティ
21-8 自動運転センサーシステム
21-9 衝突回避・事故防止システム
21-10 V2V(車車間通信)/車両アドホックネットワーク
[1] 概況・近況
[2] 欧州・米国で活発なV2V標準化・規制
21-11 スマート・ハイウェイ
21-12 障害物認識、車車間通信、HMIによる高速道路自動走行システム
21-13 自動運転と並行して整備が進むダイナミックマップ・インフラ
21-14 駐車予約システムの発展
21-15 遠隔操作による自動駐車システム
21-16 自動駐車システムの実証実験動向
[1] Bosch
[2] NTTドコモ
21-17 インパクト分析/各種業界への影響
[1] 建機の自律走行車開発動向
[2] 流通・物流業界への影響
[3] デロイト トーマツ コンサルティングの分析
第22章 モーダルシフトの進展とトランスポートシェアの拡大
22-1 スマートシティ構成要素としてのスマート・カーシェアリング
22-2 次世代モビリティ・モデルを形成するカーシェアリングサービス
22-3 モーダルシフトの進展とトランスポートシェアの拡大
22-4 モーダルシフトを牽引するカーシェアリングサービス
22-5 配車サービス/シェアリングサービスと自動運転車
22-6 超小型モビリティとカーシェアリングのシナジー
22-7 超小型モビリティ普及・発展を重視する中国
22-8 超小型モビリティの普及促進政策
第23章 エコカー/次世代自動車とスマートシティ
23-1 次世代自動車イニシアティブ/Cool?Earthエネルギー革新技術
23-2 EV台頭と変容を遂げる世界の自動車勢力図
23-3 EV向け節電・蓄電・発電機器をフル装備したエコタウン構想
23-4 EV向け充電インフラ整備に関する施策・対策状況
[1] 経済産業省・国土交通省 「充電設備設置にあたってのガイ ドブック」
[2] 充電インフラ整備方針(2020 年に向けた整備方針)
[3] V2X 機能の活用
23-5 EV蓄電池を利用した電力供給サービスモデル
[1] クルマの蓄電池からマンションに電力を供給するV2H(Vehicle to Home)
[2] 三井不動産レジデンシャル 「パークタワー東雲」
23-6 EV(電動)バス開発動向
23-7 EVトラック開発動向
23-8 充電ビジネス/充電サービスの動向
23-9 カーシェアリングと充電ビジネスのシナジー
23-10 高速充電(ネットワーク)システム/高速充電サービス
23-11 EVの充電インフラと認証サービス
23-12 関連プロジェクト/取り組み動向
[1] 日産自動車 EVを活用した「V2G(Vehicle to Grid)」プロジェクト
[2] 本田技術研究所 ゼロエミッション車に向けた方針
[3] Eaton社(米国)
[4] Bosch 「インテリジェント・サーマル・マネージメント」
[5] 日産/住友商事/日本電気/昭和シェル石油
[6] BMWジャパン
[7] エネルギー各社(電力・石油)の取り組み
[8] 三菱商事(株)/三菱地所(株)
[9] 首都高速道路(株)
[10] NEXCO東日本(東日本高速道路
[11] 楽天
[12] パーク24
[13] イオングループ
[14] デンソ一束京
[15] 日本郵政グループ
[16] 東急セルリアンタワー
23-13 自治体の取り組み
[1] 東京都
[2] 兵庫県
[3] 鳥取県
第24章 都市の災害医療とICT活用
24-1 都市のディザスタリカバリ対策と医療クラウド
[1] 概説
[2] ディザスタリカバリ対策と医療クラウド活用
[3] BCP対応型医療クラウドへ発展させていく上での課題
24-2 医療・災害クラウドに適合しやすいシステムとは
24-3 EHR(生涯健康医療電子記録)」の共通基盤の構築と次世代BCP
24-4 BCP対応型医療クラウドへ発展させていく上での課題
第25章 スマート救急医療/スマートアラートシステム/スマートICU
25-1 救急医療とドローン活用
25-2 ドローン医薬品配送の事業モデル構築に向けた動き
25-3 ICU向け先進電子カルテシステム
25-4 アーリーモビライゼーション/早期モビライゼーション支援サービス
第26章 都市の危機管理とソーシャルサポート/医療BCP
26-1 リスクマネジメントの上位概念としての“セーフティマネジメント”
26-2 都市の危機管理とソーシャルサポート
26-3 スマートシティと医療BCP
26-4 都市・地域医療再生計画、医療継続性とエネルギー管理システム
第27章 コネクテッド・ヘルスケアとスマートシティの結合
27-1 IoTと次世代医療情報基盤の結合
27-2 ヘルスケア向けIoTプラットフォームとスマートシティへの適用可能性
27-3 IoTセンサーを利用した院内安全管理・異常検知システム
[8] IoT/人工知能を活用したライフケア基盤システムの構築
[9] IoTによる在宅患者の服薬状況管理
27-4 先進IoTセンサー技術
[1] 医療環境計測用IoTセンサシステム
[2] ヘルスケア分野の電池駆動機器向けマイコン
[3] 車載用非接触脈拍センサー
27-5 「Medicine 4.0」と「医療版IoTの動向
第28章 広域医療連携・地域包括ケアとスマートシティ
28-1 地域包括ケアのビジョンとシステム整備の課題
28-2 「必要なときに適切な場所で、最少の費用で受ける」医療へ
28-3 調剤薬局のネットワーク化/調剤情報共有システム
第29章 スマートシティと遠隔医療、在宅医療
29-1 都市化/高齢化を要因とする在宅医療のニーズ拡大
29-2 ITヘルスケア学会 「ICT活用による在宅医療の効率運営・経済性の検証」
29-3 バイタルデータ/AIを活用した遠隔医療へ
29-4 都市型遠隔診療
29-5 都市型在宅医療/包括ケア支援クラウド/NBMクラウド
29-6 スマートグリッド/スマートシティと医療クラウド
[1] スマートシティとの統合による開かれた医療クラウドへ発展
[2] 地域BCPと医療クラウドの結合
29-7 クラウドによる医療機器監視システム
第30章 スマートシティ/スマートインフラと企業組織活動への影響
30-1 先進都市を中心に広がるワークスタイル変革/在宅勤務制度導入
[1] 業務の機密性に応じたセキュリティ・ポリシーの調整
[2] 在宅勤務者の自宅・リモートオフィスに対する作業環境の提供
[3] “リモート勤務プログラム”の検証・構築
[4] 在宅勤務に関する訓練、臨時措置のマニュアル整備
[5] 在宅勤務に不慣れな従業員に対する業務継続性の支援
[6] 従業員個人所有のツール活用策
[7] 通信規制、通信環境の悪化に対する対応
30-2 テレワークの導入
[1] テレワークに適合しやすい職種
[2] テレワーク導入にあたっての注意事項