ホームオートメーションまたはスマートホームは、ビルオートメーションの住宅版ともいえるものであり、IoTのシステムのなかでも、高い成長が期待される分野の一つである。社会インフラと家庭のエネルギーインフラの重層化・結合の流れに乗り、IoTで構成されたスマート住宅やスマート家電、スマート蓄電システム、スマート・ヘルスケア、家庭用スマートロボットなどが相互に接続され、コネクテッドホームによる新たな居住・生活圏として形成されようとしている。
近年、グローバルに事業を展開する大手ITベンダーが続々とコネクテッドホーム/スマートホームおよび関連市場市場に参入しているなかで、政府は家事労働の効率化を目指した「スマートライフ市場の創出」を掲げ、コネクテッドホームやスマートホームの基盤づくりを目指した実証実験が活発化している。
空調/スマートサーモスタット、照明、洗濯機/乾燥機、冷蔵庫/冷凍庫、セキュリティ、オーブンなどの家電製品の制御および自動化システムに加え、IoT/遠隔監視により、家庭用エネルギーの制御・調整、ドア周辺や鍵の制御、窓の開閉などの監視、水やガスなどの漏れ検出、煙やガスの検出サービスなど多元的な範囲にその対象が広がっている。
また、高齢者および障害者のためのホーム・ヘルスケアと統合したソリューションやサービス、AIアシスタントとスマートマシン/自律型ロボット、ZEH、コネクテッドホームとコネクテッドカーの共通基盤形成に向けた技術開発など、住宅という枠組みを超えて、業界横断的にコネクテッドホームのエコシステム構築に向けた動きが顕在化している。
さらに、建物に各種センサーを埋め込み、計測・検出した脳波のデータと比較して住人の出したい指示を読み取る仕組みなど、先進的なコネクテッドホーム技術の先端研究開発・実証実験も活発である。
一方で、こうしたコネクテッドホームが広く普及していくには、各種製品を相互運用する統一プラットフォーム、IoTとしての相互通信機能、統合して管理する技術など、解決すべき課題がいくつか存在する。
本白書は、コネクテッドホーム/スマートホームに係る以下の諸テーマを1,400ページに渡るボリュームで網羅的にとりあげ、その全容、市場展開、応用可能性、実践的な課題を提示したものである。
目次
序
第1章 コネクテッドホーム/スマートホーム 概説
1-1 コネクテッドホームの目的・意義
[1] コネクテッドホーム概説
[2] コネクテッドホーム産業/業界 概況
1-2 コネクテッドホームが対象とする範囲の拡張
1-3 コネクテッドホーム/スマートホーム関連AI技術の進展予測
1-4 AI/コネクテッド技術の拡大・発展が社会に与える影響/インパクト
1-5 活発化する産学連携体制によるAI/コネクテッドホーム開発の取り組み
1-6 コネクテッドホーム/インテリジェントホームとIoT
[1] 概説
[2] コネクテッドホーム/スマートホームにおけるIoT/AIの導入・活用
[3] コネクテッドホーム向けAIアシスタント技術の市場・参入企業動向
1-7 IoT支援/コネクテッドホーム促進の産業振興策
1-8 コネクテッドホームに関連した異業種連携/産学官連携の統合
第2章 コネクテッドホームを対象とした各種調査研究レポート
2-1 意識調査
2-2 スマートメーターに関する意識調査
[1] J.D. パワー アジア・パシフィック
[2] Coldwell Banker
[3] 東京工芸大学
2-3 スマートグリッドとコネクテッドホームの認知状況(国内)
2-4 導入・実態調査
[1] Pike Research
[2] ABI Research
[3] 野村総合研究所
第3章 コネクテッドホーム/インテリジェントホームの政策調整と標準化
3-1 スマート・グリッド普及に必要な政策・協調体制
3-2 IEEE(米国電気電子技術者協会)
3-3 NIST(National Institute of Standards and Technology)
[1] NISTにおけるスマート・グリッド標準化方針
[2] NISTが規定した概念モデル
[3] CoS(Catalog of Standards、標準規格一覧)
3-4 スマート・メーター標準
[1] ZigBee・HomePlug
[2] ZigBeeアライアンスとの協業を発表しているWi-Fiアライアンス
[3] Homeplug Power Alliance
[4] Smart Energyワーキング・グループ(WG)
[5] OpenHAN
[6] ANSI C12.19
[7] UCAIug/UCA
[8] OpenSG(Open Smart Grid)
3-5 AMI(Advanced Metering Infrastructure)
3-6 IEC(International Electrotechnical Commission)
[1] 概況・近況
[2] IECにおけるスマートグリッドに関連した機関(SG3)とその役割
3-7 ITU-T(国際電気通信連合標準化部門)
[1] FG Smart(Focus Group on Smart Grid
[2] IEEE 802.15.4規格
3-8 スマートグリッドの通信規格策定に向けた動向(国内)
[1] 通信規格の標準化を目指す動き
[2] 各グループ実証実験の動き
3-9 コネクテッドホーム規格標準化と業界間ルール
3-10 HEMS規格を巡る動き
3-11 充電器規格標準化
[1] CHAdeMO(充電器の統一規格)
[2] 他
3-12 デマンドレスポンス(DR)標準化
[1] デマンドレスポンス(DR)標準化動向概況・近況
[2] デマンドレスポンスに関連する標準
3-13 日本の国際標準化対応
[1] 経済産業省: スマートハウス通信規格標準化に向けた取り組み
[2] 経済産業省: スマートメーター及びHEMS標準化推進経緯
第4章 スマートグリッド/スマートシティに関連した市場分析・予測
4-1 市場セグメント・市場構造
4-2 グローバル市場
[1] 概況・近況
[2] BBC Research(米国調査会社)の報告書
4-3 スマートグリッド市場(米国)
[4] Parks Associates: スマートメーターの米国市場調査
[5] Frost and Sullivan: スマートメーターの米国市場調査
[6] 富士経済 世界のスマートグリッド市場
4-4 スマートメーター市場(海外)
4-5 スマートメーター市場(国内)
[1] テクノ・システム・リサーチ
[2] 野村証券
4-6 スマートグリッドのサイバーセキュリティ市場
4-7 スマートシティ市場(海外)
4-8 スマートシティ市場(国内)
4-9 環境配慮型電力・エネルギーシステム市場(国内)
4-10 蓄電池市場(国内)
4-11 ワイヤレス給電市場(海外)
第5章 コネクテッドホームに関連した市場分析・予測
5-1 コネクテッドホームの市場セグメント
5-2 コネクテッドホーム/スマートホーム市場(海外)
[1] 市場規模と成長率
[2] Strategy Analytics
[3] IHS Technology
[4] ロイター
[5] SBI: スマートグリッドの米国市場調査
[6] ABI: スマートメーターの米国市場調査
[7] 富士経済
5-3 コネクテッドホーム市場(国内)
5-4 HEMS市場
[1] 概況
[2] NEDO 「再生可能エネルギー技術白書」
[3] 他
5-5 AIアシスタント市場(世界)
5-6 スマートスピーカー市場
5-7 スマート照明市場
5-8 ロボット掃除機市場
第6章 コネクテッドホーム/スマートホーム関連:標準化・業界団体動向[1]
6-1 ISO / IEC 1454
6-2 EN 50090
6-3 欧州家庭システム(EHS)プロトコル
6-4 IPSO Alliance
6-5 3GPP
6-6 ETSI
6-7 IETF
6-8 ITU-T
6-9 IP500 Alliance
6-10 OPC Foundation
6-11 oneM2M
6-12 Bluetooth SIG(Special Interest Group)
6-13 KNX
6-14 X10
6-15 Z-Wave
第7章 コネクテッドホーム/スマートホーム関連:標準化・業界団体動向[2]
7-1 Wi-SUN/Wi-SUN HAN
7-2 Wi-SUN Profile for ECHONET Lite
7-3 Thread(Nest Labs・ホームオートメーション向けプロトコル)
7-4 JEM-A(スマートハウス、HEMS通信規格)
7-5 スマートデバイス制御規格 「CSRmesh」
7-6 AllJoyn
7-7 Open Interconnect Consortium(OIC)
7-8 Industrial Internet Consortium
7-9 Smart Objects Guideline
7-10 HyperCat
7-11 Z-Wave アライアンス
7-12 コネクテッドホーム アライアンス
第8章 コネクテッドホーム/スマートホーム関連プロトコル
8-1 XAPホームオートメーションプロトコル
8-2 IEEE802.15.4
8-3 Bluetooth
[1] 概説
[2] Bluetooth 4.1
[3] Bluetooth 4.2
[4] Bluetooth 5
[5] Bluetooth Smart(Bluetooth LE)/iBeacon
8-4 LPWA
[1] LPWA(Low Power, Wide Area)
[2] LoRaWAN/6LoWPAN
[3] LPWA(Low Power Wide Area)の実証実験動向
8-5 ZigBee
8-6 Z-Wave
8-7 C-Bus
8-8 Universal Powerline Bus
8-9 xPL
第10章 コネクテッドホームを支えるエネルギー・プラットフォーム[1]
10-1 エネルギー管理システム(EMS)とコネクテッドホーム
[1] 概説
[2] エネルギーマネージメントシステムの分類
10-2 HEMSとコネクテッドホーム
10-3 HEMSビジネス動向
10-4 HEMS導入支援補助制度動向
10-5 クラウド型HEMS
10-6 HEMSによる家電電力量の見える化
10-7 スマートフォン・アプリによる家電自動制御とHEMS連携
10-8 HEMSをコアとしたIoT/次世代自動車の融合
10-9 BEMS(ビルエネルギー管理システム)とコネクテッドホーム
[2] 家庭やオフィスのスマートメーターと連動したエネルギー管理
[3] BEMSの導入促進と補助金制度
[4] BEMSによる一元管理導入事例
[5] BEMSの実証実験プロジェクト動向
10-10 CEMS(クラスター/コミュニティエネルギー管理システム)とコネクテッドホーム
10-11 参入企業動向
[1] Leeo
[2] Thermondo
[3] Enervee
第11章 コネクテッドホームを支えるエネルギー・プラットフォーム[2]
11-1 スマートメーターの導入と産業構造の変化
11-2 消費電力監視ソリューション
[1] 概説
[2] 複数の機器/プロトコルを1台の機器で相互変換するリファレンス・デザイン
11-3 分散電源/家電分離技術を活用した電力見える化サービス
11-4 ZEHとコネクテッドホーム
11-5 参入企業動向
[1] Bidgely 「家電分離技術を活用した電力見える化サービス」
[2] Leeo 「家電分離技術(NILM:Non-Intrusive Load Monitoring)」
[3] ユビキタス 「家電・住居のエネルギー消費制御システム」
第12章 コネクテッドホーム向けサービス・プロバイダ/サービス・パッケージ
12-1 概況・近況
12-2 AT&T 「Digital Life」
[1] システム構成
[2] サービスパッケージ構成
[3] 家庭用セキュリティシステム
12-3 Deutsche Telekom(ドイツ・テレコム) 「QIVICON」
12-4 Verizon 「Verizon Smart Home」
12-5 Comcast 「Xfinity Home Security」
12-6 Time Warner 「Time Warner IntelligentHome」
12-7 Centrika 「Hive」
第13章 コネクテッドホーム・サービス向けプラットフォーム[1]
13-1 概況・近況
13-2 アップル 「HomeKit」
[1] 概況・近況
[2] MFi認証
[3] HomeKit/HalthKit(iOS・機器連携フレームワーク)
[4] HomeKitのプライバシーガイドライン
13-3 HomeKit対応の製品群
[1] Luton 照明システム用ハブ「Caseta Smart Bridge」
[2] Insteon スマートホームデバイス管理ハブ「Insteon Hub」
[3] Ecobee Wi-Fi対応サーモスタット「ecobee3
[4] SDI Technologies Wi-Fi対応スマートプラグ「iSP5」
[5] iDevices 「Switch」
[6] iHome 「SmartPlugs」
[7] Honeywel 「Lyric」
[8] Schlage Schlage Sense」
[9] Aplix 「Bluetooth Low Enegy(BLE)対応モジュール」
[10] Apple 「Apple TV」
[11] Apple 「HealthKit」
[12] ソフトウェアフレームワーク 「ResearchKit」
13-4 Google 「Nest」
[1] 概況・近況
[2] Nest Thermostat(ネスト・サーモスタット)
[3] Nest開発関連パートナーとサービス
[4] ヘルスケア関連プラットフォーム「Google Fit」との連携
13-5 Intel/Open Interconnect Consortium(OIC)
13-6 Samsung 「SmartThing」
[1] 概況・近況
[2] オープン・コネクテッドホーム・プラットフォーム指向の宅内ハブ
[3] SmartThingsオンラインショップ
[4] 今後の製品統合へ向けた取り組み
[5] SmartThings開発者ツール
[6] IoT対応
13-7 Microsoft 「HomeOS」
[1] 概況・近況
[2] Thingsインフラ
13-8 ソフトバンク 「SoftBank Innovation Program」
第14章 コネクテッドホーム・サービス向けプラットフォーム[2]
14-1 Brain of Things(BOT) 「CASPAR」
14-2 Essential 「Essential Home」
14-3 Evrythng
14-4 Helium
14-5 Insteon 「Insteon」
14-6 Hive 「Hive Connected Home」
14-7 Logitech 「Logitech Harmony」
第15章 IOTの発展とコネクテッドホーム
15-1 Bluetooth Smartによる家庭内機器相互連携
15-2 LPWAネットワークとIoT接続システムの発展
15-3 宅配ボックス/荷物受け渡し確認サービス
15-4 LPガス配送のIoT活用
15-5 電柱のIoT化
15-6 IoT/ロボットの使用に最適化した住宅・住宅環境の開発
[1] 概況・近況
[2] LIXILグループ センサー群による住宅設備コントロール
[3] ミサワホーム 「IoT住宅」
[4] 東京電力エナジーパートナー 「おうちの安心プラン」
15-7 事例/参入団体動向
[1] Sigfox
[2] エリクソン/エリクソン・ジャパン
[3] 大和ハウス工業
[4] ミサワホーム
[5] ソニー
[6] SOUSEI(ソウセイ)
[7] SKテレコム
[8] 東京コスモス電機
第16章 インテリジェントセンサーとコネクテッドホーム
16-1 3次元認識センサーと住宅・パーソナルロボットへの応用
16-2 生体情報のモニタリング技術の発展とコネクテッドホーム
[1] 概況
[2] センサー+ICTでのバイタルデータ活用事例
16-3 健康センサー搭載トイレ
第17章 スマート家電とコネクテッドホーム
17-1 AIを搭載したIoT志向の“つながる家電”
17-2 音声対話機能を備えた冷蔵庫
17-3 AI調理家電
17-4 音声対話機能を備えた冷蔵庫
17-5 AIによるユーザー嗜好の学習・レコメンド機能搭載家電
17-6 スマートフォンの音声による家電の遠隔操作
17-7 ディープラーニングによるスマート目覚まし時計
17-8 機械学習によるコネクテッドホームの拡張
17-9 実証実験動向
[1] 埼玉大学/エアランゲン・ニュルンベルク大学
[2] 他
17-10 主要参入企業動向
[1] Amazon
[2] Philips
[3] パナソニック
第18章 コネクテッドホームと次世代ホームセキュリティ・プラットフォーム
18-1 概説
18-2 AIを活用した家庭用監視・防犯カメラ
18-3 家屋の遠隔見守りサービス
18-4 家庭向けスマート・セキュリティ・プラットフォーム
18-5 主要システム/主要参入企業動向
[1] Comcasti
[2] iSmart Alarm
[3] セコム
[4] LIXILグループ
[5] イッツ・コミュニケーションズ
[6] ALSOK
[7] Alarm.com
[8] Vivint
第19章 スマート・ドアロック・システム
19-1 概説
19-2 スマートフォンで遠隔操作可能なスマート・ドアロック
19-3 スマートフォンによる遠隔施錠・解錠/宅配物配置認証サービス
19-4 不審者侵入通知システム
19-5 主要製品/主要参入企業動向
[1] August 「August Smart Lock」
[2] Qrio 「Qrio Smart Lock」
[3] フォトシンス 「Akerun」
第20章 スマート照明システム/スマート電球
20-1 ”超照明”(スマート照明)の胎動
20-2 AIアシスタント対応型スマート照明システム
20-3 注目製品/参入企業動向
[1] Phillips 「Phillips Hue」
第21章 AI/AIアシスタントとコネクテッドホーム
21-1 コネクテッドホームのインテリジェント化を促進するAI
[1] 概説
[2] コネクテッドホーム/コネクテッドホームにおける音声認識技術導入・活用
[3] コネクテッドホーム向け音声認識の市場・参入企業動向
[4] ストリーミング、ゲーミング、スマートホームアシスタントの統合
21-2 AIアシスタントによる家電一括管理
21-3 AIアシスタントとスマートマシン/自律型ロボット
21-4 コネクテッドホーム向け音声認識の市場・参入企業動向
21-5 米国企業の市場・参入企業動向
[1] 概説
[2] コネクテッドホーム/コネクテッドホームにおける音声認識技術導入・活用
[3] コネクテッドホーム向け音声認識の市場・参入企業動向
第22章 AIスピーカーとコネクテッドホーム
22-1 急速な勢いで進むAIスピーカーとHA機器の導入(米国)
22-2 AIスピーカーによる建材・家電の制御
22-3 音声アシスタントとウエアラブル/AR(拡張現実)の結合・連携
22-4 位置情報/屋内測位技術と音声アシスタントの組み合わせ技術
22-5 VR/ARとホーム・ロボティクス
22-6 参入企業動向
[1] Facebook(フェイスブック)
[2] SoftKinetic
第23章 インフォテインメント/VR・ARとコネクテッドホーム
23-1 インフォテインメントとコネクテッドホーム 概説
23-2 VR/ARを重層的に利活用するクロスド・リアリティ
23-3 VR・AR/3Dを使ったスポーツ観戦
23-4 事例/参入団体・参入企業動向
[1] GENIVIアライアンス
[2] Microsoft
[3] Intel
[4] Osterhout Design Group (ODG)
[5] MANTIS VISION
[6] ViewAR
[7] グレープシティ
[8] 三菱地所グループ
[9] イケア・ジャパン
第24章 コネクテッド・ヘルスケアとコネクテッドホームの結合
24-1 IoTと次世代医療情報基盤の結合
24-2 ヘルスケア向けIoTプラットフォームとコネクテッドホームへの適用可能性
24-3 IoTセンサーを利用した安全管理・異常検知システム
[1] IoT/人工知能を活用したライフケア基盤システムの構築
[2] IoTによる在宅患者の服薬状況管理
24-4 コネクテッド・ヘルスケア向け先進IoTセンサー技術
[1] 医療環境計測用IoTセンサシステム
[2] ヘルスケア分野の電池駆動機器向けマイコン
[3] 車載用非接触脈拍センサー
第25章 広域医療連携・地域包括ケアとコネクテッドホーム
25-1 地域包括ケアのビジョンとシステム整備の課題
25-2 「必要なときに適切な場所で、最少の費用で受ける」医療へ
25-3 調剤薬局のネットワーク化/調剤情報共有システム
第26章 遠隔医療/在宅医療とコネクテッドホーム
26-1 都市化/高齢化を要因とする在宅医療のニーズ拡大
26-2 ICT活用による在宅医療の効率運営・経済性の検証
26-3 バイタルデータ/AIを活用した遠隔医療
26-4 都市型遠隔診療
26-5 都市型在宅医療/包括ケア支援クラウド/NBMクラウド
26-6 コネクテッドホーと医療クラウド
[1] スマートシティとの統合による開かれた医療クラウドへ発展
[2] 地域BCPと医療クラウドの結合
[3] クラウドによる医療機器監視システム
第27章 障害者・高齢者見守りシステムとコネクテッドホーム
27-1 見守りシステム向けアクセシビリティ発展・拡張
[1] 概説
[2] 見守りシステムの構成・構成要素
27-2 緊急通報システム
27-3 安否確認システム
27-4 生活支援システム
27-5 参入システム/参入企業動向
[1] イッツコム
[2] アットシグナル
27-6 実証実験動向
[1] 唐津市/フリービット 「高齢者向け安心見守り」の実証実験
第28章 防災・災害医療システムとコネクテッドホーム
28-1 都市・居住地域の防災・危機管理とコネクテッドホーム
28-2 ディザスタリカバリ/地域防災とコネクテッドホーム
[1] 概説
[2] ディザスタリカバリ対策と医療クラウド活用
[3] BCP対応型医療クラウドへ発展させていく上での課題
28-3 防災・災害医療コネクテッドシステムの構成
28-4 EHR(生涯健康医療電子記録)」の共通基盤の構築
28-5 BCP対応型医療クラウドへ発展させていく上での課題
第29章 家事支援ロボットとコネクテッドホーム
29-1 家電連動サービスロボットの発展・進化
29-2 インテリア最適配置/家電自動配置ロボット
29-3 IoT志向のつながる家電
29-4 洗濯物自動折り畳みロボット
29-5 各種スタンドロボット
第30章 生活支援/ホーム・ヘルスケア/見守りロボットとコネクテッドホーム
30-1 各種生活支援ロボット
30-2 生活支援ロボットモジュール/ライフデザイン・エコシステム
30-3 認知症患者/高齢者向け対話ロボット
30-4 メンタルコミットメントロボット
30-5 コミュニケーション/セラピーロボット
30-6 高齢者見守りサービスロボット
30-7 症候発生予防ロボット
[1] 睡眠時無呼吸症候群予防ロボット
[2] 病気の兆候を知らせるロボット
30-8 AIによる対話型健康管理ロボット
30-9 自動錠剤包装ロボット
30-10 IoT志向の次世代ホーム・ヘルスケア・ロボット
30-11 IoT/ホーム・ヘルスケア向けインフラシステム
30-12 実証実験動向
[1] 積水ハウス 「健康状態見守り/ヒートショック防止住宅・実証実験」
[2] ミサワホーム 「快適睡眠環境住宅・実証実験」
[3] LIXIL 「自動温度調整・自動換気住宅・実証実験」
[4] 豊明団地(愛知県豊明市) 「ロボティックスマートホーム」
第31章 清掃・掃除支援ロボットとコネクテッドホーム
31-1 掃除ロボットの発展/製品化動向
31-2 日本の掃除文化に浸透する床拭き掃除ロボット
31-3 スマートフォンによる掃除ロボットの遠隔操作
31-4 注目製品//参入メーカー
[1] Dyson 「Dyson 360 Eye」
[2] iRobot 「ブラーバ380j」
第32章 コネクテッドホームとホームサービス・ロボットの共進化
32-1 IoT、ロボット、コネクテッドホームの統合へ向けた取り組み
32-2 スマートハウス・ロボット/スマートホーム・ロボットの新たな展開
32-3 ロコモーション(ロボット移動技術)
32-4 触感・触覚推定システムとコネクテッドホーム・ロボット
32-5 ライフログ・ロボット
32-6 ウェアラブル・ロボット
32-7 エンターテインメント・ロボット/コミュニケーション・ロボット
32-8 セラピー・ロボット
32-9 除草ロボット
32-10 パーソナル・モビリティロボット
[1] 概説
[2] パーソナル・モビリティロボットとITS
[3] 多元的な可能性を持つパーソナル・モビリティロボット「セグウェイ」
32-11 注目製品//参入企業動向
[1] BLUE FROG ROBOTICS 「Buddy」
[2] ASUSTeK Computer(ASUS) 「Zenbo」
第33章 V2G/V2H/V2Bとコネクテッドホーム
33-1 複数の蓄電池を電力網として活用するV2G(Vehicle to Grid)
33-2 EVと次世代電力供給モデル(V2H/V2B)
33-3 EV蓄電池を利用した電力供給サービスモデル 「V2H(Vehicle to Home)」
33-4 EVと住宅/ビルをエネルギー供給でつなぐV2H/V2B
[1] HEMSとV2H/V2Bの融合
[2] 進化する家庭用蓄電池とV2H/V2B機器
33-5 V2H:EVとの相互電力供給システム
33-6 電力供給用の架線を設置した電動車用道路の取り組み
33-7 エネルギー管理、ビル管理とEVの統合・一体化
33-8 参入企業動向
[1] Eaton社(米国)
第34章 コネクテッドホームとコネクテッドカー:共通基盤形成の動向
34-1 GENIVIアライアンス(GENIVI Alliance)
[1] 概況・これまでの経過
[2] GENIVIメンバー
34-2 Bosch 「IoT Cloud」プラットフォーム
34-3 IFTTT
34-4 赤外線(IRセンサー)を経由させた次世代空調制御
[1] 概況・これまでの経過
[2] パナソニック 超解像画像処理技術を使った空調制御システム
34-5 遠隔操作による自動駐車システム
[1] Bosch
[2] NTTドコモ
[3] BMW/ビー・エム・ダブリュー(BMW日本法人)
[4] アイシングループ
[5] 日立オートモティブシステムズ
[6] クラリオン
34-6 参入企業/企業提携動向
[1] Microsoft/BMW
[2] olkswagen(フォルクスワーゲン)/LG 電子
[3] Bosch/Cisco
第35章 EV/EVプラットフォームとコネクテッドホーム
35-1 スマートEVとコネクテッドホームの融合
[1] 概説
[2] スマートハウス規格標準化と業界間ルールの整理
35-2 未来型スマートハウスとの結合
35-3 HEMSをコアとしたIoTとEV/次世代自動車の融合
35-4 次世代自動車イニシアティブ/Cool?Earthエネルギー革新技術
35-5 EV台頭と変容を遂げる世界の自動車勢力図
35-6 EV向け節電・蓄電・発電機器をフル装備したエコタウン構想
35-7 EV向け充電インフラ整備に関する施策・対策状況
[1] 経済産業省・国土交通省 「充電設備設置にあたってのガイ ドブック」
[2] 充電インフラ整備方針(2020 年に向けた整備方針)
[3] V2X 機能の活用
35-8 EV蓄電池による建物への電力供給サービスモデル
[1] クルマの蓄電池からマンションに電力を供給するV2H(Vehicle to Home)
[2] 三井不動産レジデンシャル 「パークタワー東雲」
35-9 関連プロジェクト/取り組み動向
[1] 日産自動車 EVを活用した「V2G(Vehicle to Grid)」プロジェクト
[2] 本田技術研究所 ゼロエミッション車に向けた方針
[3] Eaton社(米国)
[4] Bosch 「インテリジェント・サーマル・マネージメント」
[5] 日産/住友商事/日本電気/昭和シェル石油
[6] BMWジャパン
[7] エネルギー各社(電力・石油)の取り組み
[8] 三菱商事(株)/三菱地所(株)
[9] 首都高速道路(株)
[10] NEXCO東日本(東日本高速道路
[11] 楽天
[12] パーク24
[13] イオングループ
[14] デンソ一束京
[15] 日本郵政グループ
[16] 東急セルリアンタワー
35-10 自治体の取り組み
[1] 東京都
[2] 兵庫県
[3] 鳥取県
第36章 循環型ごみ収集システム/スマートごみ箱システム
36-1 ゴミの自動収集システム
36-2 スマートごみ箱システム
36-3 循環型ごみ収集システム
第37章 コネクテッドホームと情報セキュリティ
37-1 概説
37-2 スマートメーターとセキュリティ強化策
[1] スマートメーターの宅内表示器機能
[2] 上位システムとの通信方式
[3] MDMS(Meter Data Management System)
37-3 スマートハウス/スマートメータのセキュリティ
37-4 国別・地域別動向
37-5 コネクテッドホームとホームセキュリティ
37-6 セキュリティ面を重視したスマートメーターの設計
[1] スマートメーターの宅内表示器機能
[2] 上位システムとの通信方式
[3] MDMS(Meter Data Management System)
第38章 AIアシスタント(スマートスピーカー)主要ベンダー/主要製品(海外)
38-1 概況
38-2 Apple 「Siri」
38-3 Apple 「homepod」
38-4 Amazon.com 「Amazon Echo」/「Alexa (a.k.a. Echo)」
38-5 Amazon 「Amazon Tap」
38-6 Amazon 「Amazon Echo Dot」
38-7 Amazon Lex
38-8 Amazon.com True Knowledge 「Evi」
38-9 Google 「Google Asistant」
38-10 Google 「Google Home」
38-11 Google 「Google Now」
38-12 Microsoft 「Cortana」
38-13 Microsoft 「Office 365」/「Dynamics 365」
38-14 Microsoft Technology and Research/Bing 「Tay」
38-15 Sherpa Europe SL 「Sherpa」
38-16 Facebook 「M」
38-17 Samsung Electronics 「Bixby」
38-18 Samsung Electronics 「Viv」
38-19 Baidu/Raven Tech 「Duer」
38-20 BOSE 「QuietComfort 35 II」
38-21 Harman Kardon 「Invoke」
第39章 AIアシスタント主要ベンダー/主要製品(国内)
39-1 概況
39-2 LINE 「Clova WAVE」
39-3 ソニー 「LF-S50G」
39-4 凸版印刷/TIS 「AISonar」
39-5 NTTレゾナント/goo
39-6 パナソニック 「GA10」
39-7 オンキヨー 「G3」
第40章 エコタウン/コネクテッドホーム関連実証実験(国内)
40-1 経済産業省/シャープ/積水ハウス/大和ハウス工業 「スマートホーム関連の実証実験」
40-2 つくば市/積水化学工業 「スマートハイムシティ研究学園:バーチャルパワープラント(VPP)構築実証試験」
40-3 横浜市/NTTドコモ 「IoT活用による家電制御・健康管理」
40-4 会津若松市 アムステルダム市との提携による「HEMS運用実験」
40-5 京都府けいはんな学研都市 「けいはんなエコシティ次世代エネルギー・社会システム実証プロジェクト」/「京都スマートシティエキスポ」
40-6 北九州市 「北九州スマートコミュニティ創造事業」
40-7 柏市 「柏の葉スマートシティプロジェクト」
40-8 豊田市 「EV/カーシェアリングを活用したサテライトオフィス実証実験」
40-9 川崎市/東芝他 「BEMS実証実験」
40-10 トヨタグループ/東北電力 「F-グリッド構想」
40-11 葛城市/リコージャパン 「葛城市ラボラトリー・シティ構想」
40-12 横須賀市 「ワークプレイスチャージング」
40-13 浜松市 「浜松市エネルギービジョン」
40-14 藤沢市 「100年続く街」
40-15 釜石市/新日鉄エンジニアリング 「防災拠点/CEMS構築プロジェクト」
40-16 宮城県黒川郡/積水ハウスが 「スマートコモンシティ明石台」
40-17 五泉市 「EMSを活用したCGS運転制御・監視システム/熱電供給モデル」
40-18 東松島市 東松島スマート防災エコタウン「東松島スマート防災エコタウン」
40-19 富山市/大和ハウス工業 「ネット・ゼロ・エネルギー・タウン」
40-20 名古屋市/東邦ガス 「港明地区大型再開発」
40-21 大阪市 「大阪ビジネスパーク(OBP)」
40-22 吹田市万博記念公園/三井不動産 「EXPOCITY(エキスポシティ)」
40-23 神戸市/センサスジャパン 「水道スマートメーター「iPERL」活用実証実験」
40-24 尼崎市 地域通貨によるデマンドレスポンス・シティ・プロジェクト「ZUTTOCITY」
第41章 コネクテッドホーム/スマートタウン参入企業個別動向[海外]
41-1 太陽光パネル・太陽電池モジュール製造
[1] ファースト・ソーラー(米国)
[2] ソリンドラ(米国)
[3] サンテック・パワー・ホールディングス(中国)
[4] LDKソーラー(中国)
41-2 電池/太陽電池パネル/電池パッケージメーカー
[1] サンパワー(米国)
[2] A123システムズ(米国)
[3] Qセルズ(ドイツ)
[4] エクサイド・インダストリーズ(インド)
41-3 薄膜ソーラーラミネートメーカー
[1] エナジー・コンバージョン・デバイセズ(米国)
41-4 関連機器メーカー
[1] ランディス・ギア(米国)
41-5 半導体製造装置メーカー
[1] アプライド・マテリアルズ(米国)
41-6 太陽電池シリコンウエハー製造メーカー
[1] LDKソーラー(中国)
41-7 自動車メーカー/電気自動車(EV)メーカー
[1] テスラ・モーターズ(米国)
[2] 比亜迪(中国)
第42章 コネクテッドホーム/スマートタウン参入企業個別動向[国内]
42-1 商社
[1] 三菱商事
[2] 伊藤忠商事
42-2 総合電機
[1] 東芝
[2] 日立製作所
[3] NEC
[4] 大崎電気工業
[5] 富士電機
[6] 三菱電機
[7] 中部精機
[8] 明電舎
[9] 東光電気
[10] シンフォニアテクノロジー
[11] ダイヘン
[12] 高岳製作所
42-3 情報通信機器/産業素材
[1] 住友電気工業
[2] 古河電気工業
[3] 日新電機
[4] フジクラ
42-4 大手家電
[1] パナソニック
[2] 東芝ライテック
[3] シャープ
42-5 電力会社/エネルギー・ベンダー
[1] 東京電力
[2] 関西電力
[3] 日本風力開発
[4] JX日鉱日石エネルギー
[5] JSR
[6] エナリス
42-6 土木・建設・建材・設備工事会社
[1] 清水建設
[2] 関電工
[3] LIXIL
42-7 建築・住宅・住宅設備
[1] ミサワホーム
[2] パナホーム
[3] 積水ハウス
[4] 旭化成ホームズ
[5] 大和ハウス工業
[6] トヨタホーム
[7] 三井ホーム
[8] 越智産業
[9] セキスイハイム中部
[10] 西日本鉄道
[11] サーラ住宅
[12] トクラス(旧ヤマハリビングテック)
42-8 不動産
[1] 三井不動産
42-9 テーマパーク
[1] ハウステンボス
42-10 流通・小売
[1] ヤマダ
[2] イオン
[3] セブン&アイ・ホールディングス
42-11 自動車メーカー
[1] トヨタ自動車
42-12 システムインテグレータ/ITサービス
[1] 富士通
[2] 日本アイ・ビー・エム
[3] 日本ユニシス
[4] ヤフー
42-13 エレクトロニクス
[1] 日本ケミコン
42-14 エレクトロニクス/半導体
[1] メガチップス
42-15 化学工業
[1] 積水化学
42-16 蓄電池/太陽電池製造/電源装置
[1] 日本ガイシ(日本碍子)
[2] ノリタケカンパニーリミテド
[3] ナカバヤシ
[4] アルバック
[5] ソーラーフロンティア
[6] 東芝
[7] ソニー
[8] 三菱重工業
[9] 宇部興産
[10] 日本カーボン
[11] ジーエス・ユアサ コーポレーション
[12] エリーパワー
[13] ニプロン
[14] コネックスシステムズ
[15] 菊水電子工業
42-17 金属加工
[1] トーカロ