21世紀における次世代医療である再生医療・移植医療・細胞医療を広範かつ総合的に網羅

患者動向、技術動向、開発動向を踏まえ次世代医療の普及動向を予測

当該専門医、研究者に対するヒアリング等により、再生臓器の実態を検証

調査対象

名古屋大学医学研究科、 京都大学再生医科学研究所、 大阪大学医学部、 東海大学医学部、 聖マリアンナ医科大学、 東京女子医科大学、 北里大学人工皮膚研究開発センター、 信州大学医学部、 神奈川県立こども医療センター、 等

<欧米ベンチャー>Genzyme Corp. (Genzyme Biosurgery及びGenzyme Tissue Repair) Osiris Therapeutics Advanced Tissue Sciences Amcell Corp Automated Cell, Inc. Biowhitaker Inc Circle Biomedical Cytomatrix Organogenesis Osiris Therapeutics,Inc ClinicalStudies Cambrex Corporation Diacrin, Inc Incara Pharmaceutical Islet Sheet Medical LLC LifeCell Neural Stem Inc Stem Cell Pharmaceuticals Inc VitaGen 等

調査項目

• 対象疾患
• 適用症状
• 患者数動向
• 治療効果の判定法
• インフォームドコンセントの内容
• 併用する薬剤療法・化学療法
• 現治療での問題点
• 再生医療・細胞医療・移植医療が確立するための課題点
• 注目される欧米技術と日本への参入予測

目次

第1編  目次

I.シード・プランニングによる推計

1. 培養皮膚*移植の適用患者数推計

II.移植皮膚の種類

III.培養皮膚移植の歴史

IV.培養皮膚移植の現状

1. 対象疾患および症状
2. 患者数動向
3. 培養皮膚
   1. 欧米における培養皮膚製品および、国内外の研究状況
   2. 各製品・技術の評価
   3. 皮膚の作成方法
   4. 品質管理
4. 現状の治療法
5. 治療効果の判定
6. 倫理委員会・インフォームドコンセント

V.培養皮膚移植の今後

1. 培養皮膚の利点と問題点及び、競合治療について
2. 培養皮膚移植の普及の展望
   1. 問題点・課題
   2. 保険適用およびコスト
   3. 企業との連携
   4. 培養皮膚の機能と新しい技術
      

第2編  骨・軟骨、歯根目次

第1章  骨・軟骨

I.シード・プランニングによる推計

1. 骨軟骨移植の適用患者数推計

II.移植軟骨・骨の種類

III.軟骨・骨再生の現状

1. 対象疾患及び症状
2. 患者数動向
3. 軟骨・骨の再生
   1. 欧米における軟骨・骨再生製品および、国内外の研究状況
   2. 軟骨・骨再生の研究・開発状況
   3. 品質管理及びガイドライン
4. 現状の治療法
5. 移植対象者に絞り込むポイント
6. 治療効果の判定
7. 倫理委員会・インフォームド・コンセント

IV.軟骨・骨再生移植の将来

1. 軟骨・骨再生移植のメリット
2. 軟骨・骨再生移植のデメリット
3. 保険適用及びコスト
4. 軟骨・骨再生移植の普及と展望

V.大学関連の研究状況と企業の連携

第2章  歯根

I.シード・プランニングによる推計

1. 骨軟骨移植の適用患者数推計

II.移植歯根の種類

III.再生歯根の現状

1. 対象疾患及び症状
2. 患者数動向及び市場性
3. 再生歯根
   1. 再生歯根の研究開発状況
   2. 品質管理及びガイドライン
4. 現状の治療法
5. 治療効果の判定
6. 倫理委員会・インフォームド・コンセント

IV.再生歯根移植の将来

1. 再生歯根のメリット
2. 再生歯根のデメリット
3. 保険適用及びコスト
4. 再生歯根の普及と展望

V.大学関連の研究状況と企業の連携

第3編  造血幹細胞、循環器目次

第1章  造血幹細胞

I.シード・プランニングによる推計

1. 造血幹細胞移植の種類と評価

II.移植皮膚の種類

III.培養皮膚移植の歴史

IV.培養皮膚移植の現状

1. 対象疾患および症状
2. 患者数動向
3. 培養皮膚
   1. 欧米における培養皮膚製品および、国内外の研究状況
   2. 各製品・技術の評価
   3. 皮膚の作成方法
   4. 品質管理
4. 現状の治療法
5. 治療効果の判定
6. 倫理委員会・インフォームドコンセント

V.培養皮膚移植の今後

1. 培養皮膚の利点と問題点及び、競合治療について
2. 培養皮膚移植の普及の展望
   1. 問題点・課題
   2. 保険適用およびコスト
   3. 企業との連携
   4. 培養皮膚の機能と新しい技術
      

第4編  角膜・網膜、神経、肝臓、すい臓ES細胞、間葉系幹細胞
全4編総まとめ目次

第1部  再生医療における研究の現状

第1章  角膜・網膜、神経、肝臓、すい臓

1. 角膜・網膜
   1. 対象疾患及び患者数
      1. 角膜
      2. 網膜
   2. 研究動向
      1. 角膜
      2. 網膜
   3. 企業動向
2. 神経
   1. 対象疾患及び患者数
   2. 研究動向
   3. 企業動向
      
3. 肝臓
   1. 対象疾患及び患者数
   2. 研究動向
   3. 企業動向
      
4. すい臓
   1. 対象疾患及び患者数
   2. 研究動向
   3. 企業動向

第2章  万能細胞

1. ES細胞研究の流れ
2. ES細胞樹立研究の動向
3. ES細胞利用研究の動向
4. 間葉系幹細胞

第2部  新規ビジネスとしての再生医療の現状と今後

1. 国家プロジェクトと産学連携の動き
   1. ミレニアム・ゲノム・プロジェクト
   2. フェニックス・プラン
   3. ナショナルバイオリソースプロジェクト
   4. 身体機能代替と修復システムの開発
   5. ヒト組織バンク
   6. 近畿バイオメディカル構想
2. ガイドライン及び倫理指針
3. 再生医療に関する有識者アンケート
4. 移植バンクの現状と問題点
   1. 移植バンクの現状
   2. 移植バンクの問題点
   3. 臓器移植ネットワーク及び臓器バンク

第3部  再生医療、移植医療、細胞医療の動向全4編総まとめ

1. 再生医療ビジネスへの期待と課題
2. 臓器別再生医療の細胞ソース
3. 再生医療の対象疾患と適応患者数、実現時期予測

参考資料
新聞情報2001年4月〜2002年3月

倫理指針・ガイドライン
・ヒト由来細胞・組織加工品等の品質及び安全性の確保に関する指針
・ヒト胚性幹細胞を中心としたヒト胚研究に関する基本的な考え方概要
・ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律の概要
・ヒトES細胞の樹立及び使用に関する指針概要
・特定胚の取扱いに関する指針の概要