目次
◇第1章 建築・住宅材料に求められる要求特性◇
1節 建築、住宅分野に求められる高分子材料とトレンド技術
1.“住み続けられるまちづくりを”を意識して
1.1 概要
1.2 耐久性
1.3 構造耐震性
1.4 防火性
2.“エネルギーをみんなに そしてクリーンに”を意識して
2.1 概要
2.2 躯体の省エネルギー性
2.3 設備機器等による省エネルギー性
3.“陸の豊かさを守ろう” を意識して
3.1 概要
3.2 資源(木材)の有効活用
3.3 街づくりに夏季の気温上昇抑制
4.“すべての人に健康と福祉を” を意識して
4.1 概要
4.2 健康を維持するための居住環境
5.“つくる責任つかう責任” を意識して
5.1 概要
5.2 安全性
5.3 意匠性
6.今後の展開
6.1 概要
6.2 適正な情報提供
6.3 エビデンス
6.4 性能安定性・長期耐久性
2節 建築分野における高分子材料の性能及び動向
1.建築用高分子材料の概要
1.1 部位別の使用状況
1.2 高分子材料の使用状況
2.建築用高分子材料の設計・開発における重要事項
2.1 建築用高分子材料の設計・開発時のキーとなる重要技術
2.2 建材としての要求性能
3.高分子材料の性能特性の動向
3.1 断熱性能の向上
3.2 難燃化性能の向上
3.3 耐劣化性能の向上
3.4 高分子材料の安定化対策
3.5 化学物質の規制状況及び適正管理
◇第2章 建築用途に使われる樹脂材料の最新事例◇
1節 エポキシ樹脂を用いた既存不適格建築物の耐震補強工法
1.既存不適格建築物の現状
2.主な耐震補強工法と施工上の課題
3.建物を使いながらの施工に適したエポキシ樹脂を用いた耐震補強工法
4.適用事例
2節 建築分野におけるポリウレタンの適用事例
1.建築・土木分野におけるポリウレタンの需要動向
2.建築用途に使われるポリウレタ
2.1 断熱材
2.2 ウレタン防水材
2.3 ウレタン系塗床材
3.土木用途に使われるポリウレタン
3.1 軽量盛土
3.2 床版防水
3.3 山岳トンネル補助工法
3節 けい酸カルシウム材料の特長と建築材料への応用事例
1.けい酸カルシウム材料の特長
2.結晶構造
3.製造方法
4.建築材料への応用事例
4節 木質系材料の建材としての特徴・利点と木材・プラスチック再生複合材(WPRC)
1.木材の環境配慮性
2.木質材料の意義と種類
3.木材・プラスチック再生複合材(WPRC)について
◇第3章 建築用接着剤の材料設計と耐久性評価、最新事例◇
1節 建築用接着剤の特性とその耐久性
1.建築現場で使用される接着剤
2.建築用接着剤の耐久性に対する考え方
3.建築用接着剤の耐久性についての実例
3.1 外装タイル張り用接着剤
3.2 天井材としてのアルミ複合板とフレームの接合事例
2節 木質材料用接着剤の性能と評価
1.木質材料の種類と接着剤
2.木質材料用接着剤の種類と特徴
2.1 ホルムアルデヒド系接着剤
2.2 水性高分子-イソシアネート系接着剤
2.3 ウレタン系接着剤
3.接着性能評価と試験法
4.接着製品の試験法と評価基準
4.1 合板の試験法と性能基準
4.2 集成材などの試験法と性能基準
4.3 たて継ぎ材を対象とするもの
4.4 ホルムアルデヒド放散量試験
3節 シラン架橋性ポリオレフィン樹脂の特徴と建築分野への用途展開
1.ホットメルト接着剤について
2.架橋性ポリオレフィン樹脂について
3.シラン架橋性ポリオレフィン樹脂について
3.1 加水分解反応/脱水縮合反応を利用したシラン架橋性ポリオレフィン樹脂
3.2 エステル交換反応を利用したシラン架橋性ポリオレフィン樹脂
4節 漆喰コーティング粘着シート「ハルシックイ」の特性と応用事例
1.概要
2.組成・構成
3.特徴
3.1 消臭効果
3.2 VOC除去効果
3.3 ウイルス低減効果
3.4 抗菌効果
4.応用事例
◇第4章 建築塗料・建築仕上材の材料設計◇
1節 建築物における高反射率塗料の適用、環境影響削減効果、導入事例
1.高反射率塗料の基本的な原理
1.1 太陽光(日射)のスペクトル
1.2 高反射率塗料
2.建築物への塗装
2.1 日射の透過・吸収・反射
2.2 塗料の性質
3.温熱環境緩和効果
3.1 熱収支の変化
3.2 非空調建物における温熱環境緩和効果
4.省エネルギー・CO2排出削減・節電効果
4.1 建築物のエネルギー消費の現状
4.2 オフィスビルにおける計算事例
4.3 住宅における計算事例
4.4 低緯度地域における計算事例
4.5 導入事例
5.ヒートアイランド緩和効果(都市気温低減効果)
5.1 都市部の気温の現状
5.2 事務所街区における計算事例
5.3 気候工学の検討事例
6.ライフサイクルCO2排出削減効果
7.総合的な環境影響削減効果
8.その他の効果
2節 高日射反射率塗料の現状と実物物件での省エネルギー効果
1.高日射反射率塗料の現状
2.高日射反射率塗料の反射メカニズムと基礎物性
3.実物件での省エネルギ?効果の検証結果
3.1 目的と塗装概要
3.2 測定項目と方法
3.3 測定結果
4.高日射反射率塗料の応用と今後の展望
3節 高日射反射率塗料(遮熱塗料)の効果と耐候性
1.高日射反射率塗料(遮熱塗料)の原理と動向について
1.1 原理について
1.2 市場の動向について
2.高日射反射率塗料の遮熱効果実験について
2.1 赤外線サーモグラフィーによる表面温度比較
2.2 戸建てを想定した長屋実験棟によるエアコン稼働実験
3.耐候性実験について
3.1 試験塗料について
3.2 日射反射率の算出
3.3 耐候性試験の概要
3.4 促進耐候性試験結果
3.5 屋外暴露耐候性試験結果
3.6 結果のまとめ
4.高日射反射率塗料(遮熱塗料)に求められる性能
4節 疎水性コーティングによる建築物、遺跡、外壁の美観維持
1.屋外建築物への防汚コーティング加工方法について
2.外壁汚染での浸出物の除去試験
2.1 目的 建築物表面での汚染物の分析
2.2 試験内容 浸出物の分析
2.3 浸漬物の溶解成分の除去コーティング剤
2.4 美観維持のための疎水性コーティング剤による防汚加工
3.アンコールワット(カンボジア国)での砂岩レリーフ遺跡の保存方法
3.1 目的 遺跡の劣化についての原因調査
3.2 遺跡の防藻、防カビ、抗菌による衛生コーティング加工について
4.無機質ガラスコーティング技術
4.1 ガラスコーティングによる表面コーティング加工
4.2 ウッドデッキへの防食、防水コーティング加工
4.3 硬質陶器(洗面台、トイレ)への防汚コーティング加工
5.疎水性コーティングによる防水、防汚加工について
5節 反応性界面活性剤の特徴と建築用塗料への応用
1.反応性界面活性剤の特性
1.1 反応性界面活性剤に求められる特性
1.2 反応性界面活性剤「アデカリアソープシリーズ」
1.3 乳化重合特性
2.建築塗料用途への応用
2.1 樹脂Em系での評価
2.2 塗料系での評価
◇第5章 断熱材料の設計、性能評価◇
1節 建築用断熱材の技術動向
1.高性能断熱材の開発動向
1.1 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術開発プロジェクトでの開発動向
1.2 真空断熱材の開発動向
1.3 その他の断熱材の開発動向
2.高性能断熱材の評価方法とその熱伝導率測定における問題
2節 現場発泡硬質ウレタンフォームの断熱材への応用事例
1.硬質ウレタンフォームとは
2.現場発泡吹付け硬質ウレタンフォームとは
3.発泡剤の変遷
4.現場発泡吹付け硬質ウレタンフォームの種類
5.吹付け硬質ウレタンフォームに求められる特性
5.1 断熱性能
5.2 圧縮特性
5.3 接着特性
5.4 燃焼性能
5.5 沸き特性
5.6 貯蔵安定性
6.現場発泡吹付け硬質ウレタンフォームの施工に使用される吹付け発泡装置
6.1 吹付け発泡装置
6.2 吹付ガン
7.現場発泡硬質ウレタンフォームが抱える問題
8.今後の現場発泡吹付け硬質ウレタンフォームについて
3節 「放射冷却素材」のメカニズムと建造物への応用展開
1.放射冷却素材の冷却原理
2.放射冷却素材の性能
3.放射冷却性能の使用環境依存性
3.1 空気中の水蒸気量の影響
3.2 天候の影響
3.3 標高の影響
3.4 日射量の影響
3.5 天空率の影響
4.倉庫を用いた原理実証試験
5.「放射冷却素材」の建造物への応用可能性
4節 優れた断熱性能と機械的特性を示す透明エアロゲル・キセロゲルの開発
1.多孔性物質としてのエアロゲル
2.新規有機?無機ハイブリッドエアロゲルの作製
3.得られたMSQエアロゲルの構造・物性
4.MSQエアロゲルの機械的特性と常圧乾燥
5.断熱材としての応用に向けて
5節 柔軟・透明断熱材の作製と住宅への応用
1.ナノサイズの多孔質構造による断熱
1.1 ナノサイズの多孔質構造による断熱の原理
1.2 光透過性とナノ断熱構造
1.3 ナノ断熱材料開発の困難さと開発例
2.ナノ断熱材料の実例
2.1 シリカエアロゲル
2.2 バイオナノファイバーのエアロゲル
2.3 ナノ発泡ポリマー
3.断熱材の評価についての問題
◇第6章 開口部における断熱、遮熱、採光性向上◇
1節 酸化物半導体ナノ粒子による選択的な透明反射遮熱断熱効果とその評価
1.酸化物半導体(ITO)ナノ粒子の合成と評価
2.ITOナノ粒子薄膜の表面プラズモン励起と赤外光学応答
2.1 ナノ粒子径と結晶的・光学的品質の関係
2.2 赤外域の反射性能
2.3 熱放射率と断熱性
2.4 電波透過性
2節 酸化亜鉛系材料を用いた紫外線・赤外線遮蔽フィルムと可視光透過性
1.導電性酸化亜鉛粉末の特徴
2.粉末の分光反射率
3.塗布膜の分光透過率・反射率・吸収率
4.蒸着膜の分光透過率・反射率・吸収率
3節 遮熱ブラインド・遮熱フィルムの光学特性とその評価
1.遮熱ブラインドおよび遮熱フィルムの光学特性
2.実使用状況下における性能評価
3.省エネルギー効果の検討
4節 空間快適性を高める低環境負荷ガラス
1.建築・住宅用ガラスと高機能化テクノロジー
1.1 薄膜コーティング技術
1.2 ガラス複合化技術
2.空間快適性を高める低環境負荷ガラス
2.1 断熱ガラス
2.2 BIPV (建材一体型太陽電池)
2.3 調光ガラス
5節 太陽熱。暖房熱をガラスが止め結露防止機能を付与する塗膜形成スプレーコーティング技術
1.開発までの経緯
2.特許内容と取得国
3.なぜスプレーガンでなければならないか?
4.代表的な施工例とデータ
5.従来の省エネガラスとの相違点
6.フミンコーティングの安全性と耐久性
7.今後の拡大市場と応用範囲
8.従来の省エネルギー基準との相違点と課題
9.持続可能な開発目標(SDGs)新製品開発
6節 エレクトロクロミズムの材料とメカニズム,調光窓などへの応用展開
1.エレクトロクロミズムの素子構造と材料
1.1 EC素子の構造
1.2 金属酸化物系EC材料
1.3 有機系EC材料
1.4 金属電着系EC材料
2.エレクトロクロミズムの応用展開
2.1 調光素子,スマートウィンドウとしての応用
2.2 反射型ディスプレイ(電子ペーパー),ファッションとしての応用
7節 省エネ住宅における窓の重要性と樹脂窓の省エネ効果
1.窓と省エネの関係性
2.省エネ基準
3.窓の断熱性能と構成部材
3.1 熱貫流率
3.2 日射熱取得率
3.3 窓フレームの材質とガラス種類
4.樹脂窓のメリット
4.1 省エネ性能
4.2 健康や快適性との関係
4.3 結露
5.樹脂窓の課題
5.1 日本で樹脂窓が浸透しにくい背景
5.2 デリバリー、施工の課題
6.ストック住宅への対応(窓リフォーム)
8節 3Mスコッチティント太陽光採光フィルムの特徴と実際
1.はじめに(背景)
1.1 なぜ太陽光(自然光)の採光が重要なのか?
1.2 太陽光採光フィルムを開発した背景
2.3M スコッチティント 太陽光採光フィルムの構造・特徴
2.1 原理・構造
2.2 配光特性
2.3 従来の太陽光採光の方法との比較
3.3M スコッチティント 太陽光採光フィルムの実際
3.1 太陽光採光フィルムによる室内照度の向上
3.2 太陽光採光フィルムによるまぶしさ対策(他のガラスフィルムによる対策との比較)
3.3 北側の採光窓への使用
9節 遮熱性,断熱性を有する建築窓用フィルムのコーティング技術
1.日射調整・低放射フィルムについて
2.低放射フィルムの設計
3.低放射フィルムの実証試験
4.低放射フィルムの応用展開
10節 調光材料の種類、特徴とスマートウインドウへの応用
1.窓ガラスと省エネルギー
2.エレクトロクロミック
2.1 薄膜型エレクトロクロミック
2.2 溶液型エレクトロクロミック
2.3 SPD型エレクトロクロミック・シート
2.4 液晶型エレクトロクロミック
3.サーモクロミック
4.サーモトロピック
5,ガスクロミック(調光ミラーガラス)
11節 メタロ超分子ポリマーの開発とスマートウインドウへの応用
1.エレクトロクロミック(EC)材料としてのメタロ超分子ポリマーの特徴
1.1 色が変わる仕組み
1.2 豊富なカラーなリエーション
2.メタロ超分子ポリマーを用いたECデバイス
2.1 デバイス構造
2.2 塗布による製膜
3.メタロ超分子ポリマーを用いた調光ガラス(スマートウインドウ)
12節 開口部の断熱・遮熱性能試験と評価方法
1.熱性能における試験規格の状況
2.熱性能の評価概要
3.開口部における試験・評価
3.1 ガラス部分の熱性能の評価方法
3.2 開口部の熱性能の評価方法
4.開口部の熱性能が建物におよぼす影響(シミュレーションによる熱負荷計算の事例)
13節 開口部の日射熱取得性能及び断熱性能の評価方法
1.開口部に要求される断熱性能と日射熱取得性能
1.1 地域と開口部に要求される性能値
1.2 開口部の2つの性能指標の利用方法
1.3 夏期と冬期で異なる性能値
1.4 評価の上での困難さ・課題(非線型性)
1.5 実際の環境と評価のための環境との違い(非定常性)
2.熱貫流率の評価方法
2.1 開口部の断熱性能の測定方法
2.2 開口部の断熱性能の計算方法
3.開口部の日射熱取得性能
3.1 日射熱取得率とは
3.2 開口部の日射熱取得性能の測定法
3.3 開口部の日射熱取得性能の計算法
◇第7章 住空間デザインに求められる加飾技術◇
1節 プラスチック加飾技術の最近の動向と建材等への展開
1.プラスチック加飾技術の最近の動向概要
1.1 日本における加飾個別技術の最近の主要動向
1.2 日本における加飾全般の最近の主要動向
2.建材等に展開されているあるいは展開の可能性のある主要加飾例
2.1 平面材(フィルム・シート・プレート)としての使用例
2.2 シートの熱成形品使用例
2.3 フィルム加飾(フィルム貼合・転写加飾)使用例
2.4 NSD(Non Skin Decoration)
2.5 バイオミメティクスと構造色加飾
2.6 印刷、インクジェット印刷
2.7 塗装
3.プラスチックの加飾技術の今後の展望
2節 TOM工法による住宅部材への3次元加飾の応用
1.TOM工法
1.1 基本構造
1.2 プロセス
1.3 TOM工法の特徴
2.使用される表皮材(フィルム)
2.1 表皮材の構成
2.2 加飾形態
3.TOM工法の位置づけ
4.TOM工法が活用されている市場と建築・住宅部材への展開
4.1 建築・住宅部材への対応
4.2 新たなTOMマシンの開発
3節 暮らしを彩る塗料のカラーデザインと利用事例
1.色彩の基礎
1.1 色彩利用の歴史
1.2 色が見える仕組み
1.3 原色と混色
2.塗料の色彩
3.カラーデザイン
3.1 塗色設計
3.2 配色設計
4.環境色彩
4.1 環境色彩の考え方
4.2 環境との調和
4.3 戸建住宅
4.4 リフォームへの適用
5.CMFへの展開
5.1 色彩設計の展開
5.2 CMFによる設計
4節 テキスタイルインサート加飾の建材への応用事例
1.機能性付与技術
2.機能性付与;ヒーター線内臓;多くの内装建材・部材に応用
3,本木突板での加飾成形商品の提案
4.SOLIDUX加飾技術 VS 従来からの旧加飾技術
5.PVB樹脂の特性・活用
6.SOLIDUX 技術の本質;機能性付与;機能性樹脂製品の製造
7.高強度繊維強化樹脂(FRP)シートを活用した「薄型軽量・高強度筐体」の可能性
8.ART&TECH株式会社;今後の基本方針 技術公開+協力企業の募集;応用可能製品の拡大
5節 デザイナーが求める住空間の中で求められるプラスチックの性質
1.住宅を作る目的
2.住宅を作るプロセス
2.1 気持ちのよさの素を探す
2.2 気持ちのよさの素は屋外にある
2.3 取り込むものと取り込まないものの取捨選択
2.4 窓から入ってくるもの
2.5 光と熱のコントロール
2.6 窓以外から入ってくるもの
2.7 屋内と屋外の融合、中間領域
2.8 それ以外の環境との接点
3.住宅デザインメソッド
3.1 気持ちの良い空間を生み出す13の視点
3.2 13の視点と人間の5感
3.3 視覚
3.4 触覚
3.5 輻射熱
◇第8章 建築用高分子材料の難燃化と求められる要求特性◇
1節 燃焼反応,難燃メカニズムおよび効率的な難燃化技術と建築関連材料に要求される規制
1.建築用高分子材料の燃焼反応と難燃メカニズム
2.難燃メカニズムに準拠した効率的な難燃化技術
2.1 高分子材料と難燃剤の熱分解温度のマッチングとチャー生成速度の促進
2.2 難燃効率の向上に対する最近の研究推進状況とその成果
3.建築用材料の難燃性規格と要求される難燃性
4.建築用難燃材料の種類と特性および実用化されている難燃剤、難燃化技術
5.今後の難燃剤、難燃化技術の開発の方向
2節 ポリホウ酸ナトリウムによるウレタンフォームの新しい難燃加工技術
1.不燃認定の吹き付け硬質ウレタンフォーム
1.1 硬質ウレタンフォームとポリイソシアヌレートフォーム
1.2 硬質ウレタンフォームとポリイソシアヌレートフォームの不燃化
2.ポリホウ酸ナトリウムによる不燃認定レベルの硬質ウレタンフォーム
2.1 ポリホウ酸ナトリウムについて
2.2 硬質ウレタンフォームの含浸処理
3.ポリホウ酸ナトリウムと多糖類の塗布による硬質ウレタンフォームの難燃化
◇第9章 住宅内装材の抗菌・抗ウイルス性付与◇
1節 ゼオライトを利用した光触媒消臭塗料の開発と実施設への適用
1.消臭・脱臭技術
2.ゼオライトを利用した光触媒消臭塗料の開発
3.室内実験
3.1 ガス除去性能の評価
3.2 ガス分解性能の評価
3.3 塗布量の最適化
4.実大模擬室の実験
4.1 実大模擬室
4.2 臭気測定・分析
4.3 臭気ガスの評価
4.4 施工面積と容積
5. 耐久性実験
5.1 実環境での曝露
5.2 外観の汚れ
5.3 ガス除去性能
5.4 汚れと臭気ガス除去性能
6.実施設への適用
6.1 対象施設
6.2 研究施設内のトイレ
6.3 病院施設内の汚物室
2節 住空間の抗菌・消臭技術
1.水の使用量と防汚・抗菌・防臭
2.トイレの汚れを防ぐ防汚・抗菌技術
2.1 水アカ汚れ
2.2 細菌汚れ
3.トイレ空間の防臭技術
3.1 トイレ鉢内の気流制御防臭技術
3.2 尿飛沫の発生抑制技術
3.3 トイレ空間の防臭技術
◇第10章 建築材料の遮音・吸音性向上技術◇
1節 共鳴現象のメカニズムと建築音響材料への応用
1.気柱共鳴による吸音
2.ヘルムホルツ共鳴器による吸音
3.孔あき板やスリット板による吸音
4.共鳴周波数の低周波数化について
2節 格子状メッシュを用いた雨滴による膜衝撃音の低減
1.実験概要
1.1 自然降雨の状態
1.2 自然降雨の再現方法
1.3 実験装置
1.4 格子状メッシュ
1.5 実験条件
2.実験結果
2.1 メッシュの形状と取り付け間隔
2.2 濡れ状態の影響
3節 建築用アスファルト系遮音材料の開発とその特性
1.アスファルト系遮音材料について
1.1 アスファルトについて
1.2 粉体について
1.3 面材について
2.用途別の特性について
2.1 床衝撃音対策用
2.2 空気音対策用
2.3 排水管対策用