私達が生きる世界は、感染症の脅威、国際対立や紛争、日常生活の安心・安全を脅かす事件など、不確実さが増す一方で、DX進行やメタバースへの期待など、激しい変化の時代を迎えています。
様々な課題や脅威に対処しながら社会を持続させるために、非接触操作、密状態やウイルスの検出、視覚・聴覚・触覚の伝送、生体認証・セキュリティ、疲労・ストレス・感情の推定・定量化など、生体計測技術のニーズはますます拡大しています。リモートワーク普及・定着の向こう側にある未来では、仮想空間で行動・コミュニケーションするための仕組みや、メタバース空間の臨場感を高める計測・伝送・再現技術がさらに重要になると予想されます。
この調査は、今後も発展が期待されるホーム/パーソナル領域の生体計測技術について、企業・研究機関の技術開発や、電子部品などの要素技術の動向を広い視野で整理・俯瞰しました。また、巻末資料ではヘルスケア分野のマーケティング実務で頻繁に調べる各種統計資料を見やすくグラフ化しています。
目次
はじめに
調査概要
第1章 技術シーズ・要素技術の俯瞰と一覧
【1】 ヘルスケア分野IT・エレクトロニクス市場の全体像とホーム/パーソナル向け製品・サービス
【2】 計測カテゴリーと技術シーズのマッピング (掲載アイテム215 件のテーマ別マッピング)
【3】 掲載技術の一覧
第2章 慣性・圧力・磁気・距離センシング
【1】 大阪大学
【2】 産業技術総合研究所、愛知製鋼株式会社
【3】 シャープ株式会社、シャープ福山セミコンダクター株式会社
【4】 株式会社ジャパンディスプレイ
【5】 豊田合成株式会社
【6】 名古屋大学、東京都立産業技術研究センター
【7】 バンドー化学株式会社
【8】 横浜国立大学、TDK 株式会社
【9】 ローム株式会社
【10】 その他の研究開発・実証実験等(3件)
第3章 脈拍・心拍・心電・心音・呼吸・睡眠センシング
【1】 株式会社アイ・メデックス
【2】 エーアイシルク株式会社
【3】 AMI 株式会社
【4】 Google LLC
【5】 慶應義塾大学
【6】 慶應義塾大学、スタンフォード大学
【7】 株式会社コト
【8】 積水ハウス株式会社
【9】 東京大学
【10】 東京大学、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社
【11】 東洋紡株式会社
【12】 広島大学、株式会社デルタツーリング
【13】 ミツフジ株式会社
【14】 その他の研究開発・実証実験等(9件)
第4章 非接触操作・入力・空中映像センシング
【1】 株式会社アスカネット
【2】 アルプスアルパイン株式会社、宇都宮大学
【3】 株式会社IMUZAK
【4】 コーデンシ株式会社
【5】 シャープ株式会社
【6】 大日本印刷株式会社
【7】 日本カーバイド工業株式会社
【8】 日本航空電子工業株式会社
【9】 株式会社パリティ・イノベーションズ
【10】 三菱電機エンジニアリング株式会社
第5章 ウイルス・感染症センシング
【1】 アイリス株式会社
【2】 大阪大学
【3】 東海大学、豊橋技術科学大学、中部大学、株式会社デンソー
【4】 東京大学(1)
【5】 東京大学(2)
【6】 東北大学、株式会社島津製作所
【7】 ナノティス株式会社
【8】 PST 株式会社、神奈川県立保健福祉大学
【9】 ボールウェーブ株式会社、東北大学、豊田合成株式会社
【10】 北海道大学、NEC ソリューションイノベータ株式会社
【11】 量子科学技術研究開発機構、群馬大学
第6章 血糖値・血液成分・DNA・その他の検体センシング
【1】 アトナープ株式会社、古河電気工業株式会社
【2】 京都大学
【3】 群馬大学
【4】 産業技術総合研究所
【5】 住友ファーマ株式会社、Drawbridge Health, Inc.
【6】 東京工業大学、東北大学
【7】 東京大学
【8】 東京薬科大学、東海光学株式会社
【9】 東レ株式会社
【10】 メディカルフォトニクス株式会社
【11】 ライトタッチテクノロジー株式会社
【12】 その他の研究開発・実証実験等(5件)
第7章 味覚・嗅覚・呼気・汗センシング
【1】 AISSY 株式会社
【2】 株式会社アロマビット
【3】 株式会社Qception
【4】 株式会社グレースイメージング
【5】 住友化学株式会社、NanoScent Ltd
【6】 SCENTMATIC 株式会社
【7】 東京大学
【8】 東京大学、株式会社LucasLand
【9】 東京大学、九州大学、名古屋大学、パナソニックインダストリー株式会社
【10】 明治大学、キリンホールディングス株式会社
【11】 株式会社レボーン
第8章 脳活動・感情・ストレスセンシング
【1】 株式会社Empath
【2】 大阪大学
【3】 コニカミノルタ株式会社
【4】 株式会社CyberneX
【5】 東北大学
【6】 日本電気株式会社、九州大学
【7】 日本電信電話株式会社
【8】 PGV 株式会社
【9】 広島大学、Meiji Seika ファルマ株式会社、株式会社マクニカ
【10】 株式会社ファーストアセント
【11】 株式会社プロアシスト
【12】 三井化学株式会社、株式会社リトルソフトウェア
【13】 株式会社RevComm
【14】 その他の研究開発・実証実験等(10 件)
第9章 女性・美容・肌センシング
【1】 花王株式会社、株式会社Preferred Networks
【2】 株式会社コーセー
【3】 株式会社資生堂(1)
【4】 株式会社資生堂(2)
【5】 株式会社資生堂(3)
【6】 凸版印刷株式会社
【7】 日本メナード化粧品株式会社
【8】 株式会社ポーラ
【9】 メロディ・インターナショナル株式会社、株式会社島津製作所、京都大学、熊本大学
第10 章 動作・運動・スポーツ・リハビリセンシング
【1】 株式会社NTTSportict
【2】 コニカミノルタ株式会社
【3】 株式会社資生堂、株式会社ORPHE
【4】 ゼビオホールディングス株式会社、株式会社ラリーズ
【5】 株式会社ソシオネクスト
【6】 テイ・エス テック株式会社
【7】 電気通信大学
【8】 電気通信大学、フランス国立科学研究センター(CNRS)
【9】 東京工科大学、エーテンラボ株式会社
【10】 東京大学
【11】 東京大学、慶應義塾大学、豊橋技術科学大学
【12】 東北大学
【13】 東レエンジニアリング株式会社
【14】 凸版印刷株式会社
【15】 日本電気株式会社、帝京大学
【16】 株式会社ネクストシステム
【17】 富士通株式会社
【18】 株式会社メルティンMMI、住友ファーマ株式会社
【19】 理化学研究所
【20】 その他の研究開発・実証実験等(2件)
第11 章 認知症・介護予防・介護支援・高齢者見守りセンシング
【1】 株式会社アイ・ブレインサイエンス
【2】 株式会社Aikomi
【3】 SMK 株式会社
【4】 SMK 株式会社、国立循環器病研究センター
【5】 NOK 株式会社、日本メクトロン株式会社
【6】 花王株式会社
【7】 九州工業大学
【8】 京都大学、BonBon 株式会社
【9】 国立循環器病研究センター、東京電力パワーグリッド株式会社
【10】 国立長寿医療研究センター、株式会社日立製作所、マクセル株式会社
【11】 関彰商事株式会社、筑波大学
【12】 パナソニック株式会社
【13】 PST 株式会社、SOMPO ホールディングス株式会社、SOMPO ケア株式会社
【14】 ピクシーダストテクノロジーズ株式会社、塩野義製薬株式会社
【15】 富士通株式会社
【16】 株式会社FRONTEO
【17】 株式会社マッキャンヘルスケアワールドワイドジャパン、京都大学
【18】 株式会社マリスcreative design、九州工業大学、株式会社マクニカ
【19】 LIFEHUB 株式会社
【20】 その他の研究開発・実証実験等(12 件)
第12 章 VR・アバター・音・環境・温湿度センシング
【1】 avatarin 株式会社
【2】 アルプスアルパイン株式会社
【3】 株式会社NTT ドコモ
【4】 沖電気工業株式会社 KRYSTAL 株式会社
【5】 花王株式会社、株式会社Preferred Networks
【6】 京セラ株式会社
【7】 情報通信研究機構(NICT)、凸版印刷株式会社
【8】 パナソニック株式会社
【9】 株式会社バンダイナムコ研究所、株式会社ACES
【10】 フェアリーデバイセズ株式会社
【11】 株式会社マクニカ、株式会社エネコートテクノロジーズ
【12】 モーションリブ株式会社
【13】 その他の研究開発・実証実験等(6件)
第13 章 画像・視覚・生体認証・セキュリティ・車載生体センシング、その他
【1】 アルプスアルパイン株式会社(1)
【2】 アルプスアルパイン株式会社(2)
【3】 株式会社KDDI 総合研究所
【4】 住友理工株式会社
【5】 ソナス株式会社
【6】 ソニー株式会社、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
【7】 損害保険ジャパン株式会社、理化学研究所
【8】 大成建設株式会社
【9】 東北大学、株式会社仙台放送
【10】 日産自動車株式会社、北里大学
【11】 日本電気株式会社
【12】 日本電信電話株式会社
【13】 パナソニックコネクト株式会社
【14】 株式会社日立製作所
【15】 富士通株式会社
【16】 本田技研工業株式会社
【17】 メディホーム株式会社
【18】 その他の研究開発・実証実験等(15 件)
第14 章 保健・医療・介護分野 統計データ集
【1】 人口構造の今後の変化と社会の高齢化
(1) 人口構造の将来推計 (2015 年~2035 年)
(2) 人口構造の将来推計 (2015 年~2065 年)
(3) 年代別・人口構成比の将来推計
(4) 0~19 歳人口の将来推計
(5) 20~39 歳人口の将来推計
(6) 40~64 歳人口の将来推計
(7) 65 歳以上人口の将来推計
(8) 65~74 歳人口の将来推計
(9) 75 歳以上人口の将来推計
(10) 生まれ世代別・人口構造の将来推計
(11) 生まれ世代別・65 歳以上人口の将来推計
(12) 生まれ世代別・65~74 歳人口の将来推計
(13) 生まれ世代別・75 歳以上人口の将来推計
(14) 生まれ世代別・人口減少数の将来推計
(15) 認知症高齢者数の状況と将来推計
(16) 都道府県別・今後の人口変化と増減 (2020 年⇒2030 年)
(17) 都道府県別・2030 年の人口と増減 (2020 年⇒2030 年)
(18) 都道府県別・今後の40~64 歳人口の変化と増減 (2020 年⇒2030 年)
(19) 都道府県別・2030 年の40~64 歳人口と増減 (2020 年⇒2030 年)
(20) 都道府県別・今後の65 歳以上人口の変化と増減 (2020 年⇒2030 年)
(21) 都道府県別・2030 年の65 歳以上人口と高齢化率
(22) 都道府県別・今後の65~74 歳人口の変化と増減 (2020 年⇒2030 年)
(23) 都道府県別・2030 年の65~74 歳人口と増減 (2020 年⇒2030 年)
(24) 都道府県別・今後の75 歳以上人口の変化と増減 (2020 年⇒2030 年)
(25) 都道府県別・2030 年の75 歳以上人口と増減 (2020 年⇒2030 年)
(26) 都道府県の人口構造の将来推計
【2】 高齢世帯数の将来推計
(1) 高齢世帯数(独居・夫婦のみ)の動向と将来推計(1985~2040 年・5 年区間)
(2) 高齢世帯数の将来推計(2015~2025 年・1 年区間)
(3) 都道府県別・今後の65 歳以上単独世帯数の変化と増減 (2020 年⇒2030 年)
(4) 都道府県別・今後の65 歳以上夫婦のみ世帯数の変化と増減 (2020 年⇒2030 年)
(5) 都道府県別・今後の75 歳以上単独世帯数の変化と増減 (2020 年⇒2030 年)
(6) 都道府県別・今後の75 歳以上夫婦のみ世帯の変化と増減 (2020 年⇒2030 年)
(7) 都道府県の高齢世帯数の将来推計
【3】 社会保障給付費の将来推計
【4】 医療費の動向
(1) 国民医療費の動向
(2) 国民医療費の範囲
(3) 診療種類別・国民医療費の動向
(4) 年齢階級別・国民医療費の動向
(5) 傷病分類別・医科診療医療費の動向
(6) 傷病分類別・医科診療医療費における生活習慣病医療費の動向
(7) 傷病分類別・医科診療医療費の詳細 (2019 年)
(8) 都道府県別の国民医療費/一人あたり国民医療費 (2019 年)
【5】 医療施設数の動向
(1) 病院数の動向
(2) 一般診療所数の動向
(3) 歯科診療所数の動向
(4) 病床規模別・病院数の動向
(5) 病床数の動向
(6) 診療科目別・一般病院数の動向
(7) 診療科目別・一般診療所数の動向
(8) 都道府県別・病院数 (2020 年)
(9) 都道府県別・診療所・歯科診療所数 (2020 年)
(10) 都道府県別・病床数 (2020 年)
(11) 都道府県別・人口10 万人あたり病床数 (2020 年)
(12) 病院の患者数の動向
【6】 医師数・歯科医師数の動向
(1) 医師数の動向
(2) 歯科医師数の動向
(3) 医療施設に従事する医師数と主たる診療科 (2020 年)
(4) 施設・業務別の医師数・歯科医師数の動向
【7】 薬局の動向
(1) 薬局数の動向
(2) 薬剤師数の動向
(3) 施設・業務別の薬剤師数の動向
(4) 都道府県別・薬局数の動向
(5) 処方箋受取枚数と受取率の動向 (医薬分業率)
(6) 処方箋受取率と調剤点数の動向
【8】 介護保険サービスの利用者数・費用額の動向
(1) 介護保険制度のサービス体系
(2) 介護保険制度の要支援・要介護認定者数の動向
(3) 介護保険サービス受給者数の動向 (1 ヵ月あたり平均人数)
(4) 要支援・要介護度別・介護保険サービスの費用額の動向
(5) サービス区分別・介護保険サービスの費用額の動向
(6) 居宅サービスの費用額の動向
(7) 地域密着型サービスの費用額の動向
(8) 施設サービスの費用額の動向
【9】 介護保険サービスの事業所数・従事者数・利用者数の動向
(1) 訪問介護サービスの事業所数・利用者数・従事者数の動向
(2) 訪問入浴サービスの事業所数・利用者数・従事者数の動向
(3) 訪問看護サービスの事業所数・利用者数・従事者数の動向
(4) 通所介護サービスの事業所数・利用者数・従事者数の動向
(5) 通所リハビリテーションの事業所数・利用者数・従事者数の動向
(6) 短期入所生活介護の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(7) 短期入所療養介護の事業所数・利用者数の動向
(8) 特定施設入居者生活介護の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(9) 福祉用具貸与・販売の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(10) 居宅介護支援の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(11) 定期巡回・随時対応型訪問介護看護の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(12) 夜間対応型訪問介護の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(13) 地域密着型通所介護の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(14) 認知症対応型通所介護の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(15) 小規模多機能型居宅介護の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(16) 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(17) 地域密着型特定施設入居者生活介護の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(18) 複合型サービス(看護小規模多機能型居宅介護)の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(19) 地域密着型介護老人福祉施設の事業所数・在所者数・従事者数の動向
(20) 介護老人福祉施設(特養)の事業所数・在所者数・従事者数の動向
(21) 介護老人保健施設(老健)の事業所数・在所者数・従事者数の動向
(22) 介護療養型医療施設の事業所数・在院者数・従事者数の動向
(23) 介護予防支援(地域包括支援センター)の事業所数・利用者数・従事者数の動向
(24) 介護予防訪問入浴介護の事業所数・利用者数の動向
(25) 介護予防訪問看護ステーションの事業所数・利用者数の動向
(26) 介護予防通所リハビリテーションの事業所数・利用者数の動向
(27) 介護予防短期入所生活介護の事業所数・利用者数の動向
(28) 介護予防短期入所療養介護の事業所数・利用者数の動向
(29) 介護予防特定施設入居者生活介護の事業所数・利用者数の動向
(30) 介護予防福祉用具貸与の事業所数・利用者数の動向
(31) 介護予防認知症対応型通所介護の事業所数・利用者数の動向
(32) 介護予防小規模多機能型居宅介護の事業所数・利用者数の動向
(33) 介護予防認知症対応型共同生活介護の事業所数・利用者数の動向
(34)養護老人ホームの施設数・利用者数・従事者数の動向
(35)軽費老人ホームの施設数・利用者数・従事者数の動向
(36)有料老人ホームの施設数・利用者数・従事者数の動向
(37)サービス付き高齢者向け住宅の登録状況
(38) 介護保険サービス事業所の経営状況 (1 事業所あたり・1 ヵ月の平均)
【10】 世界の人口と高齢者数・高齢化率
(1) 世界人口の推計・予測(2020~2035 年)
(2) 世界の65 歳以上人口の推計・予測(2020~2035 年)
(3) 世界の75 歳以上人口の推計・予測(2020~2035 年)
(4) 世界の人口構造の推移(2020~2035 年)
(5) 世界の高齢化率の推計・予測(2020~2035 年)
【11】 世界のGDP の推計・予測
(1) 世界のGDP 予測(2017~2027 年)
(2) 地域・国別GDP シェアの変化(2022 年⇒2027 年)
(3) 地域・国別GDP 規模・高齢化率・高齢者人口 (2022 年)
(4) 地域・国別GDP 規模・高齢化率・高齢者人口 (2027 年)