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レポートナンバー 0000003639

<翻訳資料集>CLP規則(Regulation (EC) No 1272/2008)に対応した表示と包装の手引き(和訳)

株式会社情報機構

発刊日 2011/05/23

言語日本語

体裁A4/158ページ

ライセンス/価格158ページ

0000003639

A4版 20,900 円(税込)

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ポイント

4月8日発行の手引きが、日本語で読める!
見やすいカラー刷り
欧州は勿論、日本用ラベル作成にも応用できます!

レポート概要

原文(European Chemicals Agency, http://echa.europa.eu/ より) Guidance on Labelling and Packaging in accordance with Regulation (EC) No 1272/2008

 ● 全頁カラーで分かりやすい

 ● 最新版…4月8日に発行されたCLP手引きの翻訳版

 ● 欧州CLPの第二次ATP(2ndATP)に対応した包装・ラベルの手引き
   − 特に、2ndATPで緩和された絵表示サイズ規定の詳細

 ● 欧州CLP用のラベル作成の心強い手引き

 ● ラベル用のCLP(GHS)文言の選択方法の実例も含めた手引き

 ● 安心して、小さなスペースに収まるラベル文言が選択できる

 ● 国内用ラベル作成時にも使用できる新しい文言選択法の基準書

 ● 欧州・日本・アジア向けのグローバル対応GHSラベル作成の手引きにもなる

 欧州は2008年にGHS改訂2版をもとにしてCLP規則(EC規則 No 1272/2008)を制定し、従来の規則 を補足情報等として保ちつつ、主な基準と表示を国連GHSに置き換える施策を進めています。また、20011年3月にはGHSの進歩に追従すべくGHS改訂3版に対応した第二次の技術進歩への適用(2nd ATP)を発行しました。更に、欧州は2011年4月に2nd ATP に対応した表示に関する本手引きを発行しました。
この手引は、 1) 欧州独自の部分も含めた各ラベル表示要素の丁寧な解説
          2) 従来のDSD/DPDで蓄えた知見をもとにした注意書を論理的に選択する体系
を記載しており、文言選択の実例およびラベルの実例を豊富に盛り込んだ内容となっています。本手引は欧州特有の規定対応も含め、CLPラベル作成時の問題を解決するわかりやすい手引です。 特に、危険有害性区分毎に各注意書を「強く推奨」「推奨」「任意」「使用しない」と優先順位づけし、論理的に注意書きを選択する体系は新しく、スペースの限られたラベルに見合う適切な注意書きセットを作成できますので、欧州用ラベルに止まらず日本用GHSラベル等に応用できる内容です。

レポート詳細

翻訳者

山口 潤 先生

ご略歴
    1973年 東京大学薬学部製薬化学修士課程修了,富士フイルム(株)入社
            研究所にて高分子合成・感光材料開発に携わる
    1996年 東京本社 現環境品質マネジメント部に転勤
            化学物質管理、MSDS、環境配慮設計、LCA、グリーン調達等に携わる
    2009年 富士フイルムを定年退職

過去に携わった主な業界活動:
 ISO TC207 SC3 国内委員会委員(国際標準化組織の環境ラベルに関する1分野)
 グリーン調達調査共通化協議会 運営委員会委員 、JAMP 運営委員会委員
 IEC TC111 エクスパート(国際標準化組織の環境関係の1分野)
 化学物質管理、国内外MSDS関係のJIS作成委員(JIS Z 7250 等)     等

主な著書:
 グリーン調達の実務―電気・電子機器用部材のグリーン調達調査共通化指針(産業環境管理協会)
 GHS対応MSDS・ラベル実務早わかり(産業環境管理協会)

目次

1. 序
 1.1 誰が本文書を読むべきか?
 1.2 何が本文書に記載されているか?

2. 概要
 2.1 法的な背景
 2.2 CLP規則に基づいた表示と包装の対象範囲
 2.3 CLP規則に従った有害性ラベルの分類、表示および
   包装および更新に関するスケジュール

3. 表示と包装に対するCLP規則の主要な要求事項
 3.1 表示原則
 3.2 CLPハザードラベルの要素
 3.3 ラベル上の情報の位置
 3.4 CLP規則の表示規則に関する最初の経験
 3.5 物質および混合物の包装に関するCLP規則

4. CLP規則のラベル要素適用に関する規則
 4.1 供給者の連絡先詳細
 4.2 製品特定名等
 4.3 ハザード絵表示
 4.4 注意喚起語
 4.5 危険有害性情報
 4.6 注意書き
 4.7 危険有害性情報および注意書きのコード
 4.8 補足情報

5. CLP規則ハザードラベルのいくつかの側面に関する手引き
 5.1 CLPハザードラベルについて考慮すべき他の側面
 5.2 ラベルおよびラベル要素の大きさ
 5.3 ラベルと包装の要求免除
  5.3.1 折りたたみラベルやひもで結びつけられたタグもしくは
     外包材の使用
   5.3.1.1 折りたたみラベルとひもで結びつけられたタグ
   5.3.1.2 外包材
  5.3.2 特定のラベル要素の省略
   5.3.2.1 容量が125mlを超えない場合の免除
   5.3.2.2 特定のケースに対する免除
 5.4 CLP規則と輸送ラベル規則との相互関係

6. 例示ラベル
 6.1 供給および使用のためのある物質の単一言語ラベル
 6.2 供給および使用のためのある物質の、
   非義務的な補足情報を記載した多言語ラベル
 6.3 供給および使用のためのある混合物の、
   非義務的な補足情報の両方を記載した単一言語ラベル
 6.4 補足ハザードステートメントを含んだ供給および使用のための
   ある物質の単一言語ラベル
 6.5 義務的なおよび非義務的な両方の補足情報を含んだ供給および
   使用のためのある混合物の複数言語ラベル
 6.6 供給および使用のための折りたたみ冊子形式の
   植物保護製品用単一言語ラベル
 6.7 小さい、もしくは表示が困難な包材
  6.7.1 25ml瓶に入ったノルマルヘキサン
  6.7.2 25ml瓶に入った有害な固体物質
 6.8 単一包装材の供給および輸送のラベル
 6.9 組み合わせ包材に包まれた陸上運送されるある化学物質の表示
 6.10 陸上輸送される、単一包材に入った化学物質の表示

7. CLPハザードラベルの注意書き選定の手引き
 7.1 はじめに
 7.2 手引きへの取り組み
 7.3 選択表
  7.3.1 一般的注意書き
  7.3.2 物理化学的危険性
      火薬類 不安定火薬類
      火薬類 等級1.1
      火薬類 等級1.2
      火薬類 等級1.3
      火薬類 等級1.4
      火薬類 等級1.5
      可燃性/引火性ガス 区分1
      可燃性/引火性ガス 区分2
      可燃性/引火性エアゾール 区分1
      可燃性/引火性エアゾール 区分2
      支燃性/酸化性ガス 区分1
      高圧ガス 圧縮ガス
      高圧ガス 液化ガス
      高圧ガス 深冷液化ガス
      高圧ガス 溶解ガス
      引火性液体 区分1
      引火性液体 区分2
      引火性液体 区分3
      可燃性固体 区分1
      可燃性固体 区分2
      自己反応性化学品 タイプA
      自己反応性化学品 タイプB
      自己反応性化学品 タイプD
      自己反応性化学品 タイプC
      自己反応性化学品 タイプE
      自己反応性化学品 タイプF
      自然発火性液体 区分1
      自然発火性固体 区分1
      自己発熱性化学品 区分1
      自己発熱性化学品 区分2
      水反応可燃性化学品 区分1
      水反応可燃性化学品 区分2
      水反応可燃性化学品 区分3
      酸化性液体 区分1
      酸化性液体 区分2
      酸化性液体 区分3
      酸化性固体 区分1
      酸化性固体 区分2
      酸化性固体 区分3
      有機過酸化物 タイプA
      有機過酸化物 タイプB
      有機過酸化物 タイプC
      有機過酸化物 タイプD
      有機過酸化物 タイプE
      有機過酸化物 タイプF
      金属腐食性物質 区分1
   7.3.3 健康有害性
      急性毒性−経口 区分1
      急性毒性−経口 区分2
      急性毒性−経口 区分3
      急性毒性−経口 区分4
      急性毒性−経皮 区分1
      急性毒性−経皮 区分2
      急性毒性−経皮 区分3
      急性毒性−経皮 区分4
      急性毒性−吸入 区分1
      急性毒性−吸入 区分2
      急性毒性−吸入 区分3
      急性毒性−吸入 区分4
      皮膚腐食性/刺激性 区分1A
      皮膚腐食性/刺激性 区分1B
      皮膚腐食性/刺激性 区分1C
      皮膚腐食性/刺激性 区分2
      眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分1
      眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2 124
      感作性−呼吸器 区分1、1A、1B
      感作性−皮膚 区分1、1A、1B
      生殖細胞変異原性 区分1A
      生殖細胞変異原性 区分1B
      生殖細胞変異原性 区分2
      発がん性 区分1A
      発がん性 区分1B
      発がん性 区分2
      生殖毒性 区分1A
      生殖毒性 区分1B
      生殖毒性 区分2
      生殖毒性 授乳に対するまたは授乳を介した影響に関する追加区分
      特定標的臓器毒性(単回暴露) 区分1
      特定標的臓器毒性(単回暴露) 区分2
      特定標的臓器毒性(単回暴露) 区分3
      特定標的臓器毒性(反復暴露) 区分1
      特定標的臓器毒性(反復暴露) 区分2
      吸引性呼吸器有害性 区分1
   7.3.4 環境有害性
      水生環境有害性−急性毒性 区分1
      水生環境有害性−慢性毒性 区分1
      水生環境有害性−慢性毒性 区分2
      水生環境有害性−慢性毒性 区分3
      水生環境有害性−慢性毒性 区分4
      オゾン層有害性 区分1
  7.4. ラベル用の注意書き選定の例
   1.物理化学的および種々の健康有害性分類に指定された(仮想の)
    物質の例
   2.強い物理化学的および健康有害性分類に指定されたある物質
   (sodium peroxide;過酸化ナトリウム Na2O2, EC No 215-209-4)の例
   3. 物理化学的、健康のおよび環境の分類に指定されたある物質
    (dimethylzinc:ジメチル亜鉛, EC No 208-884-1) の例
   4. 消費者向けの(仮想の)混合物の例

   付録:用語
   付録:索引

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