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レポートナンバー 0000000493

がん治療の最前線

株式会社シード・プランニング

-がんワクチン開発の現状と展望-

発刊日 2006/05/08

言語日本語

体裁A4/180ページ

ライセンス/価格180ページ

0000000493

A4版 104,500 円(税込)

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ポイント

国内外の主要がんワクチン開発企業・国内研究者を探索
がんワクチンのハードルと解決への取り組みを明らかに
がんワクチンの今後の展望と適応患者数を分析

レポート概要

医学の進展によりがん治療は刻々と変化しています。低侵襲的外科手術法や新しい放射線療法、より効果の高い抗がん剤の登場やその組み合わせ療法の確立、第二世代ホルモン剤等の登場により治療の改善が進み、最近ではグリベック、リツキサン、ハーセプチン等の分子標的薬、抗体医薬の登場が、がん治療の世界に大きなインパクトを与えています。

※がんワクチンTOPICSはこちらをご覧下さい。
URL:http:///media/report/00493_topics.pdf

がんワクチンは、上記の外科的手術、放射線療法、化学療法に加え、第4の治療法として期待され開発が進められています。海外ではこれまでに150以上の臨床試験が行われ、現在11のがんワクチンがフェーズIIIまで進んでいます。その中にはビッグファーマと呼ばれる世界の大手製薬企業も参入を発表しているものもあります。日本においても、学会発表では20近い臨床研究が行われており、治験申請まで進むベンチャー企業も出てきました。

がんワクチンは、副作用が少ないと考えられることから、がん治療のベーシック療法として他の治療法との組み合わせで広く使用される可能性があり、5年、10年後にはがん治療の世界において一つのカテゴリーとして確立することが期待されています。

弊社では、がんワクチンの現状について整理し、最新の動向、及び将来展望について調査を実施致しました。がん治療に関わる企業の企画、研究開発に携わる方々の開発戦略策定に必携の1冊です。

レポート詳細

プレスリリース

本レポートはプレスリリースにも掲載されました。
詳細は以下のページをご覧下さい。

http://www.seedplanning.co.jp/press/2006/1017.html

調査対象

目次の項参照

調査方法

公開情報調査・面接調査(国内)

調査期間

2006年1月〜3月

調査項目

  • がんワクチンの内容
  • がんワクチンの使用法と市場性
  • がんワクチンの開発動向
  • がんワクチンの課題
  • がんワクチンの注目研究者、企業

目次

はじめに

I. 調査概要
  
II. 総括
  1. がんワクチンの現状と展望
    1. 1) がん治療の現状
    2. 2) がんワクチンへの期待
    3. 3) がんワクチンの展望
  2. 用語解説
    1. 1) がんワクチン
    2. 2) 免疫療法
    3. 3) がん治療

III. がんワクチンの現状と展望
  1. がんワクチンとは
    1. 1) がんに対する免疫機構
    2. 2) 免疫回避機構とがん発症
    3. 3) がんワクチンの作用機序
  2. がんワクチン開発までの道のり
    1. 1) 免疫療法におけるがんワクチンの位置づけ
    2. 2) 免疫療法の始まりとがんワクチンの登場まで
  3. がんワクチンの使用法と市場性
    1. 1) がんワクチンの使用法
    2. 2) がんワクチンのターゲットがん種
    3. 3) がんワクチンの市場性
    4. 4) がんワクチンの適応患者数
  4. がんワクチン開発に向けて
    1. 1) がんワクチンの検討項目
    2. 2) がん抗原の選択
    3. 3) がん抗原の形態の選択
    4. 4) アジュバントの検討
    5. 5) 投与法・投与場所と経路の検討
    6. 6) がんワクチンの製造について
    7. 7) がんワクチンの特許について
  5. がんワクチン開発のハードル
    1. 1) がんワクチンのボトルネック
    2. 2) 技術的ハードル-がん免疫回避機構の4つの課題と解決の方向性
    3. 3) 制度的ハードル-がんワクチンの治験に関する課題と取り組み

IV. がんワクチンの研究・開発動向
  1. 欧米の開発動向
    1. 1) 米国におけるがんワクチン開発
    2. 2) 欧米における主要ながんワクチンベンチャー企業とその開発状況(33社)
      1. Antigenics / Aphton / Argos Therapeutics / Biomira / Biovest International / BioVex / CancerVax / Cell Genesys / Cerus Corporation / Cytos Biotechnology / Dendreon / Favrille / Genitope / Geron / GlobeImmune / IDM Pharma / Immuno Vaccine Technologies / Innogenetics / LipoNova / MannKind Corporation / Medarex / MedImmune / MGI Pharma Biologic / Neogenix Oncology / Onyvax / Oxford BioMedica / Oxxon Therapeutics / Pepscan Systems / PowderMed / Progenis / Stressgen Biotechnologies / Therion Biologics / Vical
  2. 国内の開発動向
    1. 1) がんワクチン開発ベンチャー企業の登場
    2. 2) 厚生労働省認定の高度先進医療
    3. 3) がんワクチンの臨床研究
      1. 【ベンチャー企業】
        グリーンペプタイド/イミュノフロンティア
      2. 【臨床研究】
        テーラーメイド型ペプチドワクチンの開発(久留米大学) / 独自抗原デリバリーシステムを用いたがん抗原タンパク質がんワクチンの開発(三重大学) / がん抗原ペプチドを取り込ませた樹状細胞ワクチンの開発・高度先進医療認定(九州大学) / 樹状細胞ワクチンの腫瘍内投与による個別化免疫療法の開発(慶応義塾大学) / ライセートを取り込ませた樹状細胞ワクチンの開発(東京女子医科大学) / がん抗原ペプチドを取り込ませた樹状細胞ワクチンの開発(京都大学)

V. 面接調査の結果
  1. がんワクチンの使用法と市場性
    1. 1) がんワクチンの使用法
    2. 2) がんワクチンのターゲットがん種
    3. 3) がんワクチンの将来性
    4. 4) 製薬企業から見たがんワクチンの位置づけ
    5. 5) 米国との差
    6. 6) その他
  2. がんワクチン開発に向けて
    1. 1) がん抗原の選択
    2. 2) がん抗原の形態の選択
    3. 3) アジュバントの検討
    4. 4) 投与法/投与経路/投与間隔・期間
    5. 5) がんワクチンの製造について
    6. 6) がんワクチンの特許について
  3. がんワクチン開発のハードル
    1. 1) 技術的ハードル
    2. 2) がんワクチンの治験

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