レポートナンバー 0000000069
脳梗塞急性期の治療および再発予防の実態と新薬開発の方向性に関する調査
株式会社シード・プランニング
発刊日
2004/03/16
言語日本語
体裁A4/573ページ
ライセンス/価格573ページ
0000000069
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ポイント
脳梗塞急性期における治療法・治療薬の選択基準および評価を明らかにする
脳梗塞の再発予防における治療法・治療薬の選択基準および評価を明らかにする
今後の脳梗塞治療の方向性を明らかにする
レポート概要
脳梗塞は画像診断技術の進歩と新薬の開発によって現在緊急治療の対象となっており、 発症後より早期に治療を開始するほどよい治療効果が期待できます。最近の脳梗塞の治療は、急性期の治療と再発予防の治療に分類されており、発症後6時間以内の超急性期治療およびその後の早期における再発予防をめざし新薬の開発がなされています。その中で、脳梗塞の治療は治療を受ける施設によって診断から治療へのプロトコールが異なり、治療法の選択基準は必ずしも明確ではありません。
本調査では、外科と内科の領域における脳梗塞の治療実態を明らかにすることにより、 治療薬の選択基準および現状における治療の到達点を探索し、今後の治療の方向性を示すとともに新薬開発の一助となるデータを提供することを目的としています。
なお弊社では1998年に「脳梗塞急性期の治療の実態と新薬開発の方向性」の調査を実施しており、その結果もふまえて現状における治療実態を明らかにし、考察しています。
レポート詳細
調査対象
1. 主な対象治療薬および治験薬;
抗凝固薬、抗血小板薬、血栓溶解薬、脳保護薬など
2. 対象医師;
脳神経外科21名、神経内科19名 合計40名
【脳神経外科】
秋田県立脳血管研究センター、帝京大学医学部附属病院、聖隷三方原病院、岩手医科大学附属病院、NTT東日本 関東病院、長浜市立 長浜病院、筑波大学附属病院、杏林大学医学部付属病院、奈良県立医科大学附属病院、埼玉医科大学総合医療センター、武蔵野赤十字病院、和歌山医科大学附属病院、日本大学医学部附属板橋病院、千葉県救急医療センター、社会保険 小倉記念病院、東京慈恵会医科大学附属病院、加曽利病院、福岡大学筑紫病院、虎の門病院、関東労災病院、長崎大学医学部附属病院
【神経内科】
獨協医科大学病院、聖隷浜松病院、星ヶ丘厚生年金病院、慶應義塾大学医学部附属病院、静岡市立 静岡病院、島根大学医学部附属病院、東京女子医科大学附属病院、国立名古屋病院、国立病院九州医療センター、順天堂大学医学部附属病院、名古屋市立大学医学部附属病院、国立療養所 福岡東病院、市立 脳血管医療センター、音羽病院、熊本大学医学部附属病院、北里大学医学部大学病院、国立循環器病センター、東海大学医学部付属大磯病院、淀川キリスト教病院
調査方法
深層面接調査
調査項目
- 対象医療機関における患者数
超急性期、急性期、亜急性期別患者数
病型別診断基準と割合
:アテローム血栓性、ラクナ、心原性
- 診断基準
実施している検査
薬物療法開始基準
診断における問題点
診断から治療の対処マニュアル
- 治療薬の使用基準および評価
:超急性期、24〜72時間以内、1〜2週間以内、1ヵ月間以内
使用薬剤の投与対象
使用薬剤に期待する効果
投与スケジュール
使用薬剤の評価および問題点
- 治療薬の効果判定基準
臨床における効果判定基準
臨床試験における効果判定基準
- 今後期待される治療法および治療薬
目次
- <まとめ・分析編 目次>
調査概要
シード・プランニングの提案
医師調査結果分析
医師調査結果まとめ
I. 患者について
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- 脳梗塞急性期の病期別の患者
1) 超急性期、急性期、亜急性期の区分のための基準
2) 脳梗塞急性期の患者数
- 脳梗塞急性期の病型別の患者
1) 病型別の診断基準
2) 病型別の患者割合
3) 病型別の死亡率
4) 病型別の平均入院期間
- II. 脳梗塞急性期の診断・治療の流れについて
- 脳梗塞急性期に対する施設の対処マニュアルの有無
- III.. 診断について
- 診断基準としての検査実施状況
- 重要視する検査項目
- 検査別実施状況
- 薬物療法を開始する指標
- 診断における問題点
- IV.治療について
- 各薬剤の使用医師数(全体)
- 病期別各薬剤の使用医師数
1) 超急性期の各薬剤使用医師数
2) 発症後24〜72時間以内の各薬剤使用医師数
3) 発症後1〜2週間以内の各薬剤使用医師数
4) 発症後1ヵ月間以内の各薬剤使用医師数
- 薬剤ごとの使用病期
- 超急性期の治療法
1) 使用薬剤ごとの投与対象、位置付け
2) 使用薬剤ごとの投与スケジュール
- 発症後24〜72時間以内の治療法
1) 使用薬剤ごとの投与対象、位置付け
2) 使用薬剤ごとの投与スケジュール
- 発症後1〜2週間以内の治療
1) 使用薬剤ごとの投与対象、位置付け
2) 使用薬剤ごとの投与スケジュール
- 発症後1ヵ月間以内の治療
1) 使用薬剤ごとの投与対象、位置付け
2) 使用薬剤ごとの投与スケジュール
- 使用薬剤に期待する効果
- 出血性梗塞の予防のために使用している薬剤
- 脳浮腫に対して使用している薬剤
- V. 治療薬の評価について
- 使用薬剤の選択理由
- 使用薬剤の評価・問題点
- VI. 効果判定基準
- 臨床における効果判定基準
1) 臨床における効果判定の指標
2) 治療薬の投与の終了・中止の指標
3) 治療薬の効果判定における問題点
- 臨床試験における効果判定基準
1) 臨床試験における効果判定の指標
2) 臨床試験のエンドポイント
3) 国内の臨床試験における欧米のエンドポイント使用の妥当性
4) 超急性期・急性期の臨床試験に入るために必須と考えられるデータ
5) 国内の臨床試験における海外データの利用可能性
6) 超急性期・急性期の臨床試験の同意取得の方法
7) 医師の診療科における脳梗塞急性期の臨床試験被験者登録の可能症例数
8) 国内で大規模臨床試験を実施する場合の総症例数
9) 臨床試験における問題点
10) 国内で大規模臨床試験を実施する場合の問題点
- VII. 今後期待される治療法および治療薬
- 今後期待される作用機序・投与方法
1) 超急性期、急性期
2) 亜急性期
- 各作用機序に対する期待度
- 現在注目している治験薬
- 質問票
- <調査結果編 目次>
■個票データ
脳神経外科
神経内科
■診断・治療の流れ 個票データ
脳神経外科
神経内科
■施設の診断マニュアル
脳梗塞急性期に対する施設の対処マニュアル(入手分のみ)
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