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レポートナンバー 0000001005

分子イメージング市場の最新動向と診断技術としての将来展望

株式会社シード・プランニング

〜in vivoイメージングを機器・プローブの視点から〜

発刊日 2008/11/28

言語日本語

体裁A4/298ページ

ライセンス/価格298ページ

0000001005

A4版 198,000 円(税込)

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ポイント

診断のために研究開発されている分子イメージングについて、機器・分子プローブの両面から調査を実施 ⇒研究開発のトレンドや今後の方向性がわかります
技術開発動向や今後の展望、実用化された場合の疾病診断におけるインパクトを調査 ⇒市場や分子イメージングが医療に与える影響がわかります
全世界の企業動向・研究開発を調査 ⇒海外企業の動向や注力分野などがわかります

レポート概要

株式会社シード・プランニングでは2006年9月に発刊したレポート「分子イメージングを利用した医薬品開発の将来展望」、2007年5月に発刊したレポート「医用画像診断を利用した医薬品・医療用具開発の将来展望」において、PETやMRIなどを用いた分子イメージングが医薬品開発等に与えるインパクトを調査しました。上記から既に約2年が経過し、分子イメージング技術は急速に進展、バイオ分野において大きく注目されています。その中でも分子イメージングを疾患の診断技術として活用する研究が活発化しています。

分子イメージングを疾患の早期診断に利用するメリットとして、病理組織検査などに比べ非侵襲的であることがあります。今後、技術がさらに発達すれば疾患をより早期の段階で発見・治療できる患者が増え、QOL向上などに寄与すると考えられます。また生体内において分子レベルの挙動を調べることができるため、いままでの画像機器などではわからなかった疾病状態のより正確な診断も可能になることも考えられます。

今回の調査では、診断のために研究開発が進められている分子プローブやイメージング機器、解析技術などを対象とし、また研究を進めていくために重要な動物用のイメージング装置・プローブを調査し、分子イメージングを利用した診断技術が医療現場に与えるインパクトや課題、そして市場としての分子イメージングについて明らかにしました。

レポート詳細

プレスリリース

本レポートはプレスリリースにも掲載されました。
詳細は以下のページをご覧下さい。

http://www.seedplanning.co.jp/press/2009/2009012601.html

調査対象

  • 国内企業        15社
  • 海外企業        32社
  • 国内外の研究機関  多数
上記の内 ヒアリング調査 
  • 有識者 3名
    東北大学大学院 医学系研究科 谷内一彦 教授
    京都大学大学院 薬学系研究科 佐治英郎 教授
    放射線医学総合研究所 分子イメージング研究センター 青木 伊知男 チームリーダー
  • 分子イメージング機器関連企業 5社
    SII・ナノテクノロジー、シーメンス旭メディテック、島津製作所、住商ファーマインターナショナル、バリアン テクノロジーズ
  • 分子イメージングプローブ関連企業 3社
    日本メジフィジックス、バイエル薬品、富士フイルムRIファーマ

目次

調査概要
総合考察
  1. 分子イメージング関する国内企業と海外企業の提携・共同研究
  2. 調査結果のポイント
  3. 疾病診断を目的とした分子イメージングの利用場面【がん、アルツハイマー病】
第1章 分子イメージング技術の概要
  1. 蛍光(Fluorescence)と発光
    1. 1) 蛍光の原理
    2. 2) 蛍光観察の基本と応用
    3. 3) 臨床における蛍光イメージング
    4. 4) 発光の原理と利用状況
  2. PET(Positron Emission Tomography)
    1. 1) PETの原理
    2. 2) PET検査の方法
    3. 3) 診断現場におけるPET
  3. SPECT(Single-Photon Emission Computed Tomography)
    1. 1) SPECTの原理・構造
    2. 2) 診断現場におけるSPECT
  4. MRI(Magnetic Resonance Imaging)
    1. 1) MRIの原理・撮像方法
    2. 2) MRIを用いた特殊な撮像方法
    3. 3) MRIの機種と普及状況
  5. CT(Computed Tomography)
    1. 1) CTの原理と検査方法
    2. 2) CTの普及状況と今後の動向
  6. 超音波(Ultrasound)
    1. 1) 超音波の原理と臨床検査
    2. 2) 超音波検査の普及状況と今後の動向
第2章 分子プローブの研究開発動向
  1. 蛍光・発光プローブ
    1. 1) 研究用 蛍光試薬・プローブの概要と市場
    2. 2) 臨床における蛍光を利用した診断の現状
    3. 3) 臨床における蛍光プローブ(体内診断薬)の開発動向
    4. 4) 非臨床段階における蛍光プローブ(体内診断薬)の開発動向
    5. 5) 体内診断薬としての発光イメージング
  2. PETプローブ
    1. 1) 臨床現場で利用されているPETプローブ
    2. 2) 現在、企業により臨床開発が進められている新規PETプローブ
    3. 3) 現在、研究機関により研究が進められている新規PETプローブ
    4. 4) 新規PETプローブに必要な非臨床試験
    5. 5) 新規PETプローブに必要な臨床試験
  3. SPECT・シンチグラフィ用プロ−ブ
    1. 1) 臨床現場で利用されているSPECT・シンチグラフィ用プローブ
    2. 2) 企業により臨床開発が進められているSPECT・シンチグラフィ用プローブ
    3. 3) 非臨床試験・基礎研究が進められているSPECT・シンチグラフィ用プローブ
  4. MRIプローブ
    1. 1) MRI用造影剤(分子プローブ)の種類と販売状況
    2. 2) 現在、研究開発されているMRIプローブ
    3. 3) MRIプローブ開発の方向性
  5. 超音波診断用プローブ
    1. 1) 超音波検査用分子プローブの概要
    2. 2) マイクロバブルを利用した主な超音波造影剤
    3. 3) 新規超音波検査用分子プローブの開発状況と今後の方向性
  6. その他(マルチモダリティイメージング用プローブなど)
    1. 1) CT用造影剤
    2. 2) マルチモダリティイメージング用プローブの開発
  7. 分子イメージングのためのDDS技術
    1. 1) DDSの概要
    2. 2) DDSの種類
    3. 3) DDS技術を利用した分子プローブの開発例
  8. 分子プローブの研究開発の実際
    1. 1) 非臨床試験
    2. 2) 臨床試験
  9. 分子プローブ開発の課題と今後の方向性
第3章 分子イメージング用機器の研究開発動向
  1. 光イメージング診断機器
    1. 1) 新しい内視鏡機能の開発
    2. 2) 内視鏡以外の機器開発
  2. PET
    1. 1) 新規検出機器の開発
    2. 2) 部位別など新規PET機器の開発
  3. SPECT(ガンマカメラ)機器
    1. 1) 部位別など新規SPECT機器の開発
  4. MRI
    1. 1) 新しい機能を持つMRI
    2. 2) 部位別などMRI機器の開発
    3. 3) 超偏極MRI
  5. 超音波診断機器
    1. 1) マイクロバブルに適した超音波診断機器の開発
  6. マルチイメージング機器
    1. 1) PETと組み合わせた機器
    2. 2) その他の組み合わせによる機器・解析手法
  7. 画像処理・解析・表示技術などの解析
    1. 1) 画像解析システムの開発
    2. 2) 国内における主な画像解析ソフトウェアベンダー
  8. 分子イメージング用機器の課題と今後の方向性
第4章 分子イメージング研究における動物試験
  1. 動物用in vivoイメージング機器
    1. 1) 動物用蛍光・発光イメージング機器
    2. 2) 動物用PET
    3. 3) 動物用MRI
    4. 4) その他(動物用SPECT・ガンマカメラ機器・超音波・CTなど)
    5. 5) 動物用マルチイメージング機器
    6. 6) 国内における動物用in vivoイメージング機器の導入状況
  2. 動物用in vivoイメージング機器販売企業
    1. 1) エスアイアイ・ナノテクノロジー
    2. 2) 住商ファーマインターナショナル
    3. 3) シーメンス旭メディテック
    4. 4) 島津製作所
  3. 動物イメージング用分子プローブ、モデル動物
    1. 1) 動物イメージング用分子プローブ
    2. 2) イメージングを利用した研究用モデル動物
  4. 分子イメージングに関する動物試験受託企業
    1. 1) 試験受託企業の必要性と動向
    2. 2) 国内・海外における主な試験受託企業
  5. 分子イメージング研究における動物試験の課題と今後の方向性
第5章 国内における分子イメージング関連企業と研究機関
  1. 企業
    1. 1) 機器関連企業
    2. 2) 分子プローブ関連企業
  2. 研究機関
    1. 1) 公的研究機関
    2. 2) 大学
  3. 研究者ヒアリング結果
    1. 1) 京都大学大学院薬学系研究科 佐治 英郎教授
    2. 2) 東北大学大学院医学系研究科 谷内 一彦教授
    3. 3) 放射線医学総合研究所 青木伊知男チームリーダー
第6章 分子イメージングに関する海外企業
  1. 分子プローブ開発関連企業
    Acusphere(米国)、AMAG Pharmaceuticals(米国)、AGEN Biomedical(オーストラリア)、AION Diagnostics(オーストラリア)、Alseres Pharmaceuticals(米国)、Aposense(イスラエル)、Avid Radiopharmaceuticals(米国)、Cell>Point(米国)、EPIX Pharmaceuticals(米国)、 FluoroPharma(米国)、Guerbet(フランス)、Kereos(米国)、Lantheus Medical Imaging(米国)、Molecular Insight Pharmaceuticals(英国)、Photocure(ノルウェイ)、Targeson(米国)、WILEX (ドイツ)
  2. 分子プローブの製造・販売に関する大手企業
    Bracco Diagnostics Inc(イタリア)、IBA(ベルギー)、MDS Nordion(カナダ)
  3. 分子イメージング用機器開発企業
    Advanced Research Technologies(カナダ)、Gamma Medica-Ideas(米国)、Imaging Diagnostic Systems(米国)、Naviscan PET Systems(米国)、Spectrum Dynamics(米国)、UltraSPECT(イスラエル)
  4. 分子イメージング関連企業(動物試験受託、動物イメージング機器企業など)
    Lightools Research(米国)、MILabs(オランダ)、MIR Preclinical Services(米国)、NeuroPhysics(米国)、VisEn Medical(米国)、VisualSonics(カナダ)
第7章 分子イメージングに関する研究開発政策
分子イメージングに関するプロジェクト・個別研究課題の採択・実施状況
  1. 1) 厚生労働省
  2. 2) 文部科学省
  3. 3) 経済産業省
第8章 分子イメージング市場の現状と今後の展望
  1. 臨床診断における分子イメージング市場
    1. 1) 検診・スクリーニングを対象とした市場
    2. 2) 確定診断・モニタリングを対象とした市場
    3. 3) 対象患者数データ
    4. 4) バイオマーカーと連動した分子イメージング
  2. 分子プローブの市場
    1. 1) デリバリーによる放射性医薬品の市場
    2. 2) FDGの市場
    3. 3) 放射性医薬品の流通について
    4. 4) その他分子プローブの市場
  3. 動物試験を対象とした分子イメージング市場
    1. 1) イメージング機器
    2. 2) イメージングを利用した動物試験受託ビジネス
  4. 分子イメージング市場の現状と今後の方向性
    1. 1) 全体市場の現状と今後
    2. 2) 人材育成と研究推進

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