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レポートナンバー 0000000606

分子イメージングを利用した医薬品開発の将来展望

株式会社シード・プランニング

動物試験から初期臨床試験における分子イメージング/マイクロドーズ試験の重要性

発刊日 2006/09/08

言語日本語

体裁A4/200ページ

ライセンス/価格200ページ

0000000606

A4版 198,000 円(税込)

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ポイント

分子イメージングが医薬品開発にもたらすインパクトとは⇒医薬品開発の効率を大幅に改善させる可能性があります
マイクロドーズ試験の目的、試験の特長や課題は⇒海外製薬企業に続いて、国内製薬企業も試験実施に動き始めています
国内主要製薬企業15社にアンケート調査⇒分子イメージング・マイクロドーズ試験に対する考え方が分かります

レポート概要

欧米製薬企業では数年前より、分子イメージング技術を利用した研究開発が本格化しています。実験動物用機器から臨床用機器まで自社で導入し、PETやMRIなどの技術を動物試験や臨床試験に積極的に取り入れています。また分子イメージングはトランスレーショナルリサーチを効率的に進めるツールとして非常に重要な役割を果たすと考えられています。

分子イメージングを利用した動物試験により優れた候補化合物を作り出し、これを早期にヒトで評価を行い、POCの確認や最適候補化合物の選択に、フェーズ I 試験以前に超微量をヒトに単回投与するマイクロドーズ試験(MD試験)の有用性が注目されています。

MD試験は既に欧州医薬品庁(EMEA)、米国FDA(探索的INDの一部として)で採用されています。MD試験を行う場合に必要な毒性試験データは、通常のフェーズ I 試験を行うために必要なデータよりも簡略化したデータでよいため、今後MD試験の本格化が予想され、またMD試験の評価方法にPETを利用することが検討されています。

日本では2005年7月に文部科学省によるプロジェクト「分子イメージング研究プログラム」が始動、理化学研究所が中心となり創薬候補物質探索研究が始まっています。また経済産業省、厚生労働省も分子イメージングに関するプロジェクトを立ち上げています。2006年5月には日本分子イメージング学会が設立。分子イメージングは医学/薬学/工学/生物学など各分野で注目されています。

レポート詳細

プレスリリース

本レポートはプレスリリースにも掲載されました。
詳細は以下のページをご覧下さい。

http://www.seedplanning.co.jp/press/2006/1006_02.html

調査対象

五十音順 ※はヒアリング調査先

公的研究機関
大阪大学、※大阪市立大学、※岐阜大学、※京都大学、国立循環器病センター研究所、滋賀医科大学、※先端医療振興財団、先端医学薬学研究センター、東京大学、東北大学、福井大学、北海道大学、放射線医学総合研究所、横浜市立大学、理化学研究所

分子イメージング機器メーカー
※アロカ、※エスアイアイ・ナノテクノロジー、※オリンパス、※GEヘルスケアバイオサイエンス、※シーメンス旭メディテック、※東芝メディカルシステムズ、浜松ホトニクス、バリアンテクノロジーズジャパンリミテッド、ブルカー・バイオスピンなど

分子イメージング/マイクロドーズ試験関連企業
加速器分析研究所、※BioView、 ※ベイ・バイオ・イメージング、※マイクロン、※モレキュラーイメージングラボ、※レギュラトリーサイエンス研究所、Cerebricon、MIR Preclinical Services、Trial Form Support、Avid Radiopharmaceuticals、 Xceleron、Accium BioSciencesなど

製薬企業および製薬関連企業
※アステラス製薬、※第一製薬、※第一化学薬品、※ファイザーなど

国内主要製薬企業にアンケート調査
⇒今後利用したいイメージング技術、マイクロドーズ試験実施予定など

レポートで特に扱う技術/機器

PET、SPECT、CT、MRI、蛍光、AMS

※AMSはイメージング技術ではありませんが、マイクロドーズ試験を扱う上で重要な技術であるため、今回のレポートで扱っています。

目次

総合考察
  • 医薬品開発の各ステージにおける分子イメージングの役割
  • 分子イメージング/マイクロドーズ試験を利用した医薬品開発のロードマップ
  • 分子イメージング/マイクロドーズ試験が臨床開発にもたらすインパクト
  • 調査結果のポイント
  • 分子イメージング/マイクロドーズ試験に関する主要関連マップ

第1章 分子イメージングが注目を浴び始めた背景
  1. 分子イメージングとは
  2. 分子イメージングが医薬品開発に利用される背景
  3. 分子イメージング発展の歴史

第2章 分子イメージングに利用される技術/機器
  1. PET(Positron Emission Tomography)
  2. SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)
  3. MRI(Magnetic Resonance Imaging)
  4. X線CT(X-ray Computed Tomography)
  5. 蛍光(Fluorescence)
  6. その他のイメージング技術
  7. 国内で販売されている動物用PET/SPECT/CT/MRI 一覧
  8. 分子イメージングに関連する機器販売企業個票

第3章 分子イメージングを利用した医薬品開発
  1. 臨床における分子イメージング
  2. 前臨床における分子イメージング
  3. 国内製薬企業のイメージングを利用した動物試験に関するアンケート結果
  4. 分子イメージングを利用した医薬品開発の将来展望

第4章 分子イメージングに関する国内主要研究機関・大学
  1. 公的研究機関、大学、民間企業個票
  2. ヒアリング個票

第5章 分子イメージングに関するベンチャー企業
  1. ベンチャー企業一覧
  2. 国内のベンチャー企業
  3. 欧米のベンチャー企業

第6章 マイクロドーズ試験と分子イメージング
  1. マイクロドーズ試験について
  2. マイクロドーズ試験に関する国内/海外の動き
  3. 国内/海外におけるマイクロドーズ試験に関連する企業
  4. 国内製薬企業のマイクロドーズ試験実施に関するアンケート結果
  5. マイクロドーズ試験の課題
  6. マイクロドーズ試験の将来展望

第7章 分子イメージング/マイクロドーズ試験に関するトピックス
  1. 分子イメージング/マイクロドーズ試験に関する規制とガイドライン
  2. 国家プロジェクト
  3. 分子イメージングに関連する学会・工業会
  4. 分子イメージングに関する国内の研究者

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