今後の理想的な移動手段はマイカーが5割、リモートワーク経験者のうち85％は何かしらの困りごとあり、若年層ほど今までにない“クルマの空間活用”に対する意向が高い傾向に

調査概要

結果概要

■今後の理想的な移動手段はマイカーが5割

　今後の理想的な移動手段を尋ねたところ、通勤・通学時では「公共交通機関」が18.8%と依然として高い傾向となりましたが、　「マイカー」が54.7％と半数を超える結果となり非常に高い結果となりました。

　また用足しやレジャーなどの外出時においては「マイカー」需要が77.2%とさらに高くなりました。日常的に外出しなければならない状況において、マイカーの安心感は非常に価値が高くなり、クルマ移動へシフトする可能性を秘めていると考えられます。

■リモートワーク経験者のうち85％は何かしらの困りごとあり

　テレワーク経験者に、テレワーク中に困ったことを聞いたところ、「仕事とプライベートの切り分けが難しい(42.6％)」、「肩こり腰痛などの健康面に影響がある(27.7%)」、「家族・同居者の存在で仕事に集中できない(22.9%)」という結果となりました。困ったことがないのは少数(14.9%)で、なにかしらテレワークを行う上で困りごとが発生しています。

■若年層ほど、今までにない“クルマの空間活用”に対する意向が高い傾向に

　今後、マイカーで出来たらいいなと思うことを聞いてみたところ、若年層ほど、今までにない“クルマの空間活用”に対する意向が高い傾向が見られました。 Afterコロナ時代では、単なる移動手段としてではなく付加価値をつけてアピールすることが重要になってくるかと考えられます。

目次

1.調査概要
　 1-1.調査概要
　 1-2.性別／年代
　 1-3.家族構成／同居家族（本人含む）
　 1-4.居住地
　 1-5.職業（SA）, 職種（SA）
　 1-6.最も運転するクルマのボディタイプ／年式
　 1-7.運転頻度

2.コロナ流行後の人々の行動変化
　 2-1.コロナによるクルマ利用の変化
　 2-2.今後の行動意向
　 2-2-1.【全体】
　 2-2-2.【地域別】
　 2-2-3.【性別・年代別TOP2比較】
　 2-2-4.【自衛行動レベル別TOP2比較】
　 2-3.今後の理想的な移動手段
　 2-3-1. 【全体】
　 2-3-2. 【地域別比較】
　 2-4.今後の外出自粛意向

3.テレワークにおけるマイカーの可能性
　 3-1.テレワークの経験
　 3-2.テレワークで利用した場所
　 3-3.最もテレワークで利用した場所（SA）
　 3-4.テレワークで困ったこと
　 3-5.テレワークにおけるマイカーの可能性
　 3-6.今後住みたい場所／今後働きたいオフィスの場所

4.今後のマイカー活用意向
　 4-1.コロナ流行時のマイカー購入検討状況／今後のクルマの保有スタイル
　 4-2.マイカー購入中止理由【性別・年代別】
　 4-3.マイカー保有意向理由
　 4-3-1.【性別・年代別】
　 4-3-2.【地域別比較】
　 4-4.シェアカー保有意向理由【性別・年代別】
　 4-5.マイカー活用意向
　 4-5-1.【全体】
　 4-5-2.【性別・年代別TOP2比較】
　 4-5-3.【自衛行動レベル別TOP2比較】
　 4-6.具体的なエンタメ活用法【性別・年代別】
　 4-7.マイカー移動が増えた場合に乗りたいクルマ【性別・年代別】
　 4-8.マイカー車内ワークで利用したい装備・機能【性別・年代別】
　 4-9.作業スペースとして使いたい席／欲しい広さ

5.今後の人々の行動意向
　 5-1.今後の行動
　 5-1-1.【全体】
　 5-1-2.【地域別】

6.クラスター分析から見た調査結果
　 6-1.クラスター分析とは
　 6-2.Q23クラスター 構成比
　 6-3.今後の行動意向
　 6-4.テレワークで利用した場所
　 6-5.最もテレワークを利用した場所（SA）
　 6-6.テレワークで困ったこと
　 6-7.マイカー活用意向
　 6-8.マイカー移動が増えた場合に乗りたい車
　 6-9.マイカー車内ワークで利用したい装備・機能

7.With/Afterコロナ時代の自動車の新しい可能性とは
　7-1.まとめ