目次
序文 変革は熱狂とともに
《鈴木 淳一》
1.はじめに
2.誰がためのDX
3.グルーヴで生きる人々
第1編 基礎編
第1章 DXの目的 《鈴木 淳一》
1.はじめに
2.DX以前を振り返る
3.DXと企業態度
第2章 メタバースの展望と可能性 《細井 浩一》
1.はじめに
2.メタバースとその定義をめぐって
3.メタバースの相違(バリアント)
4.メタバースの利用モデルとしての文化資源アーカイブ
5.おわりに
第3章 ヒューマンデジタルツインの現状と課題 《多田 充徳/遠藤 維/丸山 翼》
1.はじめに
2.ヒューマンデジタルツインの要素技術
3.ヒューマンデジタルツインの応用事例
4.ヒューマンデジタルツインの課題
5.おわりに
第4章 デジタルマーケティングと個人情報保護法 《阿久津 透》
1.デジタルマーケティングと個人情報保護法の関係
2.個人情報とは
3.情報収集時の注意点
4.外部事業者との連携時の注意点
5.個人情報保護法におけるCookieの位置づけ
6.プライバシーポリシーのベストプラクティスとは
7.デジタルマーケティングに関するその他の法改正
第2編 応用・事例編
第1章 金融DX
第1節 デジタル化がもたらす銀行業界の変化と展望 《小早川 周司》
1.はじめに
2.つながるサービスへの期待
3.ユーザーの期待に応える相互運用性
4.相互運用性を最大限発揮する新興国
5.さらなる「つながり」を求めて
第2節 世界で検討が進むCBDCの動向 《宮川 真一/潮田 玲子》
1.はじめに
2.世界で初のCBDC,バハマの「サンドダラー」
3.アジア初,カンボジアの「バコン」
4.通貨同盟内で初,東カリブ通貨同盟の「DCash」
5.アフリカで初,ナイジェリアの「eナイラ」
6.CBDC 最新の発行国,ジャマイカ
7.実証実験対象地域を拡大する中国
8.「デジタルユーロ」で通貨主権の維持を目指す欧州
9.「U.S. CBDC」に慎重姿勢な米国
10.現金需要の根強い日本で「デジタル円」は必要か
11.まとめ
第3節 証券リテールビジネスのDX 《二上 季代司》
1.はじめに
2.顧客接点の拡張
3.AI による投資助言
4.セキュリティ・トークン
5.新たなビジネスモデル
6.おわりに
第4節 中国生命保険分野におけるインシュアテックの進展 《片山 ゆき》
1.中国におけるインシュアテックと医療サービス
2.ネット生保におけるプラットフォーマー系保険仲介企業のプレゼンス
3.Waterdrop(水滴)のポテンシャル
4.インシュアテックと業界の構造変化
第5節 企業間取引における決済手段の電子化
《古賀 元浩/武田 直之/池田 梓》
1.はじめに
2.手形・小切手機能の全面的な電子化
3.デジタルインボイスの活用を契機とした企業間取引の電子化・効率化
4.おわりに
第6節 eKYC浸透のポイントと課題 《加藤 愛》
1.eKYC とは
2.eKYC 活用における課題
3.eKYC 浸透のポイント
第7節 メタバース空間における金融サービスの今後の展望 《鈴木 雄大》
1.はじめに
2.メタバースとは
3.メタバースにおける金融サービス
4.メタバースにおける金融サービスの今後の展望
第8節 データを活用した企業評価の高度化 《山中 卓》
1.はじめに
2.データを活用した企業評価のこれまで
3.新たなデータを活用した企業評価の取り組み
4.展望―商流データを利用した企業評価の可能性
第9節 国内金融機関におけるサイバーセキュリティの論点 《田畑 直樹/前田 隼》
1.はじめに
2.金融機関を取り巻く環境の変化
3.国内金融機関におけるサイバーセキュリティの論点
4.おわりに
第10節 eKYCの導入事例 《保科 秀之》
1.はじめに
2.eKYC の導入事例
3.おわりに
第11節 自動車から取得するデータと事業利活用 《鈴木 健一》
1.はじめに
2.移動データの活用
3.自動車業界とデータ利活用
4.移動データの取得方法
5.おわりに
第12節 信用スコアリング 《深谷 直紀》
1.なぜ,いま信用スコアリングが注目されるのか
2.AIと信用スコアリング
3.信用スコアリングの変遷
4.日本における信用スコアリングの期待と課題
第13節 全自動の資産運用サービス「WealthNavi(ウェルスナビ)」
《牛山 史朗/牛島 裕亮/堀内 駿》
1.サービスの概要
2.サービス提供の背景と社会課題へのアプローチ
3.資産運用アルゴリズム
4.サービスの進展
5.今後の展望
第2章 不動産
第1節 不動産テックの進展と今後の動向 《南川 しのぶ》
1.不動産テックはブームか
2.これまでどのような業種が登場し,成長してきたか
3.ブームは今後どうなっていくか
4.不動産テックはBtoBとBtoCのどちらと親和性が高いか
5.老舗優位に見える情報提供ビジネスの今後
6.日本における不動産テックの成長要因と阻害要因
7.不動産テック企業の競合と住み分けへの期待
第2節 不動産DXで加速化するバリューシフトの波
- Web3関連テクノロジーによって不動産DXは新たなステージへ 《川戸 温志》
1.時代は「ハードからソフト・サービスへ」
2.不動産業界に押し寄せるバリューシフトの波
3.逆流することのない社会的背景
4.Web3関連テクノロジーによって不動産DXは新たなステージへ
5.NFT×デジタルツインで広がる次世代の不動産ビジネス
6.求められる構想力とプロデュース力
第3節 共同実証実験プロジェクト「XR HOUSE 北品川長屋1930」 《宮内 尊彰》
1.はじめに
2.プロジェクト体制
3.「XR HOUSE 北品川長屋 1930」のテーマ
4.実証実験の内容
5.今後の展開
第4節 AI不動産価格査定エンジンによる住宅市場の変革 《浅海 剛》
1.大きな情報格差が横たわる住宅売買市場
2.AI によって埋まった事業者と消費者の情報格差
3.“気軽さ”が生んだ住宅売買市場での新たな顧客体験
4.“気軽さ”がもたらすプラスの効果は“フェアで質の高い顧客体験”
5.AI査定サービスが生んだ新たな“マイナス”
6.AI査定サービスのマイナス面を解決するソリューションも登場
7.活発な競争が住宅売買市場を変えていく
第5節 相続手続きに関する現状と課題-DXの必要性 《塩原 優太》
1.はじめに
2.相続手続きを効率化する“そうぞくドットコム”
3.不動産の相続手続きを効率化する“そうぞくドットコム不動産”
4.相続で発生した銀行口座の払い戻し手続きを効率化“そうぞくドットコム預貯金”
5.高齢者層を中心に急成長-事業者とその先のエンドユーザーを見据えて
第6節 住宅ブランドコミュニケーションのデジタル革新を目指して-仮想空間上の
「ザ・パークハウスSUPER MODEL ROOM」に「デジタルツインの冨永愛」が入居
《中村 一成》
1.はじめに
2.新しいプロモーションに挑戦する背景
3.『ザ・パークハウス SUPERMODEL ROOM』誕生
4.技術的背景について
5.今後の展開について
第7節 人工知能による不動産の将来価値の推計 《巻口 成憲》
1.不動産の価値推計とは
2.Automated Valuation Model Analytics(AVM Analytics)
3.国内における不動産AVMプレイヤー
4.将来価値推計における技術的課題
5.まとめ
第3章 物流DX
第1節 戦略的DXで激変する未来の物流 《宮里 隆司》
1.国内DX事例で多数を占める課題は何か
2.業務の効率化だけでは環境変化に適応できない
3.近未来の物流を現実的手法で予測する
4.完全自動運転トラックは全国を1つの巨大な完全自動化倉庫にする
5.戦略的DXで激変する未来の物流環境にどう備えるか
第2節 デジタルピッキングシステムの進化 《西田 光男》
1.ピッキングシステムのはじまり
2.作業効率化の要因
3.表示装置を結ぶネットワーク技術
4.表示制御のためのアプリケーションソフトウェア
5.DPSからPPSへの進化
第3節 ラストワンマイル配車最適化 《花房 陵》
1.はじめに
2.宅配のはじまり
3.配車コースの最適化
4.送料無料の時代が来る
5.物流内製化が流通を制する
第4節 配送プラットフォーム「ハコベル」によるトラック配送業務の標準化、デジタル化
《渡辺 健太》
1.物流業界が抱える問題点
2.ハコベルのビジネスモデル
3.導入事例:(株)Mizkan Logitec
4.まとめ
第5節 アリババ菜鳥の物流デジタル化戦略 《李 雪》
1.はじめに
2.アリババ菜鳥の登場背景
3.菜鳥の設立とCSNの発足
4.「地網」の構築と物流デジタル化
5.「宅配,倉配,越境,農村,驛站」の5大戦略
6.物流の無人化とIoTへの取り組み
7.「一横両縦」戦略
8.おわりに
第6節 サプライチェーンマネジメントのデジタル化事例 《吉岡 禎史》
1.はじめに
2.新時代に求められるSCM のデジタル化
3.SCM-DX 事例(オムロンヘルスケア(株))
第4章 行政・自治体・公共
第1節 電子政府の変遷と政府におけるDXの意義 《本田 正美》
1.日本政府におけるDX
2.「自治体DX推進計画」に見る政府のDX 推進
3.電子政府政策におけるDXの位置づけ
4.「e -Japan戦略」から「i-Japan戦略2015」まで
5.「新たな情報通信技術戦略」から「世界最先端IT国家創造宣言」まで
6.「世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」へ
7.「デジタル・ガバメント実行計画」や「デジタル社会の実現に向けた重点計画」
におけるDX
8.電子政府政策の変遷と政府におけるDXの意義
第2節 borger.dkの衝撃ーデンマークのデジタル化の原動力 《柏村 祐》
1.borger.dkの登場
2.borger.dkで展開される多様な行政サービスメニュー
3.borger.dkを支えるIDやメールサービス
4.borger.dk が実現するデジタル社会
第3節 エストニアの電子政府 《和泉 順子》
1.はじめに―エストニア電子政府概要
2.エストニア電子行政サービス(Electronic Services)の現状
3.電子政府を支える基盤
4.エストニア電子政府の今後
5.まとめ
第4節 自治体DX支援プラットフォーム 《別府 幹雄》
1.自治体DX が進みにくい現状から
2.課題提起「業務量可視化なくしてDXなし」
3.業務可視化(全庁業務量調査)から見えてくるもの→EBPM:具体的施策の方向性
4.全庁業務量調査からの発展形(その他応用事例)
5.国の進める20業務システム標準化に向けて
第5節 デジタル時代の防災マップとAR活用 《株式会社キャドセンター》
1.はじめに
2.AR 表現による災害情報の伝え方
3.おわりに―防災DXの一環としての災害体験AR
第6節 不動産登記、商業登記に関する行政手続のデジタル化 《陰山 克典》
1.はじめに
2.登記関係業務の現在
3.完全オンライン申請の隘路
4.登記のオンライン申請の今後
5.相続登記の義務化とデジタル技術の活用
6.司法書士界としての課題
7.おわりに
第7節 新型コロナウイルスワクチン接種にかかるマイナンバーの活用
-市区町村業務におけるワクチン接種業務の課題と解決に向けた道のり 《宮森 健一朗》
1.新型コロナウイルスワクチン接種業務の概要
2.市区町村から見たワクチン接種業務
3.マイナンバー活用と新接種管理システムの構築
4.新接種管理システムの開発
5.市区町村業務から見た新ワクチン管理システム「VRS」の開発
6.VRS の運用
7.今後の自治体DX について
第8節 地方におけるDXとシェアリングエコノミー 《八釣 直己》
1.はじめに
2.地方から進むデジタル化
3.地域でのコミュニケーションの減少
4.吉野町の現状
5.吉野町でのDX
6.地方におけるシェアリングエコノミー
7.新たな共助の形への期待
第9節 水道事業のDX-AI×ビッグデータを活用した水道管路破損リスクの予測診断
《加藤 崇》
1.水道崩壊
2.水道管データ×環境ビッグデータ
3.DX-ギャップとの現状と実際
4.導入事例-兵庫県朝来市
5.DXの価値と意義
第10節 自治体DX推進に向けた地理空間情報サービス
《繁田 啓介/八代 健/森 拓也》
1.はじめに
2.都市DXに資する地理空間情報サービス
3.行政DXに資する地理空間情報サービス
第11節 下水道におけるDXの取り組みと事例 《大西 明和》
1.はじめに
2.下水道におけるDXの取り組み
3.下水道DXの取り組み事例
4.今後の展開
第12節 ビジネスイベントのDXにより地域活性化を支援する「TradingSquare」
《山本 昌弘》
1.ビジネスイベントのDXによる地域活性化
2.事例―Japanオンラインツーリズム商談会 in 広島 2022
3.バーチャル見本市サービスTradingSquare
第5章 農業・水産
第1節 地域農業のDX 《山城 満》
1.急速に進むスマート農業への取り組み
2.スマート農業の必要性
3.進化するスマート農業の技術
4.スマート化と農業の市場拡大
第2節 農業データ基盤「WAGRI」によるデータ活用 《安藤 隆朗》
1.農業データ基盤WAGRIとは
2.WAGRIの提供するAPIの例
3.民間企業による活用事例
4.まとめ
第3節 全国の生産者から食材や花などを直接購入できるオンライン直売所「食べチョク」
《秋元 里奈》
1.事業概要
2.サービス立ち上げの背景
3.食べチョクが行ってきた一次産業への貢献
4.今後の展望
第4節 画像認識 AIによる牛の分娩検知システム“牛わか” 《鍋西 久》
1.はじめに
2.画像認識技術による分娩兆候の検出
3.画像認識技術による分娩予測の可能性
4.画像認識AI技術を用いた「分娩検知システム(牛わか)」を開発・製品化
5.画像認識AI技術を用いた「分娩検知システム(牛わか)」の実証
6.分娩監視システムによる分娩兆候の検出
7.AIによる姿勢変更の分類精度,予測精度について
8.今後の取り組み
第5節 農業AIブレーン「e-kakashi」 《戸上 崇/山本 恭輔》
1.はじめに
2.「e-kakashi」の各種機能
3.活用事例
4.おわりに
第6節 北海道畑作における自動操舵トラクタの導入効果と可変施肥技術導入の取り組み
《辻 博之》
1.自動操舵の普及状況と効果
2.北海道における可変施肥技術の開発と導入
3.おわりに
第6章 流通・小売DX
第1節 進むコロナ禍のリテールDX 《植村 佳代》
1.デジタルとリアルの事業者が同じ土俵に
2.コロナ禍の海外のネットスーパー動向
3.デジタル化が小売業にもたらす4つの変化
4.2040年には売り場面積の約3割が余剰となるエリアも
第2節 メーカーによるDX戦略としてのDtoC-EC 《望月 智之》
1.はじめに
2.DtoC-EC の定義
3.DtoC-EC が期待される理由
4.EC モール活用の実態に見るDtoC-EC のポテンシャル
5.米国におけるDtoC-EC の動向
6.DtoC-EC の実施上のポイント
7.事 例
第3節 自社のDXの現在地が分かる「電通DX診断」 《三澤 茂太》
1.はじめに-DXにおける課題背景
2.顧客体験変革中心の「マーケティングDX」
3.企業での実施事例
4.まとめ
第4節 オンライン認証システムFIDO 《石川 竜雄》
1.パスワードを不要とする安心・安全なID 認証方式
2.パスワード認証の問題
3.FIDO認証の仕組み
4.FIDO認証に対する不正アクセスの可否
5.FIDO認証の種類
6.FIDOの普及とFIDOアライアンス
7.FIDO
8.FIDO認証を用いたサービス事例
9.FIDOアライアンスと今後のFIDO の利用拡大
10.FIDO認証まとめ
第5節 レジ無し店舗出店サービスCatch&Go®
《新原 友美/西郷 拓海》
1.サービスの概要
2.Catch & Go®の仕組み
3.今後の展望
第6節 CtoCサービスにおける価格・流通量の
変動を指数で可視化「メルカリ物価・数量指数」 《志和 あかね》
1.「メルカリ物価・数量指数」開発背景
2.「メルカリ物価・数量指数」とは
3.今 後
第7節 レコメンデーションシステムの全容 《トーマス・アクイナス・フォーリー》
1.なぜレコメンデーションが求められるのか
2.レコメンダーのタイプ
3.テクノロジー
4.課 題
5.パフォーマンス
6.提示方法
7.分 野
8.プライバシー
9.開 発
10.テスト
11.将 来
12.リスクとリターン
第8節 デジタルを活用した日本製品の海外展開方法(越境ECの3モデル) 《望月 智之》
1.はじめに
2.世界の小売市場規模とターゲットの国・地域
3.デジタルを活用した日本製品の展開方法-越境ECの3モデル
4.BtoBモデルの具体例
5.日本製品の海外展開において留意すべき点
第9節 サブスク型POSがDXを加速-飲食事業者への導入事例
《黒田 正治/津村 健策》
1.NECモバイルPOSとは
2.NECモバイルPOSの活用事例
3.今後のビジョン
第10節 小売業における自動発注・在庫最適化最新事例 《岡本 数彦》
1.はじめに
2.当社の取り組みおよびシステム概要
3.(株)東急ストアにおける事例
4.(株)ウオロクにおける事例
5.(株)ハローズにおける事例
6.おわりに
第11節 3Dアバター技術を活用した
「バーチャル試着ソリューション」への期待と創出される 《清末 太一郎》
1.3D アバターのアパレル業界における活用とバーチャル試着
2.アパレル業界の課題とバーチャル試着に期待される効果
3.VRC のバーチャル試着サービスとは
第7章 製造DX
第1節 生産現場から見たDX導入 《井川 玄》
1.プラント分野におけるデジタル化変革(DX)
2.プラントへのAI・IoT・デジタル技術の活用
3.センサフュージョンIoT 技術による「見える化」の実現
4.デジタルツインによるプラント・ライフサイクルでのDX 貢献
5.プラントデジタルツイン環境下でのロボティクス活用
6.将来のプラント操業の姿
第2節 生産設備の安定操業・保安力強化を支援するクラウド型バルブ解析診断サービス
-バルブの健全性診断をクラウドで実現する“Dx Valve Cloud Service” 《中瀬 博史》
1.はじめに
2.Dx Valve Cloud Serviceとは
3.Dx Valve Cloud Serviceによるバルブ診断
4.クラウドサービスのセキュリティ
5.バルブ診断事例
6.バルブ保全技能継承
7.今後の展望
8.おわりに
第3節 次世代の製品開発を支えるデジタルエンジニアリング
-MBD/MBEとデジタルツインの活用 《丸山 貴弘》
1.今日のデジタルエンジニアツール
2.MBDとは
3.MBD構築に必要なPMI
4.MBDからMBEへ向けて
5.まとめ
第4節 ものづくりDXの基礎となる3DAモデル流通,3Dデータ変換,設計品質自動検証
《相馬 淳人/塩崎 祐之》
1.製造業が陥りやすいデジタル化の罠
2.3DAモデル流通の重要性
3.3DAモデル流通を成功させるための鍵①データ変換
4.3DAモデル流通を成功させるための鍵②データ品質
5.データから知識・叡智へ―ものづくりDXの目指す先
第5節 プラントにおけるDX取り組み事例
《増田 恵/落合 孝之/入倉 基樹/三木 卓典/濡木 衡/古市 和也/加次 淳一郎/藤井 歩》
1.はじめに
2.プラントにおけるDX 取り組み事例
3.おわりに
第6節 製造DXを実現するHILLTOPが考えるDXの真の目的とは 《山本 勇輝》
1.はじめに
2.DX化による「時間の創出」
3.職人技のデータ化
4.生産システムの開発と運用
5.海外マーケットへの進出
6.AI導入と生産システムのサービス化
7.多様な人材が活躍できるステージを生み出す
第7節 食品製造業におけるAI画像判定とAI活用事例 《久保 恵一》
1.食品製造業を取り巻く環境
2.AI 画像判定とは―従来の画像判定との違い
3.AI 画像判定導入の流れ
4.AI 画像判定導入にあたっての留意事項
5.AI 画像判定サービス「MMEye」
6.「MMEye」の導入事例
7.「MMEye」の導入効果について
8.おわりに
第8節 食品製造におけるAIを用いたフードロス削減と自動化
《吾郷 友亮》
1.はじめに
2.食品工場における食品リサイクルの現状
3.食品工場で食品リサイクルが発生する理由
4.食品工場における自動化の現状
5.検査・検品の現状
6.鶏肉原料のAI自動検査
7.おわりに
第9節 金型製造業におけるDX
《大和杉 徹/柴田 竜一》
1.はじめに
2.金型製造現場が抱える問題点をDX で解決
3.Tebis社によるシステム導入支援
4.効率を向上させる仕組み
5.ProLeiSのアプリ
6.おわりに
第10節 デジタル動作解析による技能伝承システムの開発と実用化
《久保 祐貴/須賀 実/桑原 慎平/佐伯 千春》
1.はじめに
2.技能伝承の目指す姿と課題
3.技能伝承システムの概要
4.成 果
5.おわりに
第11節 デジタル技術活用によるフィルム生産プロセスの改善・現場力の向上
《花田 功治》
1.はじめに
2.当社の製造プロセスとその課題
3.事例紹介
4.おわりに
第12節 xR技術を用いたポンプ補器類・配管配置の確認 《對馬 広大》
1.はじめに
2.VRを用いた「接触干渉」技術
3.MRグラスを用いた配置確認
4.その他,周辺技術も含めたxR技術の活用事例
5.現場利用に向けた方策
6.おわりに
第13節 日本酒造りにおけるDX 《伊藤 亮》
1.はじめに
2.取り組み内容の紹介
3.同社におけるDXの特徴
4.清酒製造におけるDX とは何か
第8章 研究開発・教育DX
第1節 材料分野の開発現場におけるDXの現状と今後の展望 《新田 仁》
1.はじめに
2.材料開発DXの機運が高まった背景
3.材料開発におけるDXの類型と事例
4.DXの普及拡大に向けて
5.今後の展望
第2節 VR用高精細ディスプレイに求められる性能・特性および今後の展望
《原山 武志/渡邉 好浩/津吹 将志/汐見 直樹》
1.はじめに
2.VR-HMDの特徴とディスプレイへの要求
3.ディスプレイ技術
4.今後の展望
第3節 デジタルツインを駆使したハブユニット軸受の設計 《西澤 英雄》
1.はじめに
2.軌道輪の転がり寿命の予測の事例
3.揺動加締め部形状予測の事例
4.剛性予測の事例
5.Full-FEAの耐圧痕性予測への活用の事例
6.ハブフランジ部の疲労強度予測の事例
7.おわりに
第4節 ITベンダーから見る大学DXの現状と今後の展望 《三谷 章太郎》
1.はじめに
2.「大学DX」の分類について
3.大学現場の課題とニーズ
4.卒業生を対象とした収益構造の転換
5.人材創出こそDXの要点
6.おわりに
第5節 産業用VRシステムの活用事例 《東 聡志》
1.VR技術と産業用VR
2.産業用VRの活用事例
3.VRとDX
第6節 データ駆動型物質・材料探索の動向と事例
《緒明 佑哉/五十嵐 康彦》
1.はじめに
2.小規模データをもとにしたリチウムイオン二次電池有機電極活物質の探索
3.小規模データからの訓練データセットの作成と予測モデルの構築
4.予測モデルの精度検証と新規物質の探索
5.おわりに
第7節 軍艦島:reLiveする未来-∞への熱情- 《久遠 裕子》
1.デジタルミュージアム設立への軌跡
2.コンテンツ紹介
3.ミュージアムのアミューズメント性・エンターテインメント性
4.2023年,新デジタルコンテンツ
5.未来をreLiveする
第9章 医療・ヘルスケアDX
第1節 受給者から見た医療サービスへの評価と課題:人的付加価値とDXの意味
《真野 俊樹》
1.受給者からの評価の意味
2.医療の質への評価
3.受給者からの評価の変化
4.国際比較と日本
5.交換の意味
6.人的付加価値とDX の意味
7.調査の紹介
8.おわりに
第2節 医療等データ利活用と電子カルテ二次利用の課題 《村松 容子》
1.医療等情報の利活用の推進
2.電子カルテ普及・利活用の現状
3.次世代医療基盤法
4.医療等情報の利活用のさらなる推進に向けて
第3節 VRリハビリテーション:特性と臨床応用 《安田 和弘》
1.VR 技術の発展と導入
2.没入型VR 技術の活用
3.VR 空間内における介入技術の追求
4.今後の展望
第4節 KDDIにおける健康・医療領域のDX活用 《田口 健太》
1.はじめに
2.コロナ禍におけるヘルスケア領域の課題
3.KDDI の事業構想
4.2種類のアプリによる事業開発
5.ヘルスケア事業が目指す未来図
6.まとめ
第5節 北勢サテライト医療DX 《北川 覚也/佐久間 肇》
1.はじめに
2.PHR の活用
3.遠隔医療とAI 活用の推進
4.県全体のスマートホスピタル化
5.医療DX に関する教育の必要性
6.おわりに
第6節 化学データサイエンスおよび人工知能によるインシリコ創薬から自立型創薬へ
《湯田 浩太郎》
1.はじめに
2.データサイエンス(ケモメトリクス)とAIの関係
3.化学分野でのデータサイエンスとAI
4.化学分野でのデータサイエンスやAI(人工知能)の実行プロセス
5.創薬への適用(創薬研究の基本スタイル,創薬戦略,創薬戦術)
6.過去から現在における創薬アプローチの概観(戦略レベルと戦術レベル)
7.まとめ
第7節 創薬プラットフォーム「ibVIS®(アイビス)」 《中村 慎吾》
1.はじめに
2.当社のプラットフォーム技術とDX
3.当社のデジタル技術の利用,DXへの展開
4.当社DXの特徴
5.DXの効果
6.まとめと今後の課題
第10章 建設・土木・都市課題DX
第1節 シミズ・スマート・トンネル 《福田 毅》
1.シミズ・スマート・トンネル
2.ロボット施工生産システム
3.山岳高度施工管理システム
4.安全支援自動警報システム
5.今後の展望
6.おわりに
第2節 地中探査結果を搭載したICT建設機械の活用による
地下埋設物の保護「地中探査+ホルナビ」 《関口 伸吾》
1.はじめに
2.目 的
3.実証実験
4.まとめ
5.おわりに
第3節 立野ダム建設事業におけるインフラDXの推進 《弓削 琢郎/遠山 哲生》
1.はじめに
2.阿蘇にふさわしい風景の創出
3.遠隔立会の原則導入
4.異業種工事を統合したモデルによる設計照査の合理化・高度化
5.4D モデルなどを活用した工程管理
6.おわりに
第4節 鉄道工事でのBIM/CIMの活用事例 《三瓶 晃弘/竹市 八重子》
1.はじめに
2.BIM/CIM の取り組み事例
3.おわりに
第5節 ロボットでインフラのデジタルツインを実現するi-Con Walker技術 《山崎 文敬》
1.はじめに
2.BIM/CIM 双方向連動システムi-Con WalkerによるBIM/CIM自動更新
3.3Dスキャナとの連携による現実空間3次元点群データ取得
4.遠隔臨場システムGENBA-Remoteとの連携による遠隔モニタリング
5.拡張現実空間との組合せによる遠隔出来形確認 i-Con Avatar
第6節 設計段階における3Dモデルの活用と後工程へのデータ連携
《藤木 剛/太刀掛 正俊/田中 剛》
1.はじめに
2.設計段階における3Dモデルの活用
3.後工程へのデータ連携
4.おわりに
第7節 地すべり災害対応へのBIM/CIMの活用 《杉本 宏之》
1.はじめに
2.地すべり災害対応のBIM/CIM モデル
3.地すべり災害対応への活用
4.災害対応の将来像
第8節 ゼンリン3D地図データの整備方法と活用事例 《(株)ゼンリン 》
1.はじめに
2.「ゼンリン3D 地図データ」概要
3.「ゼンリン3D 地図データ」利用シーン
4.3D地図データオンライン提供サービス
5.企業が抱える課題と,当社が考える解決策
6.おわりに
第11章 エンターテインメント・スポーツDX
第1節 エンターテインメント・スポーツのDX 《鈴木 淳一》
1.Web3.0時代のエンターテインメントDX-出版・テレビ・ラジオ各社の取り組み
2.Web3.0時代のスポーツビジネスDX
第2節 メタバース空間におけるDXとAIが変革するゲーム開発技術 《倉林 修一》
1.はじめに
2.データパイプラインとイテレーション
3.自動デバッグAI による継続的デバッグ
4.エッジサイドAI によるスマートフォンの操作性改善
5.データ・ドリブンなキャラクター・アニメーション・システム
6.学習型擬似乱数生成器(Learned PRNG)
7.Slack と自然言語処理技術を活用した国際産学連携PBL(Project-Based Learning)
8.おわりに
第3節 スポーツ競技とAI 《清水 千弘》
1.スポーツ競技とデータ解析・AI
2.集団運動とデータ分析
3.集団運動の競技分析
4.競技スポーツとAI のこれから
第4節 ファンプラットフォームの変遷と事例 《小久保 知洋》
1.はじめに
2.日本のファンクラブの変遷
3.海外のクリエイターエコノミーの潮流
4.クリエイタービジネスの確立へ向けて
5.ファンプラットフォームのこれから
第5節 高速トラッキングシステムによるスポーツの計測と演出 《奥 寛雅》
1.はじめに
2.回転鏡による高速トラッキングシステム
3.DIC のスポーツ計測や演出への応用
4.おわりに
第6節 可能性の広がる空中ディスプレイ 《山本 裕紹》
1.はじめに
2.空中ディスプレイの概要
3.再帰反射による空中結像(AIRR)による空中ディスプレイ
4.社会実装に向けた取り組み
5.おわりに
第7節 空中タッチディスプレイAIRIA 《前田 有希》
1.はじめに
2.2面コーナーリフレクタアレイによる空中映像結像原理
3.空中タッチディスプレイAIRIA
4.おわりに
第8節 DXで変わりだした大学体育-現状と展望- 《北 徹朗》
1.はじめに:大学体育の特徴
2.大学の体育とは
3.コロナパンデミックが契機となった大学教育のデジタル化
4.ようやく動きだした大学体育のデジタル化
5.大学体育のデジタル化の事例①-ゴルフ-
6.大学体育のデジタル化の事例②-軟式野球-
7.大学体育のDX の展望
8.新しい大学体育の事例
第9節 音楽推薦システム 《後藤 真孝/佃 洸摂》
1.音楽のデジタル化と音楽推薦
2.音楽推薦システムの基本的な種類
3.コンテキストを考慮した音楽推薦システム
4.プレイリストの推薦・自動継続・自動生成
5.ユーザグループに対する音楽推薦システム
6.音楽推薦システムの未来
第10節 SDGsとトークンエコノミー
《藤井 隆嗣/流郷 俊彦/佐藤 基起》
1.SDGsの課題
2.実施概要
3.実施詳細
4.今後の課題
第11節 LIVE体験を創り出す5つのLATEGRA Engine 《山形 龍司》
1.LIVE 体験とDX―LIVE3.0 LIVE体験のアップデート考察―
2.5 つのEngine(機能)
第12節 欧州主要リーグICT の利活用動向 《張 怡》
1.はじめに
2.ドイツBundesliga におけるICT の利活用事例
3.スペインLaLiga におけるICT の利活用動向
4.イングランドPremium league におけるICT の利活用動向
5.おわりに
第13節 AIカメラ「Pixellot」によるスポーツ配信中継と今後の可能性
《川本 龍文/川崎 拓真》
1.はじめに
2.Pixellot カメラについて
3.セッティングに関して
4.実用例に関して
5.AI カメラの課題に関して
6.今後の可能性に関して
第14節 仮想空間での撮影をリアルタイムで実現する
インカメラVFXの機能を備えたバーチャルプロダクション 《芋川 淳一/東田 高典》
1.はじめに
2.なぜ「HIBINO」がバーチャルプロダクション事業に参入したか
3.最新の映像合成技術 「インカメラVFX」の優位性
4.国内をリードしインカメラVFXを提供する「Hibino VFX Studio」とその導入例
5.5社共同によるプロジェクト「メタバース プロダクション」スタート
第15節 プロ野球のチケット販売に導入されたダイナミック・プライシングに
関する分析―購入者側の視点から― 《郭 進》
1.背景・目的
2.アンケート調査の概要およびデータの記述統計
3.計量モデル
4.実証分析の結果および考察
5.まとめ
第12章 ビジネスDX
第1節 デジタルインボイスの導入と活用 《中村 元彦》
1.デジタルインボイスとは
2.デジタルインボイスの活用
第2節 価格曲線を需要曲線に統一―価格設定/アルゴリズムの基本的仕組み
《高橋 嘉尋》
1.ダイナミックプライシングとは
2.価格設定/監視アルゴリズムの基本的な仕組み
3.ダイナミックプライシングのアルゴリズム
4.価格設定/監視アルゴリズムの事業環境や競争環境に与える影響
第3節 LMSを活用したコンプライアンス業務 《一色 正彦》
1.eラーニングとLMS
2.LMSの機能
3.LMSを活用したコンプライアンス業務
4.重点部門の絞り込みと予防法務モデル
第4節 タレントマネジメントシステム「カオナビ」 《(株)カオナビ》
1.はじめに
2.「カオナビ」の概要
3.タレントマネジメントとは
4.タレントマネジメントシステムに求められる特性
5.存在感を増すタレントマネジメントの重要性