レポートナンバー 0000030248
衛星測位システム受信機総覧2021
株式会社シード・プランニング
〜測位衛星の測距/補強/調時信号受信機製品一覧〜
発刊日
2021/09/03
言語日本語
体裁A4/324ページ
ライセンス/価格324ページ
0000030248
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※詳しい利用範囲とご利用条件等はお問合せください。
ポイント
上市されている衛星測位の端末・受信機の概要、総覧資料
レポート概要
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高精度衛星測位サービス利用促進協議会(QBIC)では、衛星測位分野の標準規格を補完しつつ、新しい技術に対応するためQBIC規格を創設、当規格は2020年ISO/CDC24245として承認され、2021年委員会原案としてまとめられた。受信機の分類コードは本規格に従い記載。
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準天頂衛星の信号に対応した測位端末の種類・用途、現状上市されている受信機(チップ、モジュール製品など)の対応信号や用途、価格状況等がこの一冊でわかるよう集約。
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受信機の動向分析、その傾向を示すとともに、携帯電話等で利用が始まった2周波受信測位の話題の他、高精度測位の場合考慮すべき地殻変動による測位への影響を解説。
- 巻末に、準天頂衛星サービスの期待される利活用事例を参考として掲載。
現在、カーナビゲーションシステムを始めとして、測量、時刻管理、交通管制など様々な分野において、衛星測位システムは利用され我々の社会生活に欠かせないものになっています。衛星測位はGPSと言われるくらい GPS の名称は普及しているが、測位衛星はGPS以外に多くの種類があります。
測位衛星は地球全域を対象とするGNSS(Global Navigation Satellite System)と、地域を対象とするRNSS(Regional Navigation Satellite System)に分類され、前者は米国GPS、ロシアGLONASS、中国BeiDou、欧州Galileoであり、後者はインドNavic、日本QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)です。これら衛星の稼働総数は120機(上空20,000km以上)を超え、いつでも・どこでも測位できるMulti GNSS時代の到来と言えます。
日本の準天頂衛星(QZS)は、4機体制による運用を2018年11月から開始し、現在様々な分野で社会実装・検討が進められ、次は2023年の自律測位が可能となる7機体制の構築にむけ開発が進められています。信号認証や高精度測位の海外展開等、新たな機能も搭載される予定です。さらに将来は衛星測位と小型衛星コンストレーションとの組み合わせを視野に入れた開発課題への取り組みも動き始めています。
このような衛星測位による環境が整備される過程で、より衛星測位を利用しやすいように2017 年に受信機を纏めた初版を発刊しました。初版は、衛星測位受信機(受信チップ・モジュール含む)の情報を関係企業26社の協力を得て纏め発刊しました。その後、版を重ね今年2021年度版は41社の協力を得て発刊することができました。関係企業のご協力に感謝申し上げます。 初版時は(2017年1 月刊)、みちびき初号機1機のみの運用であり2018年11 月1日QZS4機運用開始に向け、利用実証をQZS初号機が日本上空に位置する限られた時間帯で検討していました。その後、CLASやSLAS以外に高精度測位としてRTKを利用した測位システム提供が携帯電話キャリアから始まり、高精度測位社会実現に向け加速してきています。最近では、除雪機の運転手アシストが今年度冬から知床峠で実運用が開始、農機については安全性を考慮した自動運転(操舵アシスト)の市場形成が動き始めている。さらに、自動車メーカが一部モデルにCLAS,SLASを搭載する動きもあり、今後、衛星測位の市場形成が顕在化し、受信機がより入手し易い価格、小型化が進むことが期待できます。
本レポートは、衛星測位チップ/モジュール/受信機(アンテナ含む)メーカ41社の協力を頂き、衛星測位システムへの取組みや今後の準天頂衛星に係る取組み、代表的製品について纏めた資料です。衛星測位分野でサービス提供等を検討されている企業様や団体・機関様など、受信機選定の際の一資料としてご活用いただけましたら幸いです。
レポート詳細
編集協力
一般財団法人 宇宙システム開発利用推進機構
掲載内容
第1章 測位衛星端末の全般概要
1 測位端末の分類について
(1) GNSSの受信機分類コード
(2) 分類コード・集計
2 衛星受信機一覧(参入企業の製品概要)
3 受信機動向について
(1) 受信機・価格について
4 準天頂衛星QZS信号利用について
(1) QZS L1C/A L1Sについて
(2) QZS L2C L5 L6(CLAS) について
5 高精度測位と地殻変動
6 新たな市場創造~国内外のトピック事項
(1) 海外のトピック
(2) 国内のトピックス
(3) 技術分野におけるトピック
7 準天頂衛星システム7機体制に向けた計画
8 準天頂衛星システム受信機の市場規模
(1) 準天頂衛星システムの市場概要
(2) 受信機システムの市場規模
(3) 準天頂衛星システムを利用した産業分野の経済効果
(4) 衛星測位システムの今後の展開・課題
第2章 個別企業・製品概要
【掲載企業は以下の41社】
1)㈱アカサカテック、 2)㈱アムテックス、
3)イネーブラー㈱、 4)STマイクロエレクトロニクス、
5)オロリア社、 6)㈱コア、 7)㈱コヴィア、
8)㈱光電製作所、 9)㈱小泉測機製作所、
10)小峰無線電機㈱、 11)ジオサーフ㈱、
12)ジャバドGNSS、 13)JRCモビリティ㈱、
14)スペースリンク㈱、 15)セイコーエプソン㈱、
16)セプテントリオ、 17)㈱センサコム、
18)ソニーセミコンダクタ―ソリューションズ㈱、
19)ソフトバンク㈱、 20)㈱ZMP、 21)東京航空計器㈱、
22)㈱トプコン、 23)TIアサヒ㈱、
24)㈱ニコン・トリンブル、 25)日立造船㈱、
26)古野電気㈱、 27)ビズステーション㈱、
28)㈱フォルテ、 29)ポジション㈱、 30)三菱電機㈱、
31)マゼランシステムズジャパン㈱、
32)㈱UniStrong、 33)ユーブロックスジャパン㈱、
34)ライカジオシステム㈱、 35)㈱ヨコオ、 36)日精㈱、
37)Allystar Technology、 38)Broadcom Limited、
39)SkyTraq Technology, Inc. 40)MediaTek Inc、
41)Qualcomm Inc
参考:
◇ISO/CDC 24245 Global Navigation Satellite System(GNSS) receiver class codes GNSS受信機の分類コード
◇高精度衛星測位サービス利用推進協議会QBICの活動紹介
◇衛星測位システム~準天頂衛星サービス・期待される利活用分野~
表紙画像
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