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レポートナンバー 0000033205

衛星測位システム受信機総覧2022

株式会社シード・プランニング

〜測位衛星の測距/補強/調時信号受信機製品一覧〜

発刊日 2022/10/12

言語日本語

体裁A4/293ページ

ライセンス/価格293ページ

0000033205

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ポイント

上市されている衛星測位の端末・受信機の概要、総覧資料

レポート概要

  • QBIC(高精度衛星測位サービス利用促進協議会)では、衛星測位分野の標準規格を補完しつつ、新しい技術に対応するためQBIC規格を創設。当規格は2020年ISO/DIS 24245として承認され、2022年委員会原案としてまとめられた。受信機の分類コードは本規格に従い記載。
  • 準天頂衛星の信号に対応した測位端末の種類・用途、現状上市されている受信機(チップ、モジュール製品など)の対応信号や用途、価格状況等がこの一冊でわかるよう集約。
  • 受信機の動向分析、その傾向を示すとともに、コード受信機SLASと搬送波受信機CLASの価格動向、準天頂衛星のQZSの信号利用等について整理。
  • 巻末に、準天頂衛星サービスの期待される利活用事例を参考として掲載。

現在、測量、時刻管理、交通管制、カーナビの他、LBS は新たに MaaS が加わり、様々な分野において、衛星測位システムは利用され、我々の社会生活に欠かせないものになっています。衛星測位は GPS と言われるくらい GPS の名称は普及しているが、測位衛星はGPS以外に多くの種類があります。測位衛星は地球全域を対象とするGNSS(Global Navigation Satellite System)と、地域を対象とする RNSS(Regional Navigation Satellite System)に分類されます。前者は、米国 GPS(Global Positioning System)、ロシア GLONASS(Global Navigation Satellite System)、中国 BeiDou、欧州 Galileo であり、後者はインド Navic(Navigation Indian Constellation)、日本 QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)で、稼働衛星の総数は120機(上空 20,000km 以上)を超え、いつでも・どこでも測位できるMulti GNSS時代の到来といえます。

日本の測位衛星である準天頂衛星(QZS)は、4機体制による運用を2018年11月から開始し、現在様々な分野でPoC(Proof of Concept)や社会実装が進められ、2024年持続測位が可能な7機体制構築にむけ開発が進められています。信号認証や高精度測位 MADOCA-PPP の海外展開など、新たな機能も登載される予定です。さらに将来は衛星測位と小型衛星コンストレーションとの組み合わせを視野に入れた開発課題への取り組みも動き始めています。

本資料は版を重ね6版目になります。発刊当初(第1版)は、みちびき初号機1機のみの運用時期で2018年11月1日QZS4機運用開始までの間は、QZS初号機が日本上空に位置する限られた時間帯で利用実証を行っていました。その後、高精度測位としてRTKを利用した測位システム提供が携帯電話キャリア等から始まり、高精度測位社会実現に向け加速してきました。最近では除雪機の運転手アシストが知床峠で実運用が開始され、また農機については安全性を考慮した自動運転(操舵アシスト)の市場形成が動き始めています。さらに、自動車メーカは一部機種にCLAS,SLASを搭載した新車の販売を開始しました。今後、利用分野拡大と受信機の利用数増加がますます加速すると予想されます。

第6版「衛星測位システム受信機総覧 2022」の発刊に際し、ご協力いただいた受信機企業各位に御礼申し上げます。本誌が衛星測位を組み入れた製品開発に際し、受信機選定等に活用されますと幸いです。

レポート詳細

編集協力

一般財団法人 宇宙システム開発利用推進機構

目次

はじめに

第1章 測位衛星端末の全般概要
 1.測位衛星端末の分類
 2.衛星受信機一覧(チップ・モジュール等主要参入企業製品)
 3.受信機動向について29
 4.準天頂衛星QZS 信号利用について
 5.準天頂衛星システム7機体制に向けた開発
 6.空間情報の品質(寄稿)
 7.GNSS の信号認証について(寄稿)
 8.新たな市場創造
 9.衛星測位システム利用の市場規模及び経済波及の市場

第2章 個別企業 製品概要
 【掲載企業:40社】
 01.(株)アカサカテック、 02.(株)アムテックス、
 03.イネーブラー(株)、 04.ST マイクロエレクトロニクス、
 05.オロリア、 06.(株)コア、 07.(株)小泉測機製作所、
 08.小峰無線電機(株)、 09.(株)光電製作所、 10.(株)コヴィア、
 11.ジオサーフ(株)、 12.ジャバッドGNSS、
 13.JRCモビリティ(株)、 14.セプテントリオ、
 15.(株)センサコム、 16.ソニーセミコンダクタソリューションズ(株)、
 17.ソフトバンク(株)、 18.(株)ZMP、 19.東京航空計器(株)、
 20.TI アサヒ(株)、 21.(株)トプコン、 22.日精(株)、
 23.(株)ニコン・トリンブル、 24.日立造船(株)、
 25.古野電気(株)、 26.パナソニック コネクト(株)、
 27.ビズステーション(株)、 28.(株)フォルテ、
 29.ポジション(株)、 30.マゼランシステムズジャパン(株)、
 31.三菱電機(株)、 32.(株)UniStrong、 33.u-Blox、
 34.(株)ヨコオ、 35.ライカジオシステムズ(株)、
 36. Allystar Technology Co.,Ltd、 37.Broadcom Inc.、
 38.SkyTraq Technology, Inc.、 39.MediaTek Inc
 40.Qualcomm,Inc

参考:
 ◇ISO/DIS 24245 Global Navigation Satellite System (GNSS) receiver class codes GNSS 受信機の分類コード
 ◇QBIC(高精度衛星測位サービス利用促進協議会)の活動紹介
 ◇各分野の主な利用実証・社会実装事例

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