世界中の市場調査レポートを販売!当社に無いレポートもお探しします。

レポートナンバー 0000000364

2004年版 腎臓病食品市場の実態と将来展望

株式会社シード・プランニング

発刊日 2004/10/29

言語日本語

体裁A4/85ページ

ライセンス/価格85ページ

0000000364

A4版 104,500 円(税込)

無料サンプル

ポイント

腎不全食事療法マーケットの市場規模と推移がわかる
腎不全対応食品セグメント別、商品別売上とメーカー別シェアの推計
「アンジオテンシンII受容体きっ抗剤」の腎不全食事療法への影響と今後の展望を予測する

レポート概要

2004年現在、最も注目を集めている特殊食品の市場は「高齢者食品」と「低たんぱく食品」です。新規参入メーカーも増え、大手から中小まで競合関係が激化し、次々と新商品が上市されています。

「低たんぱく食品」「腎不全食」マーケットは、医療の専門領域に近いため、学会の動向情報や最新の治療方法の知識が要求されます。そのため特殊なマーケットと見なされる傾向がありましたが、透析の患者数は約23万人、医療費も一兆円を超えるようになった現在、利用者の高まるニーズに伴い、認知度も高まっています。

生活習慣病の代表である糖尿病の増加は、糖尿病性腎症の増加も加速させ、潜在患者では糖尿病を原疾患とする腎不全が2/3を占めています。糖尿病性腎症から透析に入ると、4年で50%が死亡するというデータもあることから、透析導入を遅延させ、患者のQOLを向上させる意味でも、腎不全食に期待される役割は大きいものとなっています。

本レポートでは、腎不全の病態と治療、食事療法の現状、腎不全患者数、市場規模と商品別、メーカー別売上などを扱うとともに、今後の商品開発への提案や主要企業の動向と展望もまとめています。

腎不全食参入企業様および新規参入を希望される企業様に、新商品開発、営業、経営戦略など多方面でお役に立てていただければ幸いです。

レポート詳細

調査対象食品

<低たんぱく食品>・米飯・米粒・パン・麺類・おかず
<低リン・低カリウム食品> ・調味料・つゆ
<エネルギー補助食品>・濃厚流動食・菓子類・油・粉 など

調査対象企業

腎臓病食参入メーカー ・関連卸事業者

アボットジャパン 、いかるが 、H+Bライフサイエンス 、江崎グリコ 、オトコーポレーション 、キッセイ薬品工業 、木徳神糧 、キューピー 、クリニコ 、グンプン 、埼農 、三協製薬工業 、三和化学研究所 、昭和産業 、全国病院用食材卸売業協同組合 、テルモ 、日研化学 、日清サイエンス 、日本療食 、ハウス食品 、万有エー・エス・シー 、フードケア 、ヘルシーフード 、ホリカフーズ 、明治製菓 、明治乳業
全26社

調査方法

電話、訪問による企業ヒアリング、専門家ヒアリング、専門学会調査

調査時期

2004年5月〜2004年8月

目次

I.腎不全の病態と治療の現状
  1. 腎臓の役割・機能
  2. 慢性腎不全の病態ステージ
    (1) 慢性腎不全の定義
    (2) 慢性腎不全の原因疾患
    (3) 慢性腎不全の病期分類
    (4) 日本腎臓学会「生活指導・食事療法に関するガイドライン」
        による腎機能分類
    (5) 糖尿病性腎症の病態分類
        (1991年厚生省糖尿病調査研究班)
  3. 慢性腎不全の基本治療
  4. 慢性腎不全の食事療法
    (1) 保存期慢性腎不全食事療法の基本コンセプト
    (2) 保存期慢性腎不全の食事療法
    (3) 糖尿病性腎症の食事療法
    (4) 維持血液透析患者(週3回透析)の食事療法
    (5) 持続性携行型腹膜透析(CAPD)の食事療法
  5. 透析患者の医療費と今後の問題点
  6. 透析患者のリン摂取についての情報
  7. 腎不全に繁用される薬剤
    (1) 降圧剤
    (2) 糖尿病性腎症に効果が認められる薬剤
    (3) 降圧剤以外の薬剤

II.腎不全患者数
  1. 保存期慢性腎不全患者数と予備軍数の想定
    (1) 「UKPDスタディー」(英国)モデルによる
        保存期慢性腎不全患者数の推計
    (2) 日本透析医学会と厚生労働省糖尿病調査による
        保存期慢性腎不全患者予備軍数推計
    (3) 2002年度保存期慢性腎不全患者数と予備軍数のまとめ
    (4) 2002年度慢性腎不全ステージ別分布想定
        (糖尿病性腎症/慢性糸球体腎炎その他)
  2. 透析患者数の推移(1986年〜2003年)
  3. 透析患者の伸び率(総数、新規導入患者)
  4. 透析患者に占める糖尿病性腎症の割合(1995年〜2002年)
  5. 糖尿病患者数推計(2002年厚生労働省)

III.腎不全食事療法マーケット
  1. 低たんぱく食品市場規模推移
    (1998年〜2004年)
  2. 低たんぱく食品セグメント別売上規模
    (2003年メーカー出荷価格)
  3. 低たんぱくエネルギー補助食品種類別売上規模
    (2003年メーカー出荷価格)
  4. 低たんぱく食品売上上位メーカーと規模、シェア
    (2003年メーカー出荷価格)
  5. 低たんぱく食品セグメント別売上上位商品と規模
    (2003年メーカー出荷価格)
  6. メーカー別商品別売上推計一覧表
    (2003年メーカー出荷価格)
  7. 低たんぱく食品セグメント別商品別売上推計
    (2003年メーカー出荷価格)

IV.低たんぱく米飯(米粒)マーケット
  1. 低たんぱく米飯市場規模推移(1999年〜2004年)
  2. 銘柄別低たんぱく米飯売上食数とシェア(2003年度)
  3. 低たんぱく米飯チャネル別(病院給食/在宅個人)
    売上食数推計とシェア(2003年度)
  4. 低たんぱく米飯セグメント別売上金額推計
    (2003年度小売価格、出荷価格)
  5. 銘柄別低たんぱく米粒生産量(2001年〜2003年)と
    チャネル別(病院給食/在宅個人)シェア
  6. 低たんぱく米飯の利用患者推計(2003年度)
    (1) 病院給食利用患者数推計
    (2) 在宅個人利用患者推計
    (3) 総計
  7. 低たんぱく米飯・米粒の製造方法
  8. 低たんぱく米飯に望まれていること
    (1)低たんぱく米飯の比較
    (2)低たんぱく米飯の利用状況
    (3)低たんぱく米飯を選んだ理由
    (4)低たんぱく米飯に望むこと
  9. 低たんぱく米飯開発史年表

V.まとめと提案
  1. 腎不全食事療法実施患者数推計
  2. 腎不全食事療法の実態調査
  3. 「アンジオテンシンII受容体拮抗剤」の腎不全食事療法への影響
  4. 低たんぱく関連特殊食品開発のポイント
  5. 低たんぱく関連特殊食品プロモーションのポイント
  6. 腎不全食品メーカー競合関係の変化と展望
  7. 2004年現在の参入メーカー動向
  8. 治療用特殊食品会社の展望と課題
  9. 治療用特殊食品卸事業者の現状
  10. 低たんぱく食事療法の将来

VI.参考資料
  1. 日本の高齢者人口増加率
  2. 病院栄養士による外来栄養指導の内訳
  3. 腎臓病教室実施病院リスト

この商品のレポートナンバー

0000000364

このカテゴリのレポート

2003年版 高齢者・病者用食品市場総合分析調査

第2巻

流通事業者編

咀嚼嚥下補助食品・濃厚流動食品等高齢者用食品の流通調査

発刊日2003/09/01 価格 104,500 円(税込)

2003年版 高齢者・病者用食品市場総合分析調査

第1巻

食品企業編

咀嚼/嚥下補助食・濃厚流動食・糖尿病食・腎臓病食等疾患別食品市場動向

発刊日2003/03/07 価格 104,500 円(税込)

2004年版 高齢者・病者用食品市場総合分析調査

第3巻

病院・介護事業者における高齢者/病者用食品の購入実態とニーズ調査

濃厚流動食、咀嚼嚥下補助食、腎臓病対応食の購入、利用実態調査

発刊日2004/07/26 価格 104,500 円(税込)

2001年版 高齢者/病者用食品市場総合分析調査

第2巻

発刊日2001/08/15 価格 104,500 円(税込)

2001年版 高齢者/病者用食品市場総合分析調査

第1巻

発刊日2001/01/29 価格 104,500 円(税込)

在宅高齢者食品市場動向調査

発刊日2000/08/25 価格 422,400 円(税込)

2006年版 高齢者・病者用食品市場総合分析調査

発刊日2005/12/16 価格 104,500 円(税込)

医療機関向け機能性食品の受容性と今後の方向性

【上巻】

= サプリメント、特定保健用食品の今後 =

発刊日2006/10/10 価格 104,500 円(税込)

2007年版 機能性食品素材市場総合調査 ― メタボリックシンドローム編 ―

発刊日2007/07/18 価格 138,600 円(税込)

2007年版 機能性食品素材市場総合調査 ― アンチエイジング編 ―

発刊日2007/11/30 価格 138,600 円(税込)

2008年版 特定保健用食品・栄養機能食品・サプリメント市場総合分析調査

発刊日2007/12/25 価格 104,500 円(税込)

TOP